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「リベンジの神様」の教え

888号2016/07/17更新

■ おはようございます。紀藤です。
さて先日、とある本を読みました。
タイトルは、
『ツイてない僕を成功に導いた強運の神様』(著:早川勝)
というもの。

ダメで、運が悪く、
「ツイてない」が口癖の
”海野達彦”くんという主人公が、
”8人の変な神様”
との出会いにより、
ちょっとずつ運をつかむ方法を学んでいく、
人生に大切なエッセンスを、
自己啓発ファンタジー。

今日はその本の内容から、
「大事だよなあ」と思った内容を、
皆様にご共有させていただきたいと思います。

テーマは、

”「物わかりのよい寛大なアホ」にならない”。

それでは、どうぞ。
■ 自己啓発本には絶対的に含まれ、
外さないメッセージがあるものです。

例えば、

・自分から動く
・夢を持つ
・失敗をバネにする
・人との縁を大切にする
・諦めない
など。
この辺りは、
ものすごく重要かつ、本質なこと。
だからこそ、
あらゆる本において、
必ずと言っていいほど触れられます。

その中で、先述の
『ツイてない僕を成功に導いた強運の神様』(著:早川勝)
の中に、ちょっと変わった、
でも言われてみたら大事だよな、
と感じさせられた、
あるお話が紹介させられていました。

■ それは、こんな話でした。

主人公の海野くんは、
早起きの力を伝える「モーニングの神様」
失敗から学ぶ「ミステイクの神様」
期限を決める「リミットの神様」
との出会いにより、
少しずつ自分の運を向上させることに、
成功していきます。

そんな中、彼は、
『リベンジの神様』
なるものに出会うのです。

(以下、引用)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
剛田くん(海野くんの後輩=実は「リベンジの神様」)
「海野師匠は平和主義者ですもんね。優しすぎる」
海野
「いや、優しいわけじゃなくてさ、なんてゆうか、
 どうせ愚か者を相手にしたところで、時間と労力の無駄になるだけなんじゃないかと。
 そう思って、泣き寝入りばっかさ」

剛「で?人生いい事ありましたか?」
海「まあ、そうだなあ。元々、楽観的な性格だからなあ、僕は。
 攻撃的なやつからの妬みや嫌がらせには、
 事なかれ主義で対応してきたかもな」

剛「やっぱりね」
海「そのほうが『金持ち喧嘩せず』的っていうか、
 余裕のある人格者みたいでさ、かっこ良く見えるだろ?」

剛「だけどそれじゃ、悪い奴をつけあがらせるだけじゃないですか。
 違いますか?」
海「うん、まあ、そうだけどさ、、、」

剛「これからは、目の前の問題としっかり直面してください!」
海「直面? なんだかお前、今日は偉そうだな。
  弟子のくせして」

剛「いいですか! 『やられたら、やり返す! 百倍返しだ!』ですよ、師匠!」
海「何だそのキャッチフレーズは? ドラマの見過ぎじゃないのか」

剛「だって、運の師匠の場合は、
  『やられたら、ありがとう! グッ倍返しだ!』という風に、
  目の前の敵から逃げて、グッバイしちゃうわけでしょ。
  それがポジティブだと勘違いしていたんですよね?アホですね」
海「アホとはなんだよ」

剛「いや、すみません。だって師匠は、
  人間のクズにも感謝するってタイプでしょ。
  自己啓発書の読み過ぎなんですよ。
  感謝もいいけど、時と場合によるでしょ。
  悪人に感謝してどうするんですか? まったく」
(中略)

剛「海野師匠の最大の弱点は、
 『物わかりのいい寛大さ』なんですよ。
  思い返してみてください。
 『ニセポジティブ思考』が、どれだけ師匠の運気を下げたのか。
 放っておけば、謂れのない誹謗中傷や裏切り行為は、
 エスカレートしていくばかりだったはずです。
 人の良さに漬け込む行為は、邪悪なものにとっての常套手段なんですよ」

(『ツイてない僕を成功に導いた強運の神様』(著:早川勝)より引用)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

■、、、
このくだりを読んだ時に、
何となく「グサリ」とくる物を感じました。

Win-Winが大事、とか
今回の失敗も経験だった、とか、
嫌なやつだけどいいところもあるはず、
と、本当の気持ちに反して、
無理にポジティブぶって、
自分に言い聞かせていることは、ないだろうか。

本当は、誰かの理不尽な行動に対して、
悔しくて悔しくてしかなかったり、
腹が立って仕方がないのに、
「波風を立てたくない」
「敵を作りたくない」
「いい人だと思われたい」
という思いで、
自分の気持ちに蓋をしてしまう。

こんなこと、ありがちではないだろうか。

自分の胸に手を当てて、
そんなことを考えた時、

『物わかりのよい寛大なアホ』

に成り下がっていること、
私だけでなく、そのように感じられる方、
いるのではないか、
そんなことを思ったのです。

■ 「ポジティブ」と「戦わない」は、
イコールではない。

時には、波風を立てても、
・間違っていると思ったことは、
 間違っている、と主張する「勇気」を持つこと
・嫌だと思うことは、嫌だと主張する「勇気」を持つこと
・理不尽に対して、戦う「勇気」を持つこと
これらは、
自分が自分の人生を力強く生きるためにも、
必要不可欠なことである、
そんなことを気付かされました。

私自身、基本は温和で平和主義者ですが、
もし、自分の大切なこと、人を侵食されたとき、
攻撃された時は、正面から戦うべく、胸の内ポケットに、
「小さなドス(小刀)」
を持ちたいと感じています

と、いうわけで、
『物わかりのよい寛大なアホ』
に成り下がらぬよう、
時には牙を研いておくことが、
軸を持ち、自分で運命を切り開く上でも、
大切なことなのだろう、
そのように思った次第です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日も皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。


<編集後記>

ちなみに、この著者の早川さんは、
私の知人でもあるのですが、大変魅力的な方です。

実際のビジネスでも、
生保会社で20数年にわたり、
圧倒的なトップ成績を叩き出し続けた、
超一流のビジネスパーソンです。

そのエッセンスを本として10冊ほど出しており、
ベストセラーになっています。

今回の

ツイてない僕を成功に導いた強運の神様』(著:早川勝)

は、その10冊のエッセンスを、
1冊に凝縮し、読みやすくしたファンタジー小説。

学びとともに、気持ちのよい読了感が残ります。

きっと、生きるスタンスの上で
大切なことを学べるのではないかと思います。

よろしければ、ぜひ。
【本日の名言】
本音を言って衝突できるというのは、健全なことだ。
それは、われわれが進歩した証拠なのだ。
マハトマ・ガンディー

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