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大人は騒がない。でも...

680号2015/12/16更新

(今日のお話 1555文字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は3件のアポイント。
並びに夕方からは会社のクリスマスパーティー。

また早朝には、とある大手出版社様にて、
「英語で7つの習慣勉強会」があり、
そちらに参加してきました。

言葉が違うと、見え方も変わってきて
面白いものですね。



さて、早速ですが本日のお話です。

先日お客様ととある会話をしている中で、
人間関係において、

”相手を慮る(おもんばかる)こと”

の大切さについて、
ふと考えさせられたことがございました。

今日はそんな内容で、

「大人は騒がない。でも...」

というタイトルでお伝えさせて頂ければと思います。

それでは、どうぞ。
■当たり前の話ですが、

”相手が考えていること”って、

なかなかわからないものです。

例えば、職場でちょっとした様子の変化で、

「何かあったのかな?」

と何となく感じることがあっても、
”大人”な人の多くは、

もし何か胸につかえていることがあったとしても、
それをあからさまに表に出したりはしないもの。



このことを考えるにあたって、
「7つの習慣」のとあるエピソードを
ご紹介させてください。

著者のコヴィー博士が体験した出来事です。


”ある日曜日の朝、ニューヨークの地下鉄での出来事。

乗客は皆黙って座っていた。

新聞を読む人、物思いにふける人、
目を閉じて休んでいる人。

車内は静かで平和そのものだった。

そこに突然、一人の男性が子供達を連れて乗り込んできた。

子供たちは大声で騒ぎだし、
車内の平穏は一瞬にして破れた。

男性は私の隣に座り、目を閉じていた。

この状況に全く気付いていないようだ。

子供たちは大声で言い争い、物を投げ、
あげくに乗客の新聞まで奪い取るありさまだ。

迷惑この上ない子供たちの振る舞いに、
男性は何もしようとしない。

私はいら立ちを抑えようにも、抑えられなかった。

自分の子供の傍若無人ぶりを放っておき、
親として何の責任も取ろうとしない彼の態度が信じられなかった。

他の乗客たちもイライラしているようだった。”

 (後略)

というお話。

そしてこの話には続きがあります。

実は、この後、コヴィー博士とのやりとりで、

この子供たちの男性で、
子供たちの傍若無人ぶりを放っておいた男性が、

”つい1時間ほど妻、すなわち、
子供達の母親を亡くしていた”

という事実がわかるのです。

そんな状況で、男性がとった行動は、

決して泣きわめいたり、
子供たちのように騒ぎ立てるわけでもなく、

自分の気持ちを抑えるように、
「黙って目を閉じて座っていた」のです。


■冒頭に

”大人は騒がない”という話を、

お伝えいたしました。

思うのですが、多くの大人は、
地下鉄の男性のエピソードにあるように、

たとえ身内を亡くしたりと、

「胸が張り裂けるような辛さ」
「どうしたらよいかわからない気持ち」
「深くどうしようもない悲しみ」

を感じていたとしても、

それを周りがわかるように、
泣き叫んだり、騒いだり、
辛い辛いと声を出したりはしない。

ぐっと、こらえて、
何事もなかったように過ごそうとする。

特に仕事では、
大人だからこそ、その責任感から、

「周りに迷惑をかけてはいけない」

というような気持ちで、
張り裂けそうな辛さをこらえて頑張る。

そんなものではないだろうか、
と思うのです。


■だからこそ、周りにいる人は、

「普段と変わらないけど、
 何だかちょっと様子がおかしい」

と感じた時、

『声には出さないけれど、何かあるのかもしれない』

と、相手の状況を慮り、
察しようとすることが必要なのだと思います。

そんな姿勢が、誤解を生まない、
勝手に相手が「イヤなやつ」と決めつけない
予防線になります。

また、大切な人間関係を助け合い、
より良いものにする上で大事な事ではないだろうか、

その様に感じるのです。



【大人は騒がない。でも・・・何かあるかもしれない】

こんなスタンスで、
広い心で相手と接することを、
心がけたいものです。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。
【本日の名言】
発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。
新しい目で見ることなのだ。

マルセル・ブルースト

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