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「速読」を始めるに当たっての、欠かせない儀式

864号2016/06/26更新

(今日のお話 2300字/読了時間3分半)
■おはようございます。紀藤です。

昨日土曜日はとある「速読教室」
なるものに参加してまいりました。

日々、増え続ける私の机の「積読本」。

本棚を増やしたのにも関わらず、
どんどん増えていき、しかも読めていない。

この状況を打破すべく、
友人が「すごいよかった!」と勧めてくれた
速読教室に目をつけたのがきっかけでした。
(結構な金額でびびりましたが)

そして、昨日
1日目を参加し終えてわかったことは、

「体育会系の速読教室だった」

という事実。

朝9:30~19:00まで、
お昼休みを除いて、全くの休憩ゼロ(汗)

それに加えて宿題として、

”速読に大事な記憶術として単語100個を、
 順番も、間違えることなく完璧に覚える”

”1冊本を読み、1分で要約してくる”

というお土産までもらいました。
(ひえー)

今までの600人の参加者で、
失敗した人は誰もいないそうですが、

果たして出来るのでしょうか。

とにかく、本日は2日目。
それを証明すべく、行ってまいります。



さて、本日のお話です。

昨日の「速読教室」で、
講師の方が話をしていた、
とあるお話が印象的でした。

それは、


「速読を始めるに当たって、やるべき儀式」


という話。

本日は、この話の理由、
またそこから感じたことを、
皆様にご共有させていただきたいと思います。

それでは、どうぞ。
■さて、私が参加した速読教室の講師のお話。


彼は、齢40半ばくらいでしょうか。

古今東西あらゆる”速読術”を試し、
実際に自分の中で体系化をして、
そして、それを伝えることを、
生業の一つとしているそうです。

家には5000冊くらいの書庫。

ビジネス書であれば、30分で5冊は読める。

本屋に行った時の、平均購入金額は約2万円。

本についてのレビューをアマゾンに書きまくり、
「影響力のあるレビュアー」として、
無料で色々な商品も貰っていた。

などなど、経歴からも、
だいぶ、本好きであることが、
ビリビリと伝わって来ます。


■そんな彼が、午前中2時間以上かけて、
暴走機関車のように、熱っぽく、こんこんと
説き続けた「速読の心構え」が印象的でした。

それは、速読の技術に何ら関係ないこと。
しかし、絶対的にやっておく必要があること、

彼はその述べました。

それは、何か。

その行動とは、


『大型書店(ジュンク堂・三省堂書店・丸善など)へ行き、
 1日かけて、全ての書棚のタイトルを見て回ること』


という一見、意味不明な行為。

それが、速読を始める上で、
”ものすごく大切である”
と彼は、いうわけです。


■ちなみに、行かれたことがある方は、
おわかりかと思いますが、
ジュンク堂や三省堂、丸善という書店は、
世界に誇るごとく、メガ書店。

1階から8階くらいまであり、
古今東西、ありとあらゆる書籍が並んでいます。

その蔵書数200万冊とも言われます。

そして、速読を始めるに当たっての儀式は、

”200万冊のタイトルを、
欠かすことなく見て回る”

ということなのです。

これ、結構恐ろしいことです。
例えば、本のタイトルが、平均15文字だったします。

200万冊×タイトル15文字 =  3000万文字

合計、タイトルの総文字数、3000万文字。

日本人成人の平均識字率は
1分あたり600文字くらい。

だから、かかる時間を計算すると、

3000万文字 ÷ 600文字/分 = 5万分

5万分(!)です。

よくわかりませんが、
時間換算をすると833時間。

すなわち、真面目に見たら、
タイトルを読むだけでも、
『1ヶ月かかる(!)』ことになります


■これらの途方も無い儀式がなぜ必要なのか、
この解説を、速読講師はこのように語りました。


「メガ書店にある書籍たちは、
 これまで人類が築き上げてきた”知の体系”です。

 そして、私達が知っていること、
 専門としていることは、本当に、少ない。

 営業人は、営業の本に詳しいかもしれない。
 経営学に詳しい人もいるでしょう。
 また化学の研究の人は、その分野に於いては負けないでしょう。

 しかし、です。

 世界は広い。
 知らないことは山のようにあります。

 そして、これからは”知”の時代です。

 ”知”が力をますます持つようになる。
 そして教養も問われるようになる。

 そして、速読をする
 意欲を掻き立てるためには、

 『”知の体系”にはこれほどの幅があるのだ』

 ということを、
 身体知として経験しておく必要がある、

 そう思っています」
と。


■『”知の体系”にはこれほどの幅がある』、と知ること。

それが重要なのだ。

確かに、この話を聞いた時に、
なんとなく納得するものがありました。

大型書店に行き、見渡してみると、

「竹とんぼ職人のこだわり」

とか

「雑草大全」

とか、

「ナノテクノロジーの未来」

とか、

想像もしていない世界の本が
ゴマンと存在していることに気付かされます。

それらは、自分には関係ないもの。

でも、確かにそれを生業にしていたり、
研究をして一生を捧げる人がいるのです。

でも、それらを何気なく見渡してみると、
実は全然関係ない分野で、

「おやっ?」と思える、
何か気になる本に出会ったりする。

そこに、”発見”があり、
”世界の広がり”が生まれたりする。

そのように感じます。


■速読をするためには、

「自分は、本当に一部しか知らないのだ」
「もっと知りたい、知る必要がある」

という思いを醸成することが、
一番大切かつ、一番難しいそうです。

だからこそ、

”大きな大きな”知の体系”に触れて、
自分の小ささとともに「学びの意欲」を刺激すること”

これが実は、とても重要なことである、
それが講師の言いたいことであり、

私自身、大変共感することだったわけです。


■「7つの習慣」のコヴィー博士の言葉で、
こんな言葉があります。


”私達は世界をあるがままに見ているのではない。

 私達のあるがままに、世界を見ているのだ。”

(スティーブン・R・コヴィー)


私達の知る世界は、狭いです。

あるがまま、広く、真実を見るために、
もっともっと多くのことを学び、知ることの大切さを、
ひしと感じた土曜日でした。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
本日も皆様にとって素晴らしい一日となりますように。
【本日の名言】
好きなことだけ、のめり込み過ぎないように。
そうすると、他の分野への冒険ができなくなってしまう。
自分の好きなもの以外、
見えないようにすることは愚かなことだ。

ウォルト・ディズニー

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