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「良かれと思って」が、実は良くなかった話

803号2016/04/26更新

(今日のお話 1669字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は、会社のイベントにて、
お客様とのお昼から夜まで語らいなど。

また短い時間だけですが、
プレゼンをさせて頂く機会もあり、
貴重な経験をさせて頂きました。
(お越しいただいた皆様、ありがとうございました!)



さて、今日は、
昨日のミニ・プレゼンから学んだ、

「場をわきまえる」

ということについて、
気付きを皆様にご共有させて頂きたいと思います。

それでは、どうぞ。
■先日、ある企業にて、
「1年目の新人」がプレゼンをする場があり、
その場面を見学させていただく機会がありました。

その時のプレゼンは、
社会人1年生とは思えないほどの完成度。

話す内容もさることながら、
理路整然と自信をもって堂々と話し、
かつ礼儀正しい、好感度の持てるプレゼンでした。

ですから
教育担当者の方に思わず、

「素晴らしいですね!
 とても1年目とは思えません」

と素直な気持ちとしてお伝えすると、
教育担当の彼はこう答えました。

「いえいえ。前回はひどかったんですよ。

 ”フレンドリーさを意識する”

 というのが、彼ら/彼女らのプレゼンのこだわり、
 だったらしいのですが、実際やっているのをみてみると、
 ただ『雑で無礼』なだけだったのです。

 ですから、その後、

 「君らのはブレンドリーじゃない、
  馴れ馴れしく、無礼なだけだ!」

 とガツンと雷を落としました。

 だから、今回はよくなったのかもしれませんね(苦笑)」
と。


(なるほど。確かに、
 ”フレンドリーと無礼の差”は難しいよな・・・
 まあ、まだ1年目だし、その点は彼らの課題だろうな)

そんなことを心の中で思いながら、
聞いていたわけです。


■そして、1週間ほどして昨日の話。

私がとある会合で、
プレゼンをする機会がありました。

その話をする少し前に、
ふいに講師の方からこんな助言をもらったのです。

「紀藤さんは話すときに、笑いながら話す癖がある。
 聞きづらいから、今日は笑わないで話してほしい。」
と(!)。

心に小さな動揺。

自分で気付いていなかった弱点を、
ふと知ってしまった気恥ずかしさ。

そして、同時に、
「指摘いただけてありがたい」という思い。

恥ずかしいような、ありがちような、
不思議な気持ちが混ざり合いながら、
全く別のことを同時に思ったのです。

それは、


『あれ?これ先日見た会社の新入社員と同じじゃね?』


ということでした。

自分はフレンドリーさを出そう、
と良かれと思ってやっていた。

しかし、客観的に聞いているとそれは
「聞きづらい」とか「崩しすぎ」だった。

まさしく、
”フレンドリー”をやりすぎて、
”無礼”に見えた新人さんと、全く同じ状況だったわけです。

この事実に気が付いたとき、愕然としました。

「ああ、人のことは言っておいて、
 自分のことは全く見えていないんだな」
と。


■結果的に私にとっては、
非常によい経験と機会の場でした。

しかしながら思うのです。

恐らくこのような、


【自分は良かれと思ってやっていたことが、
 周りの人にとっては良くなかった】


ということは、
他にもたくさんたくさんあると思うのです。

(自分が気付いていないだけで・・・恐)

そんなことに、
「笑わないほうがよい」
というアドバイスをもらい、
自分を振り返り、戒め、深く気が付かされたわけです。


■もちろん、何でもかんでも、
言われた通り従えばいい、
というわけではないと思います・

しかしながら、
5人中3人から言われたことであれば、
改善の検討に値すべきことでしょうし、

たった一人から言われたとしても、
その分野において自分より三段上の人から言われたとしたら、

それは「自分がただ気付いていないだけ」として、
甘んじて受け止めるべきである、

そのように思います。

良かれと思っていることが、
「実は良くない」ということはあるまいか。

他人を指摘しておいて、
自分も同じ過ちをしてはいまいか。

自分のことは見えづらい、
このことを認識した上で、
客観的に、自分を育てていきたいものですね。

いやはや、いい経験になりました。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。
【本日の名言】
あなたの顧客の中で、
一番不満を持っている客こそ、
あなたにとって一番の学習源なのだ。

ビル・ゲイツ

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