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「自己の本質」を発見する、辛辣なプロセス

949号2016/09/19更新

(今日のお話 1554字/読了時間1分半)
■こんにちは。紀藤です。

今日は敬老の日ですね。

私も、久しぶりに何もなく、
家でゆっくり過ごしたり、
本を読んだりしておりました。


少し前から
『華麗なる一族』(著:山崎豊子)を
読み進めているのですが、読む度に思うのが、
「(一部の)大人とは、なんと恐ろしい」
ということ。

そこで描かれる史実を元にしたストーリーは

・銀行一族の閨閥(娘を政略結婚で利用する)
・感情・愛情より野心・野望、
・目的あらゆるものを利用する、
・利用価値のないものに対する冷酷さ

などなど、
実際あったであろう
生々しき資本主義社会の一端を描くもの。

そのリアリティを想像する内に、
何となく気持ちが暗くなってしまいました(汗)


というわけで、
気晴らしにもっと軽い小説を読もうと思い、

『ユリゴコロ』(著:沼田まほかる)

なる本を読んでみたのですが、

これまた、読みやすさと反比例するごとく、
内容はかなりディープなミステリー小説。


更に、気持ちが重たくなりました(苦笑)


なんとなくですが、最近、

”人間の深い部分(闇の部分)”

なるものに向き合うことが増えてきた、
そんな感覚を覚えております。

(まあ、これも大事なことだと思うので、
 良しとしたいと思いますが)



今日は、そんな私の個人的な心情も含め、


”「深い部分を語ること」で得られること”


というテーマで、
皆様にご共有させて頂ければと思います。


それでは、どうぞ。
■人には、誰にも言わずとも、

”深く、繊細な心の柔らかい部分”を、
誰もが多少なりとも持っている、

そのように感じます。


先日、こんなことがありました。

私が最近通い始めた私塾「サムライ塾」
に参加した時の話です。


この「サムライ塾」なるもの、
果たして何を学ぶかというと、

”「影響を与えるリーダーシップ」なるものを、
 自分自身に矢印を向け、自ら考え、軸を見つける”

とか、

”日本の歴史を学び、これからの未来を考える”

そんなイメージの学びの場です。

ものすごく説明が難しいのですが、
MBAとかそういった類の知識とは対局にある、
ある種の教養を磨く場。

抽象的なテーマで、
一見怪しそうに見えますが、来ている方々は、

外資系コンサルティングファームやら、
誰もが知る有名IT企業やら、
社員を数十人抱える社長やら、

かなり優秀な人が参加しております。

私も友人の紹介で、
つい二言返事で参加することに致しました。



■その「サムライ塾」なるもので、
先日こんな発表会がありました。


それは、


『私は何者なのか?』


という、究極に抽象的な質問について、考え
3分間、聴衆の前で発表する、

というもの。


名刺や肩書に頼らない、

”素の自分自身”

について考え、そしてそれを発表する。

それだけでなく、
聴いている参加者から、発表をした後に、

「曖昧なことがあれば
 容赦なく、厳しい質問をする」

ということが決められている場なのです。


よくわからない、
表面を撫でたような抽象的な発表をすれば、
容赦なく追求されるのです。

(なかなか恐ろしい場ですね汗)


そんな中、私も自分なりに考えた、

「私(紀藤)とは何者か?」

について、20名近くが見守る中、
先日の土曜日、発表をしてみたのでした。



■具体的な発表内容は、
長くなりそうなので割愛しますが、

約3分間の私の発表の後、
返ってきた参加者のコメント、質問は、
こんな言葉でした。


「何となくいいことを言ってるけど、
 ”自分の弱さ”を隠しているようにしか聞こえない」

「言葉が”上滑り”している。
 気持ちがのっていない」

「本当に本当に、そう思っているの?」


などなど、
もう辛辣なコメントのオンパレード。


しかし、

「確かに、その辛辣な質問」

に答える中で、
答えに窮する自分、
そしてその過程で、

『自分の中の自己矛盾』

に気付かざるを得なくなったのでした。



■すなわち、


【「自分語り、質問されること」とは、
 自己矛盾に気が付く、辛辣なプロセス】


の一つではないか、

そんなことを、
まざまざと感じさせられたのでした。


長くなりそうなので、
続きは明日に続けます。
【本日の名言】
人生とは、人前でバイオリンを引きながら、
次第に腕を上げていくようなものである。

サミュエル・バトラー

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