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「こんな最悪な状況 ”だからこそ”」 という発想法

639号2015/10/11更新

(今日のお話 2089文字/読了時間2分半)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は3件のアポイント。

そして、午後は新しい試みの、
「人材開発プロフェッショナルセミナー」の開催があり、
約50名の人事に関わる方にお集まりいただき、
意見交流も含め、非常に盛り上がりました。

参加者の方より、

「自社に足りないところがわかった」
「ただ研修を組むだけではいけないと気付いた」
「効果的な人材育成のための考え方がわかった」

など嬉しいお言葉もいただき、
私共もお役に立てた手ごたえを感じた時間でした。
(お越し頂いた皆様、ありがとうございました!)
■さて先日、私の若かりし頃、
一緒にルームシェアをしていた友人に会い、
面白いお話を聞きました。

友人は松澤君というのですが、
「東京別視点ガイド」という
”珍スポットを紹介する”というサイトを運営しています。

ふざけた内容かと思いきや、
月間100万PVを叩き出す相当な影響力のあるサイトで、
一度読めば、抱腹必須の強烈な内容です。

今日はそんな松澤君の話から、

「視点を変える」

という大切さについて、
気付きを共有したいと思います。

それでは、どうぞ。


■松澤君曰く、世の中には、
とんでもない居酒屋があるとのこと。

その中の一つが、
高円寺にある『ふるさと』という居酒屋。

あるブログに紹介されていますが、
かなりパンチの効いた居酒屋です。

入ってみると、居酒屋というより、
ばあちゃん家。

しかも途轍もない、
「ばあちゃんち感」が出ています。

例えば、

・入ると、和室でばあちゃん(店主)が寝ている。
 彼女を起こさないと、料理が出てこない。
・そもそも店が散らかっている。
 ばあちゃん曰く「片付ければ15名入る」。
 (逆に言えば、片付けないと入れない)
・机には、スーパーのチラシやら、
 ちょっと渇いたみかんやら、果てには、
 ばあちゃん(店主)の常備薬が置いてあったりする。
などなど。

他にもツッコミどころ満載です。

普通に考えれば、ありえない。

だから、
「そもそも店としての体を成していない!」
とか、怒るお客さんがいても、
おかしくないお店とも言えるわけです。


■しかし、ここからが面白い。

彼のサイトでは、

【こんなあり得ないお店“だからこそ”、面白いのだ】

というように紹介をしたわけです。

すると、どうでしょう。

そういわれてみると、

「確かにこんなに“ふるさと”っぽい居酒屋、他にない」
「普通じゃないから、だから面白い」
「ハンパじゃない宅飲み感がたまらない」

みたいなリアクションになり、
デメリットがメリットに変わって感じられた。

結果、口コミでお客が増えた、とのこと。

すなわち、

”「散らかっている」「ばあちゃんが寝ている」「雑」
 だから、レベルの低い居酒屋”

ではなく、

”「散らかっている」「ばあちゃんが寝ている」「雑」
  “だからこそ”、他にはない粋な面白さがある居酒屋”

という価値転換が起こった。

松澤氏のブログで、

「“見る視点”を変えて、面白く読者に伝えた」、

これだけで、同じ店が、
ただのヘンな店から、
急にレアで粋な面白いものに変わった。

そして、結果も変わったわけです。


■そして、ここで思いました。

このようなことは、
何も「ばあちゃんの居酒屋(ふるさと)」に限ったことではなく、
あらゆることに言えるのだろう、
と。

例えば、仕事に置き換えて考えてみます。

「こんな忙しい職場で働いて、やってられない。ブラックだ」

そう思っているとする。
でも、無理やりでも視点を変えることもできる。

「こんな忙しい職場“だからこそ”、自分のメンタルが鍛えられる。
 耐久力が付く。修行になる。ベンチャースピリットを学べる。」
など。

他にも、

「能力がないから、自分はダメなんだ」
と思っているとする。でも、視点を変えてみれば、

「能力がない。“だからこそ”、
 これから伸びる楽しみ、成長する喜びをたくさん感じられる」
とすることもできる。


■どちらも、ばあちゃんの居酒屋と同様、

「事実は同じ。でも、ただ見方を変えてみた」

ただそれだけの話なわけです。

そして、どう見るかは、その人次第。

「7つの習慣」において、
コヴィー博士がこんな言葉を言っています。

『私たちは、世界をあるがままに見ているのではない。
 私たちのあるがままに世界をみているのだ。』

私達はそれぞれのパラダイム(物の見方・考え方)を持っています。
しかし、必ずしもそれが正しいとは限りません。

また世間が言っているから、皆そう言っているから、
ということも、正しいとも限らない。

日本の当たり前も、
世界では当たり前ではなかったりする。

もしかしたら、”正解の考え”なんてものは、
ないのかもしれません。

だからこそ、
何か望ましくない状況があるとき、
良くないと思われる状況があったときには、

【敢えて、違った見方から捉えられないだろうか】

と、そんな思考法を試してみると、
世界がガラリと違って見えるのかもしれない、
そのように思う次第です。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。
【本日の名言】

事実は一つ、解釈は無限大。

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