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カマスの悲劇

635号2015/10/07更新

(今日のお話 1510文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。

先日は、大阪にてある自動車関連の販社の
部長職の方々を対象に「7つの習慣」研修でした。

2年半前からご縁が始まり、
時を経て、皆さまにお伝えする機会を頂き、
感慨深いものを感じつつ。

改めてご縁に感謝です。
■さて、本日のお話です。

先日の研修の冒頭に、
お世話になっている人材開発の本部長が紹介されたお話が、
非常に考えさせられる内容でした。

今日はそのお話をお借りして、
「視野を広げることの大切さ」について、
気付きを共有させて頂きます。

それでは、どうぞ。


■皆さまは、

「カマスの悲劇」

というお話を、ご存じでしょうか。

こんなお話です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

カマスは非常に頭のいい魚。

そして、水槽の中に一尾のカマスが泳いでいます。

そこに餌を入れてあげます。

カマスは餌に向かって泳いで、餌を食べることができます。

次に、中にガラスの仕切りを入れて、
カマスが餌を食べられないようにしてしまう。

カマスは餌を食べようと、何度もガラスにぶつかります。

しかし、ガラスがあります。

餌を手に入れられなくなったカマスは、
餌を食べることを諦めてしまうのです。

そして、このガラスの仕切りを取り除いた後でさえ、
もうカマスは”もう餌を食べられない”という思い込みで、
餌のところに泳いでいかなくなります。

そして、ついには餓えて死んでしまうのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


■というような内容。

既成概念にとらわれたり、
今の環境に慣れ切ってしまうことで
チャレンジを忘れる事に対する、
警鐘のようなお話ですね。

ちなみに、
この話には続きがあります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

では、どうしたら、
このカマスはもう一度餌は食べられることができるのか。

それは、

「何も知らない別のカマスを水槽に入れる」

ことをすればよい。

先入観を持たず、
バクバク餌を食べるカマスを見て、

「あっ、食べられないと思っていたけど食べられるのだ」

と元いたカマスは、
思い込みから解放される。

そうすると、また再び
餌を食べるようになります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


■さて、どうお感じになられたでしょうか。

私たちも、ついカマスのように、
何度かやってダメだったことは

「ムリ」、

と思いがちなこと、ありませんでしょうか。

また、

「他のカマス(周りの人)も餌を食べれてないから自分もムリだろう」
と思ってしまうこともあるでしょう。

でも、別のカマスが入ってきて、
一気に既成概念が壊されるようなこと、
往々にしてあると思うのです。

例えば、営業の場合。

1000万円売ることでヒイヒイいっているカマス達(普通の営業)の水槽に、
1億円普通に売れる別のカマス(スーパー営業)がやってくる。

すると
「あれ、1000万円でヒイヒイいっていたのに、
 1億円 普通に売るカマスがいる???」
となる。

「そういうこと、出来るんだ」
「そんな方法、アリなんだ」
と、今までの概念がガラリと変わる。

そうして急に全体がレベルアップする。

全部が全部とは言えませんが
そんなことだって、起りうるはず。


■・・・だからといって、
別のカマスが入ってくるのを待っていたら、
餓死してしまいます。

だから、私達が心がけるべきことは、

”カマスを待つ”

のではなく、

”カマスに会いに行く”

くらいの姿勢が大事だと思うのです。

私たちは、大なり小なり、
知らず知らずに既成概念にとらわれてしまいます。

そして放っておくと、
「カマスの悲劇状態」になってしまう。

だからこそ、もし継続的な成長を願うのであれば、
常に新しいカマスと会い続け、
既成概念を壊し続ける必要があると思うのです。


■幸いにも、私たちはカマスと違います。

自分の選択次第で、水槽の外に出ることができ、
他の水槽のカマス達に会うことができます。

例えば、

・研修などの機会に他企業の人と情報交換をする
・読書などで知見を広げる
・違う世代の人に意見を求める
・プライベートでも深い話を出来る関係を築く

などなど、工夫次第で
ガラスの板を取っ払ったり、
他の水槽を除くことだって、きっとできるはず。

そんなことを通じて、
自ら既成概念を壊し続け、

”自らの可能性を解放し続けられる習慣”

を身につけていきたいものですね。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。
【本日の名言】
障子を開けて見よ、外は広いぞ。

豊田佐吉

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