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自分の生き方のベスト・バランスを考える

1045号2016/12/24更新

(今日のお話 2886字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。

本日はクリスマス・イブですね。

皆さま、ご家族や恋人など、
大切な人とお過ごしの方もいれば、
自分自身の大切なことに時間を費やされている方、
色々ではないかと思います。

ちなみに、私の場合、
最近ずっとできていなかったテニスを、
ひたすらやりまくっていました。

朝7時からテニス、
英語塾の先生と面談をはさみ、
午後13時からまたテニス。

全くクリスマス・イブなど関係ない感じですが、
これまた充実した時間だな、と思っております。



さて、そんな今のトレンドを表してか、
朝日新聞にこんなニュースが載っていました。

『「清貧」ムヒカさんが見た日本「働きすぎなんだよ」』

南米ウルグアイの前大統領ホセ・ムヒカさん。

彼は最も貧しい大統領として有名になりました。

「全国民の平均が自分。
 だから、国民が豊かにならない限り、
 私も贅沢な暮らしをしてはならないと思っている」

そうして、中古の車に、
質素な家、質素な服に食事。

そんな姿が、資本主義に振り回され、
幸せを感じづらくなっている世の中に、
一つのインパクトを与えた、そんな人物です。

今日は、そんなホセ・ムヒカさんの言葉から思った、


「自分の生き方のベスト・バランスを考える」


というテーマで、
思うところをお伝えさせて頂きたいと思います。

それでは、どうぞ。
■上述の、


『「清貧」ムヒカさんが見た日本「働きすぎなんだよ」』


という記事において、
ホセ・ムヒカさんと記者は、
こんなやりとりをしていました。

(以下、引用させていただきます)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

――「世界幸福度ランキング」だと、日本は53位だそうです。

「東京は、犯罪は少ないが、自殺が多い。
 それは日本社会があまりにも競争社会だからだろう。

 必死に仕事をするばかりで、
 ちゃんと生きるための時間が残っていないから。

 家族や子どもたちや友人たちとの時間を犠牲にしているから、だろう。
 働き過ぎなんだよ」

「もう少し働く時間を減らし、
 もう少し家族や友人と過ごす時間を増やしたらどうだろう。

 あまりにも仕事に追われているように見えるから。
 人生は一度きりで、すぐに過ぎ去ってしまうんだよ」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

なるほど、最近どこそこで聞く、

「日本人は働きすぎ」

というこの言葉。
やはりムヒカさんもそう思うようです。

またムヒカさんは、
”日本に来て一番驚いたこと(イカれていると思ったこと)”
として、

「京都のホテルで、便座の蓋が勝手に空いたこと」

を挙げていました。

「いやいや、そんなことに知恵を使って、
 競争をするよりも、もっと他にできること、
 大切にすること、あるだろう」

彼は、そう思ったそうです。


■一方、同時期に、
こんな話がありました。

今度は、Yahooニュースです。

”労基署勧告にエイベックス社長が疑問「今の働き方を無視する様」”

エイベックスの社長が、
”社員に違法な長時間労働をさせた”として、
労働基準監督署から是正勧告を請けた、というニュース。

しかし、彼は「真摯に受け止め対応はする」
と話をした上で、反論として、コメントを残しました。


それは、

「今の働き方を無視する様な取り締まりを行っていると言わざるを得ない」

そしてこう加えます。

「好きで仕事をやっている人に対しての労働時間だけの抑制は絶対に望まない」

「僕らの業界はそういう人の“夢中”から世の中を感動させるものが生まれる」

というもの。


すなわち、

「仕事を夢中でやっている(好きでやっている)に人は、
 別にやらせればいいじゃないか」

ということですね。


■さて、

ホセ・ムヒカさんの
「日本人は働きすぎ」という意見。

そして、エイベックス社長の、
「好きで働きたい人は働けばいい」という意見。

皆さまはどちら派でしょうか。


というより、
どちらも一理あるという話ではないだろうか、

私はそのように思います。

というより、
言ってしまえば元も子もありませんが、結局、


『働きすぎがよくないか、いいかは、人によって違う』


この一言に尽きると思うのです。


■例えば、
「好きで働きたい人は働けばいい」という意見。

当たり前ですが、
何かの能力を伸ばそうと思ったら、
一時的に集中的な負荷をかけねばなりません。

それは、

甲子園を目指す野球部だって、
プロサッカ-選手を目指す学生だって、
プロテニスプレイヤーを目指す小学生だって、一緒。

本気になるならば、
プロフェッショナルを目指そうとするならば、
誰にとっても当然必要なプロセスです。


それをなくして、
世に貢献しよう、
仕事力を本気であげよう、

というのは無理な話で、
そこには一定の負荷があってもいいはず。

もちろん、それを乱用して、
ブラック、とか言われたらダメですが、
何でもかんでも規制、規制、

何かあればパワハラだ、
モラハラだ、ブラックだ、

は、何となく違うように思うのです。

(10年前、ブラック企業の代表格と称される、
 とある飲食で働いていましたが、
 それでもやっぱり、そう思います)


■大切なのは、

”『自分で、どういう働き方がベストなのか』
 をきちんと把握できていることである”

と思います。

「7つの習慣」でも言いますが、
私たちには

『役割のバランス』

というものがある、と言います。

例えば、

・社員としての役割(仕事人としての役割)

・息子の役割(家族/父母がいる)

・テニスプレーヤーとしての役割(趣味を大切にする役割)

・父親としての役割(息子と妻を持つ人)

みたいに、自分が大切にしたいことは、
「仕事」だけでなく、
いくつもあって、然るべきです。


そして、それは年齢や時期によって、
まだ仕事を覚えたて、または大事な転機だからということで、

「仕事90:趣味10」

と比重が傾くこともあれば、
家庭を持ち、子育てを大事にするからということで、

「仕事60:家庭30:趣味10」

という人もいるだろうし、
家族を守るという主婦(主夫)という役割こそ、
使命であると考え、

「家庭80:趣味10:仕事10」

という場合だってあるわけです。


そしてそれらの

『役割のバランス』

は人それぞれなのです。


そして、その「役割のバランス」を考え、
今の自分にとってベストな物が何なのか把握していることが、

自分が健やかに生き、
かつ長期的に幸せを得続けるために、
必要なことではないだろうか、

そのように強く思うのです。


■今日はクリスマス・イブ。

世の中は賑わっていますが、
この連休、時間がある方も多いことでしょう。

ホセ・ムヒカさんが言われたように

「ああ、家族との時間を大切にしていなかったな」

と思う人は、そこを大切にすればいいし、


「逆に勉強できていなかったな」とか
「仕事やれなかったことやりたいな」という方は、

それはそれで素晴らしいことだと思います。


とにもかくにも、


【自分の生き方の”ベスト・バランス”を考える】


ということ、
否、それを考え続けることが、
競争が溢れ、情報が溢れ、
大切なことを見失いがちな昨今だからこそ、
とても重要な姿勢なのだろう、

そう思う次第です。


ということで、メリー・クリスマス!
【本日の名言】
何かを切り捨てるべきか知ること。
それを知恵という。

何かを手放す必要がある時に、
それを手放せるだけの明晰さと強さを持つこと。
それを勇気という。

ヴィルヘルム・ミュラー”

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