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「ネジが抜けたロボット」でも大丈夫。才能は補い合えるもの

1121号2017/03/10更新

(今日のお話 2537字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は2件のアポイント。
4月に開催予定の新入社員研修ディスカバリーの打ち合わせ、
ならびに、JTBと共同開発の

『7つの習慣Outdoor』

の来年度の営業戦略についてディスカッション。

また夕方からは、ダイヤモンド経営塾にて、
石坂産業の石坂社長の講演。

そして夜からは、
私が最も影響を受けた私塾「サムライ塾」のメンバーと
来期の塾の運営計画など。

だいぶ、盛りだくさんの1日で、
声が枯れ気味です(汗)



さて、本日のお話です。

ダイヤモンド経営塾の石坂社長の話はまた後日として、
一昨日聞いた、

”IT起業家 関口舞さん”

のお話を、昨日に引き続き、
今日も続けさせていただきたいと思います。

今日は、


”「ネジが抜けたロボット」でも大丈夫。才能は補い合えるもの”。


というタイトルで、
関口舞さんのお話から
思ったところを皆さまにご共有できればと思います。

それでは、どうぞ。
■IT起業家の関口舞さん。

若干25歳で、オバマ夫人も使う、
世界中で流行したアプリ「9(ナイン)」を開発し、
話題になった人です。


「アプリ開発」というと、
プログラミングができて、
デザインもできて、と、
いろんな能力が必要になるようです。


しかし、関口舞さんは、文系出身。

プログラミングもできないし
デザインの専門家でもない。

実際、中学も不登校で、
2ちゃんねらーだった経験もあり
新卒で入った会社も半年で辞める、
ということで、何かスペシャルな能力が
あったわけでもありませんでした。


■関口さんの中にあったのは、

・「告白する勇気がない人の背中を押したい」
 「人と人の出会いを支援したい」という想い

・こんなのがあったらいいのにな、という企画

くらいだったそう。

自分で考えた企画を、
自分でデザインして
エンジニアも周りにいた普通の人に頼んで、

という何もない状態。


また、ヒットして会社が少し大きくなった後も、

「自分の中に”こうしたい!”というのはあっても、
 経営者なのに、マネタイズのアイデアがなかった」

「食べていければいいや、くらいしか思わなかった」

「収益の計算も、ざっくりすぎる計算しかしなかった」

ということで、
「稼ぐ」ということからは、
縁遠い考えであったそう。


■しかし、面白いもので、それでも、

「人と人を繋ぎたい」

という純粋な思いで走っていると、
共感してくれるサポーターしてくれる人が現れたそう。

一人は、優秀な人工知能の開発者。
プログラミングのスペシャリスト。
マネタイズも非常に上手。

加えて、投資家からの補助。


足りない部分を埋めるように、
お互いが補い合うように集まってきました。


関口舞さんはいいます。

「できないことは、任せればいいって思いました。

 自分ができないところはできないけど
 ここは自分ができる、というところがあればそれでよい。

 だからチームっていいと思いました」


■これは非常によく言われることですが、

”「お互い強み」を活かすからこそチーム”

であり、組織の強いところなのでしょう。


全員が”平均的に何かできる”よりも、

・ある人は、超攻撃型
・ある人は、鉄壁の防御型
・ある人は、最高の調整役

というように、
尖った集団で合ったほうが、
より良い成果が生まれるのではないか、

と思うのです。


例えば、私の場合も、
ひどい話ですが、細かいことが、
本当の本当に本当に苦手。

ネジが抜けているどころか、
ネジが入る穴さえ見つからない、
それくらい、”オペレーション能力”が欠如していると感じます。


しかし、それ以外の、

・初対面の人に斬り込んでいく力
・地味にメルマガを書き続ける継続力
・行動力、行動量(ジタバタすること)

は、それなりに強みがあるのではないか
など思うのです。


しかし、

・信頼おけるアシスタントさん、
・サポートしてくれるバックオフィス

の方がいるので、
なんとか大きなトラブルもなく、
走り続けることができています。


■人の才能(強み)を分析する、
組織コンサル会社、ギャロップ社のコンサルタントが出版した名著

『さあ、才能に目覚めよう ―あなたの5つの強みを見出し、活かす』
マーカス バッキンガム (著)‚ ドナルド・O. クリフトン (著)‚

において、


『「強み」とは、その人が、
 意識せずつい考えたり、やってしまう行動』

である、といいます。

すなわち、

【その人にとっては『当たり前すぎて普通のこと』だけど
 他の人にとっては当たり前ではないこと】

が強みである、とのこと。


ちなみに「人が持つ34の強み」を
サーベイ分析することができるのですが、
私の場合、こんな結果になりました。


例えば、紀藤の場合ですが、

・初対面の人といると、何をしているのか聞きたくなる。
 興味が湧いてくる。

のです。”意識しなくても”、浮かんできます。
これは『社交性』という強みだそう。


また、

・目標を掲げると、俄然やる気が出る。
 意識しなくても、つい目標への進捗ばかり考えてしまう。

のです。これは、
『目標志向』という強みであると言います。


逆に、「ミスに気づく」とか、
「プロセスに漏れがない」とか、
その辺りは意識しようしようと思っても、いつも失敗してしまう。

”頭の中に浮かんでこない”
”意識化に浮かんでこない”

のです。

だから、『慎重さ』という
”強み”は、ほぼ最下位。

(やっぱり)


つまり、ある意味では
”ネジがぶっ飛んでいる”
とも言えるのでしょう。


■しかし、よく言われますが、
”それぞれ違うから、補いあえるし、高めあえる”
のだと思います。

「7つの習慣」でも、
”第6の習慣 シナジーを創り出す”において、

『違う能力、違う考えの人同士が、
 それぞれの強みを活かしあうからこそ、
 1+1=3、10、100、1000になる』

といいます。

冒頭で関口舞さんが
世界に影響を与える、
一つのムーブメントを起こした背景にも、

「できるところをやる。できないところは補いあう」

という考えを、ある意味徹底して、
そしてそれぞれの強みにフォーカスし、
レバレッジをかけたからこそ、
成し得たことがあるのではないか、

そのように感じました。


そしてそれができたら、本当に素晴らしい。

では、それぞれの強みを活かし、
補いあうためには、どうすればいいか?


そのためには、

『自分をまず知ること。』
『「ここが自分は強い」と、自分で言語化できること。』

から始まるのでしょう。

そして、

『相手の強み』

を知ることでしょう。


■できないことは、あっても良いのです。

「ネジが抜けたロボット」だとしても、大丈夫です。

「自分の強み」を活かし、
補い合える環境を見つける。

「相手の強み」を活かし、
補い合える環境を作る。

そのほうが、結果的に、
自分のため、社会のためになるはず、

そう思う次第です。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
皆さまにとって素晴らしい1日となりますように。""
【本日の名言】
常に意見が一致する人間が会社に二人いたら、
そのうちの一人は不要である。

ウィリアム・リグリー・ジュニア”

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