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見返りを求めない親切心

1075号2017/01/23更新

(今日のお話 2158字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。

昨日はグアム2日目。
乗り放題バスで、ひたすら妻と、
妻の母とひたすらウロウロしておりました。

初めてのグアムでしたが、
調べてみると、日本人観光客への観光業が
地域の主な収入源とのこと。

あらゆるところが”日本人用”になっており、
何とも快適な旅となっております。

多少練習してきた英語も、
まったく活躍の場なし、でございます(苦笑)



さて、そんな中、
昨日は色々と食べ歩きをしていたのですが、
日本にはない文化の「チップ」を通して、
思うところがありました。


今日は、その内容について、
皆さまにご共有させて頂きたいと思います。


タイトルは、

「見返りなき親切心の美しさ」。

それでは、どうぞ。
■これは、日本人だからでしょうか。

”「サービス」というのは、
 真心から出てくる無料のもの”、

とか

”スマイル0円”

という価値観が根付いているんだな、
と改めて、感じています。


しかし、視野を広げてみると、
世界的には「サービスマン」は立派な職業であり、
そのサービスの質によりチップを得て、
きちんと生計を立てる、

ほうが普通な様子。


だから、
「チップ」という文化もあるのかな、
などと思いました。


海外慣れしていない私としては、
あまり詳しくわからないため、

”グアムガイド”とか
”インターネット”を通じて、

チップの基準などを、参考にしつつ
払ったりしております。


■ちなみに、
最近の海外のレストランの多くは、
既に「サービス料」として、
チップにあたる料金が含まれているケースが多いよう。


温度感がイマイチよくわからないので、

あるレストランでは、
そうはいうもののチップを払ってみたり。

逆にあるレストランでは、
説明書どおりに、サービス料のみ、払ったり。
(=チップとしては払わない)

色々と対応をしてみたのでした。


■そんな中、
払う方の気持ちの問題なのですが、
何となく、「チップ」という文化があることによって、

ものすごく過剰なサービスがある時に、
こう思ってしまう自分がいたのでした。

「このサービスは、チップが目当てではなかろうか」

と。


事実はわかりませんが、
そう勘ぐってしまう自分がいて、
そんな自分に、何となく、
”モヤっとした感覚”を感じた自分がいたのでした。


それがなぜだろう、と思った時、
ふと、こんな名言を思い出しました。



『人を褒めたら同時にものを頼んではいけない。

 褒め言葉は、無料でなければ価値がない

           マーク・トウェイン』



恐らく、私が感じたモヤっとした理由は、

”サービス”というのは、
”親切心”とか”善意”という、
人の美徳に隣接する行為である、

またそうあるべきであるがゆえに、
見返りを求めるのはよくない、

という私の考えが、
原因だったのでしょう。


ですから、

「親切な行為も、結局お金が目的だった」

と感じたとき、
事実と関係なく、何となく、
残念な気持ちがしてしまう、

それが私の湧き上がる違和感なのでした。


■これは、文化の違いかもしれません。

それとも、私の個人的な感覚かもしれません。

そして、加えて言うと、
そうはいうものの、良いサービスには
チップは払ってしかるべき、と思います。



ですが、こういった感覚を持った時に、

日本人の

「見返りを求めない親切心」

というのは、

”見返りを求めない”

がゆえに美しく、
尊敬を集めるものであるな、

と改めて思ったのです。


そして、見返りを求めず、

別に誰が見ていなくとも、
誰から評価されなくとも、

「ただそれが大切だし、
 そうすべきだから、
 親切にする、礼儀正しくする」

という行為は、それゆえ
崇高なものとして、世界から認められているのではないか、

そんなことを感じたのです。


■よく言われますが、
日本において外国の人から見て、
驚かれることの一つとして、

格安牛丼チェーンだろうが、
普通のコンビニだろうが、
ファミリーレストランだろうが、

どんな店でも、
素晴らしく質の高いサービスを無料で受けられる、

というのが、驚くべき点である、
とされるそうです。


チップの文化が良いとか悪いとか、
グアムの人のサービスがどうというわけではなく、
日本を離れてみて、

「日本のサービス、
 ”見返りを求めない親切心”っていいな」

と思ったという話。


きっと、これは国を超えて
誰もが感じる美徳として、

「見返りを求めない親切心」

を、普通に出来てきたのが、
日本人の強みであり、
それが他と比較したときに輝かしい資質のように思いました。


■最近は世界がどんどん狭くなっている事を感じます。

だからでしょうか、

日本人も日本人としての

「親切心」「おもてなし」

というのも、場所によっては失われつつある
と感じることもあります。


間違いなく、
これから世界はより狭くなります。

そんな中、東京オリンピックなども含め、
「日本人」として見られることが増えることは
間違いないのでしょうし、

ビジネスでも、「グローバル人材」として、
自立することが求められる人も、
もっと増えてくるのでしょう。


そんな中で、異文化と対峙する上で、

”自らの立ち位置や強み”

を認識すること、
やっぱり大切だと思います。


日本は、

「見返りを求めない親切心」

がやっぱり大切です。


滝川クリステル氏がオリンピックに向けて、
日本の強みとして言った、

「おもてなしの文化」

この強みを忘れないよう、
高めていくことが大事なのではなかろうか、

海外に来て、少し視野を広げて、
そんなことを思った次第です。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
本日が皆さまにとって素晴らしい1日となりますように。
【本日の名言】
真心をもって人を助ければ、
必ず自分も人から助けられる。
これは人生の最も美しい補償の一つである。

ラルフ・ワルド・エマーソン”

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