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「問題点」ではなく、「理想」を語る

790号2016/04/13更新

(今日のお話 1548字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は4件のアポイント。

また、昨年よりお世話になっている、
とある保険代理店の会社様に、
新入社員研修「ディスカバリー」の1日コースの実施でした。

さて、早速ですが、
本日のお話です。

今日は「自動車免許を失効しました」、
などではなく、少し真面目なお話。

テーマは、

「組織開発」

についてです。

”組織開発”というと、
なんだか固い表現ですが、

誰もが今自分が所属しているチームや課を、
「ちょっとでも良くしたい」と思うものではないでしょうか。

今日は、そんな組織開発のヒントになる

『AI』

というキーワードについて、
皆様にご共有させて頂きたいと思います。

それでは、どうぞ。
■何でもそうですが、
仕事でもプライベートでも、

何かを”改善”しようとしたとき、

「自分達のどんなところが問題なのか?」
「今の自分たちの何が課題なのか?」
「成果を上げるために、何が障害となっているか?」

という議論をすること、
多いのではないでしょうか。

要は、

”マイナス面を潰すことで、よくしよう”

というアプローチですね。

これはこれで、
間違っているというわけではありません。

しかし、意識が「マイナス面」に
フォーカスすることになります。


■すると、

「ああ、自分達は問題があるんだ」
「欠陥がある私達」

と、ネガティブな方向に意識が行ってしまい、
前向きな発想が出づらくなる。

そんなことがわかってきました。

そして、ある研究により、
こんなことを試してみたのです。

それは、

【「問題点」ではなく、「理想」を語る】、

ということでした。

「何が課題となっているのか?」を考えるのではなく、

『もっとほしいものはなにか?』、を考える。

「どうしてこんな状態なのだろうか?」と考えるのでなく、

『自分達の可能性が最大に発揮されている、
 最高の状態とはどんな状態か?』、と考える。

そうすることで、

・思考が前向きになる
・チームで話す時も明るい空気になる
・できないこと、でなく、できることに焦点が当たる
・ディスカッションが建設的になる

などの効果を生み出すことができる。

このことを、

『AI(アプリシエイティブ・インクワイアリー)』

のプロセスと呼ぶそうです。

(※ちなみに「AI」の意味は、
 Appreciative(アプリシエイティブ)・・・「真価がわかる」「価値を認める」
 Inquiry(インクワイアリー)・・・「探求」「質問」 です)

このプロセスは非常にパワフルで
学校、病院、自治体、軍隊にまで応用され、
世界中に広がりを見せているとのこと。


■人は感情の生き物。

ですから、

「ポジティブな話題」にフォーカスをすると、
顔が明るくなり、声のトーンもあがり、建設的になります。

しかし「ネガティブな話題」になると、
声も暗く、低く、なんだか気分も億劫になります。

だからこそ、

組織やチーム、自分自身のキャリアや
これからの未来について語るのであれば、

「何が問題なのか?」
「どこを直せばよいのか?」

という考え方は一旦置いておき、

その代わりに、

・最高に働きがいを感じる職場とは?
・メンバーにとって魅力的な職場とは?
・自分自身の想像する、最高の状態とは?(人間関係、知識、仕事など)
・過去の最高の仕事体験を、もう一度するためには?

というように、
ポジティブな視点に変えて考えてみてはどうでしょうか。

きっと、
「最高」「魅力的」「未来」という
力強い言葉に引っ張られ、

よりよい可能性のあふれた視点で考えたり、
ディスカッションできるようになるはず。


■事実は一つ。捉え方は無限大。

課題や問題があるとしたら
その事実は、どのみち変わりません。

であるならば、

【「問題点」ではなく、「理想」を語る】

こと、すなわち、

気分を暗くする問題、課題に
目を向けるのではなく(=ダメ出し)、

明るく、楽しく、前向きに、
理想を高々と掲げ、注目するプロセス(=AI)を選んだほうが、

ゴールへの足取りも軽くなるものではないか、

そんな風に感じた次第です。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。
【本日の名言】
楽しきと思うが、楽しきの基なり。

ドストエフスキー

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