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目の前の一歩を、ただただ、ひたすらに

822号2016/05/15更新

(今日のお話 2331字/読了時間2分半)
■こんにちは。紀藤です。

昨日、朝5時より、
人生初の100キロウルトラマラソンに
挑戦してまいりました。

1週間前に行ったテニスで被った左足首の捻挫、
そして体質改善による全身の皮膚炎に加え、
前日1時間しか眠れず睡眠不足という三重苦。

心に一抹どころか、
二抹も三抹も不安を抱えながらのスタートで、
途中何度も心が折れそうになりましたが、

結果的に、

「13時間33分にてフィニッシュ(完走)」

することができました。

今回のレースは、
とても多くの気付きがありましたので、
100キロウルトラマラソンが、
どういったものなのかも含め、皆様にご共有させて頂きたいと思います。

それでは、どうぞ。
■私は今までもフルマラソンは3回ほど完走しており、
ベストタイムは3時間52分です。

市民ランナーの上位20%といわれる、ぼちぼちのタイム。
だから、特に走ることについては、抵抗感はありませんでした。

だから、100キロマラソンも、
「キツい」と聞いてはいたものの、

「まあ、何とかなるだろう」

とどこかで思っていました。

しかし、甘かった。

実際は、予想以上に、
本当に、想像を絶するレベルで、
とにかくキツかった。

苦しい。
痛い。
もうやめたい。

後半、ほとんど
そればかり考えていた気がします。


■フルマラソンを走ったことがある方は、
聞いたことがあるかもしれませんが、

「30キロの壁」

というものがある、と言われます。

これは、
「30キロを超えると、急に足が重くなり、辛くなる。
 1キロが膨大な距離に感じる」

と、多くのランナーが口を揃えて言う、
”距離の壁”のこと。

元気な時は、いつまでも走れそうな気がするのですが、
一たび、足に変調をきたして、
「違和感」「足の重たさ」を感じ始めると、
そこから先は、”魔の時間”が始まります。


■そして、昨日100キロマラソンでも、
やっぱり「30キロの壁」ならぬ、
『40キロの壁』が存在していたのです。

考えてみれば、そりゃそうです。

フルマラソンを3回走破したとはいえ、
今まで42.195キロが、
人生で走ったことがある最大距離。

だから、そこから先は、
未知の領域。

40キロを過ぎた段階で、
走っているはずなのに、
全然前に進まなくなってくる。

ちょっとスピードを上げると、
油汗がにじんでくる。

捻挫した足首をかばっていた太もも、
足の付け根などが、痛くなる。

1歩足を出すたびに、
ズキリと、筋肉が悲鳴をあげる。

頑張ったと思ってランメーターを見ても、
1キロしか進んでいない。

そんな状態。

それなのに、
まだあと60キロもあるのです。


■30キロくらいまでは、
こんなことを思っていました。

「このペースで60キロくらいいけそう。

 時間の貯金を作っておけば、
 後半40キロはペースが落ちても、
 100キロは走破できるだろう。

 よし、「100キロ完走への道のり」は
 こんなイメージだな。」

と。

でも、一度壊れた足は元に戻らないし、
100キロとは甘い距離ではなかった。

実際は、40キロを過ぎて、
足が壊れ始めてから、

”1キロ1キロ、着実にこなすこと”

このことばかり考えていました。

というより、そこに集中しないと、
やっていられなかった、

と言った方が、正しいかもしれません。


■ウルトラマラソンでは、数キロごとに、
「エイド」(栄養補給所みたいなところ)と呼ばれる
ステーションが設けられています。

満身創痍になりながら
40キロのエイドでは、

「次の44.9キロ地点にあるエイドまで、
 何とか休まず、走り続けよう」

と思い、自分を奮い立たせました。

そして実際に、
44.9キロのエイドについたら、

「次の50、1キロ地点のエイドまでは、がんばろう。
 着いたら、ちょっとだけ休もう」

そう言い聞かせ、
自分を律し、励ましていく。


■そのように、
”目の前の小さな目標”だけを見て、
少しずつ少しずつ歩みを進めていきました。

60キロを過ぎ、
80キロを過ぎて、
立っているのもままならない状態になり、
キツさで、涙と鼻水でグショグショになると、

「右足左足、右足左足」

とつぶやきながら、
ただただ1歩足を出すことだけに集中していました。

そうして、
小さな距離を積み重ねていき、
最後には、


『100キロ完走という大きな目標』


へと到達することができたのでした。


■そして、思うのです。

皆様の中にも、
仕事上の目標でも、プライベートの目標などで、

”高い目標・夢”なるものをお持ちの方、
きっといらっしゃるのではないかと思います。

それがどんな目標であれ、夢であれ、
強い想いと情熱をもって、取り組んでいること、
あるのではないでしょうか。

「世の中をあっと言わせるような仕事をする」
「TOEIC満点を取る」
「3ヶ月で囲碁初段を取る」
「司法試験に合格する」
「東大に合格する」

それがなんにせよ、
高く、遠い目標を掲げるとき、
時に、そのはるか遠く、高みにありすぎる”ゴール地点”を見上げて、

「自分とゴールとの距離」に対して目がくらみそうになったり、
心折れそうになる時がくるかもしれません。

でも、どれだけ高みにあったとしても、
自分が歩みを止めさえしなければ、
間違いなく、目標には近づいているはず。

それは、きっと、
マラソンと同じなのではないか、
そのように思うのです。

どれだけ小さい1歩で、
歩みが遅かったとしても、


【目の前の1歩を、ただただ、着実にこなすこと】


このことを忘れなければ、いつかきっと、
ゴールに到達することができるのではないだろうか、

そのように思うのです。

当たり前のことかもしれません。

しかし、

”1キロ1キロ、着実にこなすこと”
”目の前の一歩を、愚直に繰り返すこと”

このことは本当に大事。

「人生はマラソンのようだ」、
と例えられることもありますが、
どれだけキツくても、諦めそうでも、歩みを止めないこと、

このことは大事にしていきたい、
心からそのように思う次第です。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
本日も皆様にとって素晴らしい一日になりますように。
【本日の名言】
自分に何ができるかは、
自分以外のものにはわからない。
いや、自分でもやってみるまではわからないものだ。

ラルフ・ワルド・エマーソン

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