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周りを変え、世界を変える方法

895号2016/07/27更新

(今日のお話 2775文字/読了時間3分半)
■ おはようございます。紀藤です。

昨日は3件のアポイント。
ならびに夕方からは打ち合わせなど。

そして、夜からはテニススクールで、
軽く汗を流してまいりました。

しかし、運動不足気味で体重が激増しております。
来週からファスティング(3日間断食)をする予定。

そこで、体調や生活習慣を、
元に戻したいと画策中。

さて、本日のお話です。

昨日「7つの習慣 研修」をご導入頂いた会社のご担当者様と、
研修の振り返りとして、
打ち合わせをしてまいりました。

その際、

「これぞ人材開発の醍醐味!」

と、両手を打ちたくなるような、
素敵なお話を聞きました。

本日は伺ったお話から、

「周りを変え、世界を変えるために」

というテーマで、
気づいた学びを
ご共有させていただきたいと思います。

それでは、どうぞ。
■ ある1000名規模の企業のお話です。

その会社様は、歴史的な会社、
かつ、日本を代表する会社。

しかし、ある悩みがありました。

それは、

「”成果にばかり”こだわってしまい、
 大切なことを疎かにしてしまう」

ということでした。

もちろん、「成果」は大切。

しかしながら、

”「成果」を出すために何をしてもよいのか?”

と言われてみると、疑問符が浮かびます。

ですが、この会社では、
成果、すなわち”見えるもの”に偏重しすぎたため、
様々な”症状”が出てきていました。


■ ある部署においては、
こんな状況が日常でした。

社員、派遣社員、アルバイト、
皆口をそろえて、

「あいつが悪い」
「会社の方向性が悪い」
「上司が話を聞かない」
「戦略が悪い」

と、言う。

多くの従業員が、口々に

・不満をぶつける、
・他責にする、
・自分のことばかり、

そんな状況に陥っていたそう。


■ これは、いかん、

ということで、改めて、

「仕事の姿勢」
「人間力を考える」

ことが必要ではないか、

そして、主体的で、協力ができる、
そんな文化を今一度作ろう。

そんな目的で企画されたのが、
「7つの習慣」のプログラムでした。


■ そして、その企画をメインで動かしたのが、
ある人事担当者の方。

まだ若い方です。

人事の企画も、
そんなにたくさんやってきたわけではない、

そんな方でした。

しかし、この方の与えた影響力が、
素晴らしかったのです。


この担当者の方は、
「何とかしたい」という思いが凄かった。

そして、出来る限りのことをしようと、
社内にもチャレンジをしていました。

忙しい現場を巻き込むには、どうしたらいいか?

イベントで終わらせないためには、どうしたらいいか?

きっと宿題とか、事前学習など出したら、
参加者は嫌がるだろう。どうしようか。

研修を実施するにあたっての、
「ネガティブな要因」は、
いくらでも見つかります。

現場は忙しい。

だから、どの会社でも、

「人事」VS「現場」

という構造は、
多かれ少なかれあるもの。

皆が協力的とも限りません。

しかし、担当者の方は、
成功をさせるために、
出来ることを考えました。

そして、

・社長や人事責任者を巻き込み、協力してもらう、
・研修の意義を出来る限り丁寧に、
 自分の言葉で伝える
・書籍を配り、前向きに参加してもらえるよう、
 工夫を凝らす

さらに、

事業部長など、
自分よりずっと立場が上の人に対して、
かなり言いづらい状況にも関わらず、

「この学んだことを、メンバーの皆さんに、
 皆さん自身が教えてあげて下さい。」

「そしてその結果を、私たちにレポートをして下さい」

「メンバーの方にも、みなさんの勉強会での気付きを、
 を受講した感想を集めて、レポートをして下さい」

と、前に立ち、語られました。

「忙しいのに・・・」
「何故やるのか?」
「どこまでやればいいのか?」

と反発気味の人も、確かにいました。

それでも、伝えて、
その意義を語り続けたわけです。


別にチャレンジしなければ、
「研修をやった」という事実だけ作るのであれば、

わざわざ反発を招くような、
事後学習など、提案しなくてもよかった。

しかし、成果を出したい。
皆に変化を与えたい。

その想いから、
リスクがあると考えられることにも、
切り込んでいった、

この姿勢に、私は感銘を受けました。


■ そして3ヶ月後、
とある変化が起こったそうです。

ある日、担当者の方が、
研修を受講された部長から、
呼び止められたそうです。


部長は、担当者へこういいました。

「あの研修。企画してくれて、ありがとうね。

 実はあの後、真面目に勉強会をやってみた。

 そうしたら、皆「7つの習慣」を通じて、

 ・人のせいにしない
 ・自分が出来ることを考える
 ・まず自分から動く

 みたいな言葉を学んで、
 心に刺さったみたいなんだ。

 「インサイド・アウト」という言葉とか、
 「影響の輪を考える」という言葉とか、、、

 それで、気づいたら

 「アイツのせい」
 「私は悪くない」みたいな、

 他責の言葉が、なくなったんだよ。


 部署が変わるきっかけをくれて、ありがとう。」
と。


■ この時、思いました。

これこそ、

人材育成、教育の醍醐味ではなかろうか。

10人に1人でも、
大きく変化し、受け取り、
劇的な変化を体験したのであれば、
研修は成功だった、と思うのです。


そして、

「その変化は誰が起こしたのか?」

と考えてみると、

仕事の義務を超えて、
一生懸命考え、そして行動をした、
”人材開発の担当者の方”である、

そう思うのです。

その方が、想いを持って、
行動したからこそ、

その気持が、まるで
大河に落ちた一滴の水滴のごとく、
小さなさざなみを作りました。

そしてそれが伝播をしていき、
参加者へ伝わった。

そして、部長に影響を与え、
部署に影響を与え、
ある組織風土をも変えた。

そのように思うのです。


■ このように、

自分が変わることで、
周りが変わっていくことを、
「7つの習慣」では、

『インサイド・アウト』

と言います。

どんな状況でも、

「まず、自分が始める」

こと、これが重要なのです。

誰かのせい、環境のせい、
といっていても、
何も変えることはできない。


担当者が自ら動いて、
「インサイド・アウト」で行動したから、
ある部長にその波が伝わった。

そしてその部長が影響され、
これまた「インサイド・アウト」で行動した結果、
現場の社員、アルバイトにも伝わっていった。

これらの話から、
強く確信することがあります。

それは、

”周りを変え、世界を変える方法”

とは、結局のところ、

【自分が変わること】

この一言につきるのではないか、
そう強く思うのです。

出来るか出来ないか悩むのではなく、
自分に出来ることをやってみること。

やりもしないし、
提案をしてもいないのに、

「ちょっと無理そうですね」

なんて、寂しいことをいっていても、
自分の影響力を無駄に小さくするだけ。

水面に水滴を落とし続け、
どれだけ小さくとも、
たくさんのさざ波を作れる、

そんな生き方をしていきたいものですね。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日も皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。
【本日の名言】
変化を望むならば、
まず己自身が変わらねばならない。

マハトマ・ガンディー

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