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「お手軽な教育」は効果が薄い

992号2016/11/01更新

(本日のお話/1447文字 読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は2件のアポイント。

ならびに、
夜は恒例の「サムライ塾」のメンバーと
次の課題である、

「売春問題は合法化すべきか?否か?」という

なかなか物議を醸し出しそうなテーマについて
夜23時までディスカッション。

調べていく内に、
自分の知らない事実が出てきて、
この分野において、見識が物凄く広がっております。



さて、本日のお話です。

話は変わりまして、
人材育成の問題について。

お客様とディスカッションさせていただくと、
ほとんどの場合、

「結局、研修をやりっぱなしじゃダメだ」

という話になります。

今日は

「よい教育には、手間暇を惜しんではならない」

というテーマで、
ある書籍より引用させていただきつつ、
学んだことをご共有させていただきたいと思います。

それでは、どうぞ。
■先日読んだ書籍『学力の経済学』(著:中室牧子)。

この中で、

”「子供に勉強をさせる」には
 親のどのような関わり方が、最も効果的か?”

という実験の結果について書かれていました。


子供が勉強をできた時間と、
”親の関わり方”の相関関係を調べたのです。


親の関わり方は、以下の4つの行動にしました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

1,勉強したか確認している

2,勉強を横について見ている

3,勉強する時間を決めて守らせている

4,勉強するように言っている

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



■さて、では、
どの行動がもっとも効果的、
そして効果的でなかったのでしょうか?


結論からすると、

まずこの中、一番
”効果がなかった”ものは、

『1,勉強したか確認している』

という行動でした。


すなわち、思いつき程度に
「勉強した?」と聞いても、あまり意味はない、
ということ。

すなわち、

「お手軽なものに効果はない」

ということになります。


逆に”効果があったもの”は、

『2,勉強を横について見ている』

『3,勉強する時間を決めて守らせている』

という、1,に比べて、
かなり介入が多い行動だったのでした。


(参考:『学力の経済学』(著:中室牧子))



■そして、この話を聞いて、
「人材育成も同じだよな」と改めて思ったのです。


もちろん、

相手が子供か、学校の生徒か、
それとも自分の部下か、によって、

対応が変わるのは当然だし、
社員は子供ではないので、
ある程度、自分で自立して学ぶべき、
これは当然の考えだと思います。


しかし、同時に人の心理として、


【誰かに積極的に介入されるから、やらざるを得なくなる】


という心理は、あるのではないだろうか、

そのように思うのです。



■ただ、週のミーティング、
たまにあった面談などで、
上司が部下に、

「最近どう?」
「頑張ってる?」
「普段はいわないけど、期待しているんだぞ」

などと思い出したように言ったとしても、
それは恐らく、お手軽な行動であり、
さほど、効果はない。

先述した親の

『1,勉強したか確認している』

と同じようなことなのでしょう


結局、

日々どれだけ対話を繰り返しているか、
その人を思い、自分の時間と労力を割き、
手間はかかるようだけど、介入しているかどうか、

このことが、

人を動かす原則の一つではないだろうか、

そのように思います。



■企業の人材育成も、

「研修やって、ハイ終わり」

ではいけません。

その後、多少手間がかかっても
寄り添うように、後押しをしてあげたり、
そばで誰かが見てあげるような施策を立てる、

これらのことを真剣に、
考え続けることが重要なのだろう、

そのように思う次第です。


最後までお読み頂き、ありがとうございます。
本日も皆さまにとって素晴らしい1日になりますように。
【本日の名言】
深い思いやりからでる
感謝の言葉をふりまきながら日々を過ごす。
これが友を作り、人を動かす秘訣である。

デール・カーネギー

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