500社2500名以上が読む「1日を5%元気にする」メールマガジン

人間にあり、AI(人工知能)にない、素晴らしき力

838号2016/05/31更新

(今日のお話 2138字/読了時間2分半)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は1件のアポイント。
ならびにミーティングなど。

また夜は18:30~21:30まで
英語塾へ行ってまいりました。

毎度のことですが、
自分の能力の至らなさを強く実感します。

いくたびにやっぱり勉強しないとな、
努力しないとな、と危機感が生まれますが、
このような”周りから刺激を受ける効果”が、
「皆で学ぶ」ことのメリットなのだと、
改めて思いました。



さて、本日のお話です。

週末に『AI(人工知能)のこれから』という
テーマの勉強会に参加したのですが、
その際に、

「AI(人工知能)の強み、弱み」

という興味深いお話を聞きました。

その話から繋がり、

”私たち人間が持つ、偉大なる力”

というものに、
改めて気が付きましたので、
皆様にご共有させて頂きたいと思います。

それでは、どうぞ。
■「AIの弱みは何か?」

こう問われると、よく言われるのが、

”AI(人工知能)は「創造」することが苦手である。
芸術などは、AIは生み出せない”

というような話。

確かに、事実そうなのでしょう。

しかしながら、より掘り下げてみると、
その背景に、AI(人工知能)が持つ特徴、
(というか思考のプロセス)がある、

そのように、日本IBMにて
AI(人工知能)の開発に携わっている方が
おっしゃっていました。


■そのことを象徴する話として、

”AIが得意なゲーム、不得意なゲーム”

というのがあるそうです。

得意なゲームは、
例えば先日「AlphaGO」で有名になった「囲碁」。
または、「ブロック崩し」「将棋」など。

逆に、不得意なゲームは、
30年ほど前に爆発的ヒットを博した、
「パックマン」「スーパーマリオ」などのゲーム、
とのこと。


■では、これらのゲームの特徴の違いは、
何なのでしょうか?

これには、
いくつかの理由があるそうなのですが、
その中の一つが、


『規則性があるかないか』


であるそうです。



囲碁、将棋、ブロック崩し・・・

これらのものは、今までの棋譜や
パターンをたくさん身に着けていくと、
それだけ強くなっていく。

すなわち、『定石を知る』ということに関しては、
ビックデータが得意とするところであるから、
AIが得意とする分野だそう。

また瞬間瞬間の判断より、

「相手のアクションが起こって、次に自分が動く」

という”規則性”もAIにとっては
強みを発揮しやすい、とのこと。

しかし、パックマン、スーパーマリオは
なぜゆえに苦手なのか。

それは、”規則性”が必ずしもあるとは限らない。
逆にいえば、”ランダム性”が高いからだそうです。


■「パックマン」をやったことがない人は、
想像しづらいと思うのですが、
「パックマン」は条件がどんどん変わっていきます。

最初は、
”お菓子(のようなもの)を食べること”
のみが目的です。

が、その後、敵が出てくるので、
それを避けながら、お菓子を食べる、というように
条件が変わります。

そして敵に当たると、
パックマンは死んでしまうのですが、
”あるお菓子”を食べると、
パックマンは無敵になり、敵すら食べることができる。


■ですが、ここに


『学びが仇となる』


という今のAIが持つ、
弱みとなりえる特徴があるそうなのです。

それは、何なのか。

それは、

『過去の成功パターン、
 失敗パターンを学ぶがゆえに、
 新しいトライができなくなる』

ということだそう。



例えば、AIがパックマンを動かして、
敵に当たったとします。

すると、パックマンは死んでしまいます。

AIは学びます。

{パックマンは、敵に当たると死ぬ。
 だから避けなければいけない}
と。

しかし、その後、
キラキラしたスペシャルのアイテムを食べます。
すると、パックマンは光って無敵になる。

実は、敵も食べることができる。

しかし、AIは学んでいます。

{パックマンは、敵に当たると死ぬ}
 だから避けなければいけない}

だから、

『本当はチャンスがある(邪魔な敵を倒せる)のに、
 学んだパターンゆえにトライをしなくなる』

ということになってしまう、

すなわち、

『学びが仇となる』

ということに陥ってしまう。

これが現時点のAIの特徴である、

そんなお話でした。


■そして、この話を聞いたときに、
ふと思ったのです。

人間がAIに勝てること。

それは、


【失敗する可能性が高くとも、チャレンジできること】


ではないだろうか、と。

もし確率論で十中八九負けるとしても、です。

トライすることで
自分でも想像もしなかったチャンスが開ける、
こういったことは実際にあるのです。


「昔は失敗した、でも今ならできるかもしれない」
「可能性は低い。でもやってみる価値はある」
「ありえないと思われるかもしれない。
 でも自分の直感がやりたいといっている」


こういった、

”一見、理にかなっていないチャレンジができる”

”そして、その行動によって可能性を広げることができる”

このことこそ
人間が持つ、素晴らしき能力ではないか、

そのように感じたのです。


■「チャレンジをすること」。

「失敗を恐れないこと」。

昔から、
よく言われる大切な黄金律ですが、
今のようなテクノロジーが支配しつつある時代でも、
その原則は色あせることなく、かわらないのだろう、

そのように感じた次第です。


日々挑戦、日々チャレンジ。

自分にも益々言い聞かせたいと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
本日も皆様にとって素晴らしい一日となりますように。
【本日の名言】
人生における大きな喜びは、
「君にはできない」
と世間がいうことをやることである。

ウォルター・バジェット

初めての方はこちらから

ビジネス&ライフに小さな変革を 未来習慣メールマガジン

カテゴリー別で見る

「7つの習慣」から探す

キーワードから探す

年別アーカイブ

※このサイトは、フランクリン・コヴィー・ジャパン(株)とは関係なく、記載されている内容の責任は著者個人に帰するものです。