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「思考停止ワード」に気をつける

899号2016/07/31更新

(今日のお話 1339文字/読了時間1分半)
■ こんにちは。紀藤です。

昨日土曜日は、某IT企業にて、
「7つの習慣」研修の立ち会いでした。

「中核人材を育てる」ことを目的として、
知識・スキル、そして同時に
リーダーとしての姿勢や考え方を高めるプロジェクトの一環として
「7つの習慣」をご導入頂きました。

これから9月10月と、
3日の研修をわけて実施していきます。

理論→実践→理論→実践・・・

このサイクルを回していくことで、
実践につなげていく、そんな効果を期待しながらの企画。

改めて思いますが、
結局は、本当の学びとは

”「知っている」だけでなく、「している」状態になる”

ことだと思います。

当たり前ですが、
何か行動を変えたから、
初めて結果も変わってくるもの。

だからこそ、
自分自身が何かに取り組む際も、
はたまた人事の方が研修を企画する際も、


「どのように、”している”状態にするのか」


を考えることが、
大変重要なのだろうな、
と思った次第です。



とはいえ同時に、
このことはわかっているようで、
実は盲点になりがちなことだとでもある、

そのように思うのです。

というわけで、今日はこの

「”知っている”を”している”にできているか」

というテーマで、
思うところをご共有させていただきたいと思います。

それでは、どうぞ。
■ たまにこういう人がいますね。

例えば、いつも人のせいにする人。

こういう方に、

「”7つの習慣”を知っていますか?」

と、

(あなた、7つの習慣、読んだほうがいいよ。
それで、「人のせいにしない」と、学んだほうがいいよ)

という意図を込めて、質問をしたとき。


すると、そういう人に限って、
こう答えたりするのです。


「”7つの習慣”ね。
 ああ、その本、読んだことあるよ。

 昔、流行ったよね。
 知っているから、オレは良いよ。」

みたいな人。

いやいや、あなたできてないでしょ、
と思うのですが、本人はつゆ知らず。


■ または、こういうパターンもあります。

英語の勉強に悩んでいる人。
なかなかレベルが上がらない。

そんなとき、自分よりできる、
既に自分より上にいる人から

「英語の勉強は、
 ”素読”(ただ読むこと)が結局大事ですよ」

と親身になって、
アドバイスをくれたときなど。

「ああ、それくらい私も知っていますよ。」
(まあ、当然ですよね)

と、その学習法を
”知っている”ことだけに、自信を持つ人。

いや、出来てないから
伸びていないんでしょ、

それは置いておいて、
「知っていること」で満足している、

みたいな感じでしょうか。


■ はたまた、こういう場合もあります。

「やり方はわかっているんです。
 でも続けることが難しいんです。」

で、片付けてしまう場合。

(何となくですが、これが一番多いような気がします)


でも、”続けることが難しい”ということは、
誰もが100も承知の事実。

続けるのは難しいのです。


でも、思うのですが、

大事なのは、その事実を受けて、どうするか、

なのではないでしょうか。

・ 続けるために、どうしたらよいのかを本当に考えたのだろうか
・ ”している”状態にするための工夫を誰かと話し合ったのだろうか
・ ”知っている”で終わらせないために、何を行動したのだろうか

こういうことを問いかけた場合、

「意外と、なんにもしていない・・・」

ということ、実は多いのではないか、
そう思うのです。


■ 大切なのは、

「難しい」と認識してからの、
プロセスや姿勢だと思うのです。

考えてみれば、
いくつかは出てくるはず。

例えば、


・継続して何度も学ぶ計画を立てる。
・一緒に頑張る仲間を作る
・誰かに宣言する


などなど、多少なりとも工夫はあるはず。

しかしながら、

「”知っている”を”している”にするのは難しい」

と、事実を堂々と語ることで、

思考停止モードに入ってしまい、
どうしたらできるかを考える、
何とか取り組むことを諦めてしまう。

こういったこと、
実は多いと思うのではないか、

そう感じるのです。


■ まずは、

「知っているよ、そんなこと」

といって、”していなければ”ことは、
結局、「知らない」と同義です。

同様に、

「知っているよ、でも難しい」

で諦めてしまう場合も、
結局、「知らない」のと変わらないのではないか、

そのようにも思うのです。


繰り返しになりますが、

【「知っているよ、でも難しい」は思考停止を招く】

のです。

だからこそ、

「知っているよ、でも難しい」

には気をつける必要があるのでしょう。


■ そのプロセスは簡単ではありません。

でも、少なくとも、

・「知っている」ことを、「している」だろうか、
 と自らに問いかけること。

は意義あることであり、
もし、自分自身、

・「している」ができていない、と思った時には
 どうしたらそれが出来るか、深く考えること。

この自己内省のプロセスの繰り返しこそが、

何かを継続して取り組むために、
そして「している」状態にもっていくために、
大切な行動なのだろうな、

そのように思った次第です。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【本日の名言】
当たり前のことが、
いつでもどこでもできるのならば、
私があなた方の弟子になりましょう。

千利休

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