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「プロフェッショナル論」の誤解

965号2016/10/05更新

(本日のお話/2075文字 読了時間2分半)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は4件のアポイント。
今後開催する営業研修の打合せなど。

ちなみに、あまり知られていませんが、
フランクリン・コヴィーは営業研修も得意としています。

米国のトレーニング・インダストリー社にて、
3年連続で金賞という評価をされた

『ヘルピング・クライアンツ・サクシード』

などは、手前味噌ながら、かなり秀逸。


私も営業で、かつ
ユーザーの一人ですが、
このトレーニングを受けてから、
以前より、売れるようになりました。
(まだまだ道半ばですが)


あまり詳しいことはしつこいので言いません。

ご興味がある方は、よろしければぜひ!



さて、本日のお話です。

先日、『人は、誰もが「多重人格」』(著:田坂広志)
という本をご紹介いたしました。

本日もその内容から気付きを
皆様にご共有させていただきたいと思います。

テーマは、

「プロフェッショナル論の誤解」。


それでは、どうぞ。
■「プロ」というと、何となく、

”一芸に秀でた人”

というイメージがあるようです。


巷のビジネス書でも

「トップセールスが必ずやっている3つの技法」
「デキる人のプレゼン力」
「スゴイ上司は叱り方が上手い」

みたいな「個別の技」に触れた内容をしばしば目にするのも、
もしかすると、「プロフェッショナル論の誤解」、
すなわち、

”プロはある特定の技術を磨けばいい”

という発想にあるのではないか、
そのように思います。


先述の著書、
『人は、誰もが「多重人格」』(著:田坂広志)にて
以下のような話が紹介されていました。

以下、一部引用いたします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「プロフェッショナル論の誤解」


一流のプロフェッショナルは、
一つ二つの技で、その高度な力を
発揮しているわけではないのです。


一流のプロフェッショナルは、
”様々な「技」の、全体バランスによって力を発揮している”のです。

例えば、優れたプレゼンテーションを行うプロフェッショナルは、
ただ「話が上手い」という「技」だけで成功しているわけではないのです。

「話が上手い」だけでなく、「聴衆の気持ちを読む」という「技」、
「言葉を超えて身振り手振りで伝える」という「技」、
「スライドで効果的に言葉を伝える」という「技」など、
様々な「技」の組み合わせと全体バランスで成功しているのです。


『人は、誰もが「多重人格」』(著:田坂広志)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



■これは、比較的、
想像し易い話ではないでしょうか。


確かにプロの生み出す結果とは、
一つの特定の「技」ではない。

その『総合力』によって、

”プロの一流のプレゼンテーション”

が生みだされています。


すなわち、プロフェッショナルは、
『「技」の組み合わせと全体バランス』
である、ということ。



■そして、この話を、
少し視野を広げて考えると、

「人としての魅力」

も、このような

『「組み合わせ」と「バランス」』

で出来ているのではないか、

そのように思ったのです。


例えば、先述の著者の田坂氏は、

”「優れた経営者や起業家」は様々な「人格」がある”

と言い、こんなエピソードを紹介していました。


彼が、あるコンサルティングファームの専務の
”かばん持ち”として一日随行したときのこと。

すると、わずかな時間を共にする中で、
その一人の専務の中に、

「辣腕の経営者」という側面や
「天性の社交家」という側面、
「卓抜な戦略家」
「深い思想家」
「幅広い趣味人」
「敬虔な信仰者」などなど、


幾つもの”人格”があり、
それらが自然に切り替わっていく姿があった、

そう語っていました。


だからこそ、「人としての深み」があり、
かつ人を惹きつける魅力があった。



■そしてこの話を聞いて、
改めて思ったのです。


プロフェッショナルが、
『技の「組み合わせ」と「バランス」』
でその力を発揮しているように、


「人」としての魅力・総合力も、
ともすると、

『人格の「組み合わせ」と「バランス」』

で生まれているのではないか、

そう感じたのです。



■私たちは、一つの顔だけ持っているのではなく、

仕事に、趣味、友人関係、家庭、

これまでの経験の中で、
色々な「人格」を育ててきたのでしょう。


プロが「組み合わせ」と「バランス」が求められるよう、
特定の役割だけに偏ることなく、


【人生においても、
 それぞれの役割において、
 多様な自分の「人格」を磨いていくこと】

そんな心がけが
人としての深みや面白みを高めていくのではないだろうか、

そのように思った次第です。

抽象的な話ですが、
「役割」の大切さをひしと感じた次第。



「人は誰もが多重人格」です。


最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。
【本日の名言】
偉大で幸福な人間とは、
自分が自分であるために、
支配することも服従することもいらないという人間である。

ゲーテ

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