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武士道精神から学ぶ、インサイド・アウトの生き方

996号2016/11/05更新

(本日のお話/1929文字 読了時間2分半)
■こんばんは。紀藤です。

土曜日は朝から英語塾。

並びに、昼からは東京体育館にて、
テニスの壁打ちをひたすらしておりました。

その後、カフェにて、
”武士道”関連の本を読み、
まとめておりました。

昨日、『武士道』(著:新渡戸稲造)を読み終わったので、
今日は、『葉隠』を読み進めております。


さて、これらの本を読むにつれ、
”日本人の精神”、いわゆる

「謙虚であること」、
「感情をオープンにしない」、
「人前で泣かない、辛いと言わない」、

などのメンタリティ・美学が、
どこからやってきたのか、

そのルーツを知るようになりました。


今まで考えたこともなかったのですが、
その根源は「武士道精神」にあったのだなと、
ここ数週間で強く思うようになっています。

改めてですが、

『武士道』(著:新渡戸稲造)

本当に、オススメ。


日本に生きる日本人だからこそ、
ぜひぜひ読んでいただきたいです。



さて、というわけで、
しつこいようですが、今日も
『武士道』(著:新渡戸稲造)から引用したお話を、
一つご共有させていただきたいと思います。


テーマは、

「武士道精神から学ぶ、インサイド・アウトの生き方」。

それでは、どうぞ。
■『武士道』を読み終えた感想として、
私自身、強く思うことがあります。

それは、

「武士道精神は、日本人に根付いている」

ということ。


例えば、


「つまらないものですが」といったり、
「うちの愚息が」といったり、身内を諂う『礼』の姿勢。

「女性は家を守るもの」とされてきた、
日本で、普通である、伝統的であるとされてきた考え。
(女性活躍推進の考えに反しますが)

または、自分の心の内を、
無闇に見せることを良しとしないとする精神。
涙を見せることを「恥」とする精神。

など。

普通に、当たり前と考えている
(または考えられてきたこと)だからこそ、
疑問にも思いませんでした。


でも、どうやらそれは、先述の『武士道』で言われている、

・『礼』の精神
・『名誉』の精神
・『仁』の精神

がルーツにあるようだったのです。



■では、そんな武士道の精神は、
どのようにして今の私たちに受け継がれてきたのか。


これについて、新渡戸稲造氏は、
このように著書にて考えを、伝えています。


(以下、引用です)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

<武士道精神は、どのように大衆へと伝わっていったのか?>



武士道の徳目は、私たち日本人一般の水準より、はるかに高いものである。

だが、これまで私が見てきたものは、

山並みのようにそびえ立っている武士道の徳目の中の、

ひときわ秀でたほんのいくつかにすぎなかった。


太陽が昇るとき、最初にもっとも高い山々の頂を紅に染め、

やがて徐々にその光を中腹から下の谷間に投じていくように、

初め武士階級を照らしたこの武士道の道徳体系は、

時が経つにつれて、大衆の間にも多くの信奉者を引きつけていったのである。


民主主義は天性の貴公子をその指導者として育み、

貴族主義は民衆の中によき貴公子の精神を吹き込む。


「仲間に一人でも賢い者がいれば、みんな賢くなる。伝染力というものはそれほど速い」


エマソンがいったように、

美徳は悪徳に劣らず伝染する力を持っている。


どのような社会的身分や特権も、道徳の感化力を拒むことはできない。”



引用:『武士道』(著:新渡戸稲造)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



■そして、この話を読み、
改めて思ったのです。

それは、世の中には、

『人は感化される』

という原則がある、ということでした。


自分の周りの環境が厳しく、
なかなか変えられない状況だと、

「自分だけが頑張っても仕方ない」

と現状を諦めてしまうこと、
ままあるように思います。


確かに、周りが緩みきっていて、
規律も低く、なあなあな文化だったとすると、

その中で自分だけが、
自制心を働かせ、規律正しく行動することは、
非常に難しいことなのだと思います。



しかしながら、当時の武士道精神が、
大衆へと伝わっていったように、

『美徳は波紋のように拡がり、人を感化させる』

という原則があるのも、
また一つの事実。



■どちらの選択肢を選ぶのも自分次第。


「7つの習慣」でも、
”インサイド・アウト”(=内から外へ)Iという原則で、

「まず自分が動くことで、周りに影響を与えることができる」

という考え方を伝えています。

そして、これは
古今東西、あらゆる場所、あらゆる時代に働く原則であると、
お伝えしています。


過去の日本の歴史において、
「武士道の精神」が波紋の如く、
広がっていったことと同じように、

願わくば、今の時代を生きる私達も、
そんな良い影響を与える「士」となることができたら、
素晴らしいものです。


そのようなことを、
今のようなグローバルとか、不安定とか言われる世の中だからこそ、
大切にするべきなのだろうなと、考えた次第です。


最後までお読み頂き、ありがとうございます。
【本日の名言】
信ずるところに従って生きなさい。
そうすれば世界を変えることができます。

ヘンリー・デイヴィッド・ソロー

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