500社2500名以上が読む「1日を5%元気にする」メールマガジン

書けないことは、語れない

934号2016/09/04更新

(今日のお話 2003字/読了時間2分半)
■こんにちは。紀藤です。

昨日土曜日は、朝から昼まで英語塾へ。
8月は暑いのでお休みだったのですが、
9月から再開しました。

また全く苦手な「国際問題」について、
浅い頭(悲しきかな)で考える日々が始まります。


ちなみに、昨日の昼からは妻と共に
『君の名は。』という映画を観に行ったのですが、
これまた、本当に秀逸な作品でした。

アニメですが、繊細かつ美しく、
宮崎駿監督から始まる次世代の日本のアニメとして、
世界に誇れるものだと感じます。

かなり青春なまっしぐらな映画ですが、
素晴らしい脚本と映像、ご興味がある方はぜひ。

個人的には、オススメいたします。

そして夜はテニス。色々やった1日でした。



さて、本日のお話です。

昨日の英語塾のテーマが
英国の経済誌『The Economist』 8/5号で取り上げられた、

”アベノミクスについての考察”

について皆でディスカッションする、
という内容でした。


その塾に参加するにあたって、改めて、

「アベノミクスとは何か?」

について考える過程で、
ふと思うことがありましたので、
皆様に共有させていただきたいと思います。

テーマは、

「書けないことは、語れない」。

それでは、どうぞ。
■「アベノミクス」というと、
日本で働く、誰もが聞いたことがある言葉ですね。

言われて始めてから、随分立ち、
その評価も様々な様子。


そして、私も英語塾に向けて、

・「アベノミクス」について、自分なりに調べてみよう、
・ 知っている情報をまとめてみよう

などと思い、ノートを取り出して
書いてみることにしました。

B5のノートを横にして、

”アベノミクスとは何か?”

とタイトルをまず書きます。

そして、思いつくままに、
ボールペンを走らせてみることに。

いわゆる、一人アイデアフラッシュですね。


(アベノミクスとは、

・3本の矢。金融政策と、財政政策、あと民間投資。
 (だったはず。だったよね?)

・金融・財政政策、具体的にやったこと。
 (ゼロ金利政策と、国債発行とか? だったっけ?)

・女性活躍推進法もあったけど、
 あれはアベノミクスの一貫。(なのだろうか?)

・アホノミクスとか批評されている意見もあったな。

他には、なんだろう?)


終了。



■恥ずかしながら、
「思いつくままに」書きだしたつもりが、

ページ1/4も埋めないうちに、
書けなくなってしまった自分に気が付き、
途方にくれてしまったのでした。


そして、こんな状況で、
自分で自分を見つめ、ふと思ったのです。

「アベノミクスについてディスカッションをする、
 アベノミクスについて語り合おう」

とか言っている
そもそもそれ以前に、


『「書けないこと」について、語れるはずがない』


ではないか、

こんな当たり前のことに、
はたと気付かされたのです。



■そして、このようなことは、
何も「アベノミクス論」だけでなく、

日常の、よくあるビジネスのディスカッションや会議において、
同じことが言えるのではないか、

そう思ったのです。

例えば、こんなことを聞かれたとします。


「君の、このプロジェクトについての意見は何?」

「君はこの意見に賛成?反対?
 そして、その理由はなんだろうか?」


と問われたとき。

語る以前に、その考えていることを、
理路整然と、「書いてまとめること」ができるだろうか?


他にも、自分のキャリアについて、考えみたとき、
などもそうでしょう。


「これから自分はどうしていきたいのか?」

「何を大切にして、どんな優先順位で、
 物事を決めていくのか?」


もし、モヤモヤと何か雲をつかむようなアイデアがありながら、
その自分の頭にあることを、”書くこと”ができないのであれば、

当然ながら、更に難易度が高い、


・誰かに語って伝えること
・意志を持って決めること


も、実行することは難しいのでは、
そのように思ったのです。



■最近、デジタル化が進んで、

「書くこと」

という必要性が、
以前より減ったように思います。


しかし、人は「言葉」で思考する生き物です。

人はフワフワしたイメージを、
「言葉」や「図」など形あるものに落とすことで、
初めて、認識することができるもの。


だからこそ、
仕事でもプライベートでも、

・何か議題があるとき、
・モヤモヤとして答えが見つからない時、
・自分の意見が固まらないとき、


「書く」という技術を通じて、
思考をクリアにすること。

知っている情報をまとめたり、
知らない情報や欠けていることを整理すること。


こういった技術が、情報が多く、
迷いがちな現代社会において、
私達を導く、一つのスキルになりうるのではないか、

そのように思った次第です。



■ということで、


【「書けないこと」は、語れない】。


このことを認識しつつ、
書き、文字にして、整理することで
自らと周りを、より効率的・効果的に成長させていきたいものですね。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日が皆様にとって、良い1日となりますように。
【本日の名言】
読書して考えないのは、
食事して消化しないのと同じである。

エドマンド・バーク

初めての方はこちらから

ビジネス&ライフに小さな変革を 未来習慣メールマガジン

カテゴリー別で見る

「7つの習慣」から探す

キーワードから探す

年別アーカイブ

※このサイトは、フランクリン・コヴィー・ジャパン(株)とは関係なく、記載されている内容の責任は著者個人に帰するものです。