500社2500名以上が読む「1日を5%元気にする」メールマガジン

ガチョウを殺した、サガイさん(仮)のお話

750号2016/03/04更新

(今日のお話 1880文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は3件のアポイント。

来週末に行う管理者向けの
「7つの習慣」研修の打ち合わせや、

また2016年度に全社で取り組む、
研修の打ち合わせなど。

研修はやって終わりではなく、
「やる前」と「やった後」の質を高めてこそ、
参加者の心と頭に残るものになる。

そんなことを、最近(さらに)よく考えます。

研修の場を、運命の方向性が変わる瞬間にすべく、
一層努力しようと思った1日でした。


■さて、本日のお話です。

「7つの習慣」で『P/PCバランス』、
という話があります。

これは、

P(production = 成果)
PC(production capability = 成果を生み出す能力)

の略です。

これが何を表すかというと、

「”成果”を継続的に求めるのであれば、
 ”成果を生み出す能力”も大切にせねばならない」

という考え方です。
(詳細は本文にてお伝えいたします)

今日はこの、P/PCバランスについて、
私の過去の体験を踏まえて、
大切さをお伝えしたいと思います。

それでは、どうぞ。
■前述の『P/PCバランス』を理解する上で、
有名なイソップ童話のお話があります。

それは、「ガチョウと金の卵」というお話。


こんな内容です。

~~~~~~~~~~~~~~~~

あるところに、一羽のガチョウを飼っている貧しい男がいました。

ある日の事、
このガチョウが金のタマゴを一つ産みました。

ガチョウは次の日も、金のタマゴを産みました。

また次の日も、また次の日も、毎日一つずつの金のタマゴを産みました。


おかげで貧しかった男は新しい家に住み、
おいしい物を食べ、きれいな服を着る事が出来ました。

「おれもずいぶんお金持ちになった。
 でも、もっとお金が欲しい。
 ガチョウがもっとたくさんのタマゴを産んでくれればいいのに。」

「・・・まてよ。
 あのガチョウの腹の中には、金の固まりがあるに違いない。
 そうだ、それを取り出せば、おれはもっと金持ちになれるぞ」


男はそう思って、すぐにガチョウのお腹を切り開きました。

しかし、金の固まりなど出てきません。

ガチョウは死んでしまい、
男は金を手に入れることもできなくなってしまいました。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~

というお話。

ここから得られる教訓が、
「欲に駆られてはいけない」という話と、

そして、前述の『P/PCバランス』という
学びがあるのです。

金の卵は、「P」(production = 欲しい成果)。

ガチョウは、「PC」(production capability = 成果を生み出す能力)。

となります。

男は、欲に走り、
金の卵(P)を急いで求めるがあまり、
それを生み出すガチョウ(PC)を殺してしまったわけです。

長期的に豊かになろうとするならば、
金の卵を産んでくれるニワトリを、
大切にしなければならなかったのにも関わらず、です。


■そして、ここで考えたいのです。

「こういったこと、
 私たちも日常でやっていないだろうか?」
と。

私の昔働いていた職場(ワタミ)の店長で、
サガイさん(仮)という方がいました。

当時35歳くらいでしたでしょうか。

彼はものすごい真面目で、頑張り屋でした。
毎日モーレツに働き、ボロボロになるまで、
寝る間を惜しんで働いていました。

当時は、そんな働き方が当たり前だったこともありますが、
それにしても、よく働いていた。

そして、彼はしばしばこういっていました。

「僕らはこんなに働いている。人の3倍は働いているはずだ。
 だから、人の3倍は成長できているはず。

 紀藤くん、そう思わないかい?」
と。


■しかし、です。

このサガイ店長、アルバイトの子からの評判が、
悪く、陰口を叩かれていたのです。

そして、お店の売り上げもあがっていなかった。

確かに頑張っていました。

しかし、「その瞬間の売り上げ」を
上げることを重視するがあまり、
大事なことを疎かにしていました。

・アルバイトさんに無理をさせすぎて、人間関係が壊れる。
・アルバイトのメンバー達と話す時間がなく、信頼関係が作れていない。
・今日の仕事に追われていて、計画を立てられず
 行き当たりばったりになっていた。
・無理しすぎて、夜寝過ごし遅刻しばしば遅刻していた。

こんなような状態でした。
(当時は私も似たような状態でしたが 汗)

つまり、

”「今日の売り上げ(P=成果))」に集中するあまり、
「自分の体、人間関係(PC=成果を生み出す能力)」を疎かにし、
 結果的に、お店の売り上げも下がった”

という悲しき事態になっていたわけです。


■今振り返れば、

「成果を生み出すため、自分の体を大事にしたり、
 人間関係を大切にしたりすること」

は当たり前のことにも感じます。

でも、当時は全然気がつかなかった。

そしてこのことは、目先の成果に集中をしがちな現代、
しばしば起こっている、

「現代病」

ともいえるものではないか、

そのように感じるのです。

確かに、今の成果も大事。

でも、継続的に成果を生み出し続けるためには、


・運動、食事、睡眠など、健康を維持する工夫をする
・常に勉強して、知識を蓄える
・人間関係を大切にして、協力してもらえる関係を築いておく
・モチベーションを高く保てるよう、
 読書やリラクゼーションなどで、リフレッシュする

なども、なくてはならない、
必須なものであると思うのです。

今を見ながら、未来も見る。

そのために、
自分の『P/PCバランス』が
どんな状態になっているか、

定期的に振り返り、考えていきたいものですね。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も、皆様にとって素晴らしい1日になりますように。
【本日の名言】
お前がいつか出会う災いは、
おまえがおろそかにしたある時間の報いだ。

ナポレオン・ボナパルト

初めての方はこちらから

ビジネス&ライフに小さな変革を 未来習慣メールマガジン

カテゴリー別で見る

「7つの習慣」から探す

キーワードから探す

年別アーカイブ

※このサイトは、フランクリン・コヴィー・ジャパン(株)とは関係なく、記載されている内容の責任は著者個人に帰するものです。