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自らの心の中に、片時も離さない「訓戒」を持つ ~「女流プロ囲碁棋士」から学んだ、真のプロフェッショナリズム(後編)~

1012号2016/11/21更新

(本日のお話/2188文字 読了時間2分半)
■おはようございます。紀藤です。

日曜日は、現在通っている私塾
「サムライ塾」のメンバーと、

「近現代史を学ぼう!」

ということで、靖国神社の資料館で、
日本の歴史を知るコーナーで、
延々11時から15時頃まで、
ぶっ通しで見続けておりました。

サムライとか、靖国とか言うと、
右とか、左とか感じられるかもしれませんが、
純粋に面白く、興味深い場所でした。

歴史に興味がある方、とてもおすすめです。



さて、本日のお話です。

昨日、土曜日に

”~IGO Barで碁ミュニケーション~”

というイベントに参加して、
その場で「謝さん(27歳)」という、
女流タイトルを総ナメにしている

”日本最強の女流棋士”

なる方とお話をさせていただき、その中で、

”「真のプロフェッショナルの生き様」を感じた”

そんなお話を共有させていただきました。

本日も続けたいと思います。


テーマは、

「日本最強「女流プロ囲碁棋士」から学んだ、真のプロフェッショナリズム(後編)」。

それでは、どうぞ。
■日本最強・女流棋士、
謝依旻(シェイミン)さん。


名誉女流本因坊・名誉女流名人の称号を保持。

2010年棋道賞優秀棋士賞。女流賞を7度受賞。

2016年7月現在、女流本因坊・女流名人・女流棋聖・
会津中央病院杯・扇興杯女流最強位の女流タイトル全5冠を保持している。


名実ともに、間違いなく
「史上最強の女流棋士」です。


そんな彼女から、

”世界一になると決めた幼少期から、
全てを投げ打って囲碁界に捧げてきた”

という事実とともに、
「退路を断つ」という”覚悟の姿勢”
を学んだのでした。

そして現在、
彼女は”最強の棋士”と称されている。


■そんな謝さんに、
もう一つ、ふと気になった、
ある質問をしてみました。



紀藤
「今、スゴク強くなったわけじゃないですか。
 そんな中、これから得たいものって、どのようなものですか?」


謝さん
「そうですね。”恩返し”かもしれません。

 私が日本に来た時、本当に色んな人に助けてもらったんです。
 日本棋院の先生もそうだし、それこそ、数え切れないくらい。

 だから今の私があると思うんです。

 ちなみに今、中国と韓国は、
 囲碁がすごく強いんです。

 中国なんて13億人いて、
 国を上げて”囲碁”に取り組んでいる。
 競技人口が違うから、やっぱりその地力も、ものすごい。

 中国で行うアジアオリンピックでは、
 他のスポーツと同じように、「囲碁」が競技種目にあるんですよ。

 だから、もっと囲碁を有名にしたりして、
 囲碁の世界に貢献をしたい。

 そう思います。

 今は、個人戦より、
 国の代表として団体戦で勝ったときのほうが、
 ずっと嬉しいんです。」


■”自分が恩を受けた人達に、この国に、恩返しをしたい”


私が言葉にすると、
薄っぺらくなってしまって申し訳ないのですが、


「自分の道を追求した先に見える、利他の心」


とでも言えるような、
そんな高次の精神を垣間見た気がしたのでした。


■また、その他にも、常に作動させている、
「人生のOS」とも言えるような考え方として、
こんな話も聞かせてくれました。


例えば、


・どんなときでも、たとえ休みでも気を緩めない。
 365日考え続ける。

・誰でもミスはするもの。
 大切なのは、失敗したときの対応。
 耐えること、冷静になることで、精神力が磨かれ、勝敗が決する。

・自分が優勢だからといって、攻める気持ちを忘れると、
 隙が生まれる。どんなときでも、攻め続ける。

・劣勢のときほど、全てを投げ打って戦うことで、
 勝機が見えることがある。

・自らを辛い環境に置くことで、
 精神力が磨かれ、それがいざという時の力になる。


などなど。

紹介しきれませんが、
まだまだ色んなお話を聞かせてもらいました。


■そして、これらの話を聞いて、
思ったことがあるのです。


それは、”真のプロフェッショナル”とは、


『自らが大切にする訓戒(=心構え)』


ごときものを、持っていること。

すなわち、
先の謝さんの話で言えば、

「自分の目的(=貢献)」
「覚悟」
「攻める気概」
「緊張感」



そのような”訓戒”を
それこそ片時も離さず、
心の中に常に持ち続けている、

そんな姿勢ではないか、
そのように思ったのです。


■よく私達が提供する研修でも、

「自ら選択し、行動すること」
「自らの目的を常に心に掲げること」
「自らを磨き続けること」

このような話をお伝えしています。


今回、謝さんとお話をして、
改めて思ったこと、それは、


”目に見えない姿勢”の大切さ、


でした。

しばしば「マインド研修」などと言われると、

「それやって、何になるの?」
「考え方より、スキルが大事でしょ」
「まずはロジシン(ロジカルシンキング)だよ」

と、どうしても後回しにされがちなのが、
”考え方・姿勢”についての学び。

確かに、それも事実だし、
よーくわかります。

でも、スキルの根源には、

”何かを希求する想い”だったり、
”やり遂げるポリシー”だったりする、

そう思うわけです。

そして、それらは、
「向き合う機会」を作ってみると、
レベルは人それぞれでも、何か見つかるものが確かにあるのです。


■もちろん、全員が全員、
謝さんのように、凄まじいレベルで実行するのは、
なかなか難しいものでしょう。

でも、もし、

「もっと結果を出したい」
「自分が何かを頑張りたい」
「前に進みたい」

そう願うのであれば。

そのための大切な要素として、
自らの「姿勢・考え方」に向き合うこと、
そしてその上で、


【自らが大切にする戒訓(=心構え)】


が何なのかを、自分の中に深く根を下ろすまで
考え続けること。

そんな巨木のごとき、
根をはるプロセスが非常に重要なのではないだろうか、

そう思う次第です。

簡単ではないですが、
何度も何度も漆塗りのように自らに言い聞かせることで、
いつからでも、人はきっと変わることができる、

私はそう信じています。



最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日も皆さまにとって素晴らしい1日になりますように。
【本日の名言】
人は繰り返し行うことの集大成である。
だから優秀さとは、行為ではなく、習慣なのだ。

アリストテレス”

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