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”東京と大阪の自動改札機の違い”から学ぶ、コミュニケーションの原則

1115号2017/03/04更新

(今日のお話 2563字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。

昨日金曜日は、2件のアポイント。

また本日土曜日は朝から英語塾へ参加。
その後、テニス、読書など。

5月に参加する100キロウルトラマラソンに向けて、
ランナーである講師の方から、


『走れ!マンガ家 ひいこらサブスリー』(著:みやすのんき)


という”楽な走り方”についての本を紹介され、
読んでイメトレをしてみたり。

早速、明日試してみようと思います。



さて、本日のお話です。

話は変わりますが、
私は仕事柄、毎週15件ほどの、
色々なお客様とお会いしています。

そのため、電車移動も多く、
「SUICA」等のICカードは必須中の必須。

先日、大阪に出張した時に、
この「SUICA」を使う中で、
ふとした気付きがありました。


今日はそのエピソードから、


『”東京と大阪の自動改札機の違い”から学ぶ、コミュニケーションの原則』


というテーマで、思うところを
皆さまにご共有させていただきたいと思います。

それでは、どうぞ。
■おそらく今の時代、
電子マネーの

「SUICA」「PASUMO」
(大阪ならICOCAですね)

などを利用されている方、
かなりの数になるのではないかと思います。


特に新宿とか、東京などの、
激混みの朝ラッシュなどは、
この「SUICA」の登場によって、
劇的に便利、快適になりました。

駅員さんが、切符きりをしていた時代が、
本当にあったのだろうか、
そう思えるほどの進化っぷりです。


■しかし、そんな中、
しばしば”引っかかる人”がいます。

タッチをし損ねて、
(またはチャージ不足などで)


「ピンポーン」


という悲しきアラート音、
赤いランプの点灯、そして

「残高が不足しています」または
「もう一度タッチして下さい」という、
切ない警告メッセージの魔のコラボレーションとともに、
気づけば後ろに、行列ができている。


朝の通勤ラッシュなどだと、もう最悪です。

後ろからの”声なき声”、
”見えない圧力”によって、

「あっ、すみません、すみません」

と目も当てられないような状態になっている人を、
しばしば見かけるのです。

(とかいう私も、たまにタッチし損ねるのですが汗)


■そんな中、大阪に出張に行った際、
ふと気づくことがありました。


それは、たまたまだったのかもしれません。

ただ、大阪出張の2日間において、
東京と同様、ICカードを使っている人がたくさんいる中、


”タッチを仕損じる人に一人も出会わなかった”


のでした。

私も、タッチを
仕損じることはありませんでしたし、
なぜだか、仕損じる気がしなかったのです。



「なぜだろう?」
「何が違うのだろう?」と思った時に、

ふと、あることに気が付きました。

それは、
東京の改札機と、大阪の改札機に「小さな違い」があった
のです。


■その違いとは、些細な表現の違いです。


”東京の改札機”は、
ICカードをタッチするところに

『黄色と白の文字で、「しっかりタッチ」』

と書かれています。



それに対して、

”大阪の改札機”は、
ICカードをタッチするところに、


『赤字で、「ピタッとふれてください」』


と書かれていました。


そして思ったのです。

「ああ、この表現の違いからか、意識が変わったのか」

と。


他の人はどうか知りませんが、
少なくとも渡しの場合、

”「しっかりタッチ」より『ピタッ!とふれてください』”

のほうが、イメージがしやすい。
ビジュアルで想像しやすい。


もちろん、別に統計を取ったわけでも、
集中して注目したわけではないです。

だから実際は違うかも知れないし、
お伝えしたように、たまたまかもしれません。


ただ、私が、思ったのが、


『「しっかりと」 VS 「ピタッと」という”伝え方”の違い』


によって、

”イメージがしやすくなった”
”伝わりやすくなった”

のではなかろうか、と思うわけです。


これを少し広い視点で捉えてみると、

『”伝え方”の手法の違い、言葉のチョイスの違いが、
 私の行動に影響を与えた』

ということ。


そしてココに、

”コミュニケーションの原則”

が隠されているように思ったのです。


■しばしば仕事や私生活で、
こんなシーンを目にすることがあります。

例えば、上司が部下に対して愚痴を言う。

「俺が何度も指導しているのに、一向に行動が変わらない!
 あいつは能力がないんだ」

と批判してみたり。


はたまた、夫が妻に、

「何度も「出したら片付けろ!」って言ってるのに、
 全然変わらない!反省の色が見えない」

と言ってみたり。

そんなイメージでしょうか。


これらの文脈を想像してみると、
なんとなく、


『何度も言っているのに、変わらないのは、

「発信側には否はなく、受け手側に問題がある」』


という見方でいるように思うわけです。


でも、考えてみれば、コミュニケーションとは、
「発信する方」と「受け取る方」、双方で成り立っています。

だから、
うまくコミュニケーションが成り立たない時、
どちらか一方だけを攻めるのは、
なんだか不思議な感じがするわけです。


「ピッチャー」がいい球を投げて、
「キャッチャー」が球を受け取るならわかります。

でも、

「ピッチャー」が”大暴投”をしているのに、
(=全然、心に刺さらない、伝わらない表現をしているのに)

「キャッチャー」に対して、
「お前、ちゃんと取れよ!!」というのは、
あまりにもジャイアニズム(ジャイアンのように勝手すぎる)が
甚だしき姿勢ではなかろうか、

そう、思うわけです。


■聞くことは、大切です。

「7つの習慣」でも、

”第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される”

とありますが、
最初は、もちろん聞くことが大事。

「相手を理解すること」は人間関係において、
とても大切なことです。


しかし、その後の「理解される」というフェーズも、
同様に大事。伝えることも大事なコミュニケーションです。

だからこそ、自分は


『相手の胸にきちんと届く球を投げられているか?』
(=相手の心に届く伝え方ができているか?)


ということは、常に意識しておく必要があると思うわけです。


それは、

・伝えるタイミング であったり、
・表現の問題 だったり、
・話す際の笑顔 であったり、
・信頼関係があるかどうか
・言葉の選び方

であったり、
もしかすると”些細なこと”かもしれません。


でも、私が大阪で経験した、


”「しっかりタッチ」VS 「ピタッ!とタッチ」という”伝え方”の違い”


によって、ICカードの
タッチ成功率が上がると感じたように、

人は些細なことで、
言葉の受け取り方が変わり、
そして行動が変わるものです。


言いたいことは同じでも、
正しい想いがあっても、
「伝え方」を間違えると、伝わるものも伝わらなくなる。

だからこそ、


【相手の胸にきちんと届く球を投げられているか?】
(=相手の心に響く伝え方ができているか?)


を、もっともっと考えることが大事、
そう思った次第です。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
皆さまにとって素晴らしい週末となりますように。
【本日の名言】
どのように話すかは、
話の内容と同じくらい重要である。
判断力を持っている人間よりも、
耳をくすぐられて喜ぶ人間の方が多い。

フィリップ・チェスターフィールド”

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