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「君子は豹変す」ならぬ、「小人固執す」に陥らない

1010号2016/11/19更新

(本日のお話/1885文字 読了時間1分半)
■こんばんは。紀藤です。

昨日、金曜日は4件のアポイント。

並びに夜は、24時頃まで、
現在通っている私塾「サムライ塾」の仲間とともに、
”21世紀の日本の問題”についてディスカッションなど。

最近、「サムライ塾」を通して、
近現代史の知識を幅広く知る機会があり、
自分の無知さを体感する今日この頃。

子供の頃、父が、

「歴史の勉強だけはしておけ。
 大人になって、絶対に役に立つから。」

と言っていた理由が、
なんとなくわかる気がしています。

感覚的な問題ですが、

”先人が積み重ねてきたものの上に今がある”

ということを知ると、
不思議なもので、今の世の中と未来に、
自然と関心が湧くような気がします。

(そのうち、近現代史勉強会、やりたいなと密かに思っております。
ご興味ある方は、是非一緒やりましょう!)



さて、本日のお話です。

私がこれまた別で通っている英語塾にて、

「トランプ大統領によってアメリカ、
 そして世界はどうなるのか?」

について意見を交換しました。

その中で、今後のトランプ氏に期待したいね、
という文脈の中で、

『君子は豹変する』

という故事の話、
そして”人が変容する条件”について、
興味深い話を聞きました。

本日は、その話について、
皆さまにご共有させていただきたいと思います。

それでは、どうぞ。
■「豹変(ひょうへん)」という言葉、

皆さまにとっても、
割と馴染みがある言葉ではないかと思います。


「付き合っていたときは優しかったのに、
 結婚した途端、妻は豹変した」


みたいに、
”急に何か・誰かが変わるさま”
を表す、わかりやすい言葉ですね。

(※上記は決して私の例ではありません)


ちなみに、この言葉の語源、
皆さまは、ご存じでしょうか。

実は、”豹(ひょう)”という動物は、
一夜にして、変容する生き物だそうです。

あの綺麗なまだら模様は、
一晩で抜け替わり、ガラリとその姿を変える(!)
そんな性質があるそうなのです。

その様子から、
「豹変する」、そんな言葉が生まれた、
と言われています。


■さて、そんな話を踏まえつつ、
冒頭にご紹介した

『君子は豹変す』

という言葉を考えてみたいと思います。


ちなみにこの言葉の意味は、
このように説明されています。

~~~~~~~~~~~~~~~~

「君子は豹変す」とは・・

徳の高い立派な人物は、過ちに気づけば即座にそれを改め正しい道に戻るものだということ。
また、状況によって態度や考えを急に変えるものだというたとえ。

『易経・革卦』にある「君子豹変す、小人は面を革む(君子が過ちを改めることは、
豹の模様のようにはっきりしている。しかし小人はただ外面を改めるだけである)」に基づく。

~~~~~~~~~~~~~~~~

とのこと。

確かにそうだな、なるほどな、
という感じでしょうか。


■しかしながら、ふと思うのです。

”自分の誤りを認めること”

これは、実は簡単なようで、曲者だと思うのです。

特に経験が長くなって、偉くなったら、
もう大変です。

「さすが、先生!」とか
「さすが、部長!」とか、
「さすが、◯◯社様様!」とか、

持ち上げられ、褒められ、
そんな状態になると、

”自分の誤りを認める”どころか、
逆の方に言ってしまうことのほうが、
大いにあるのではないか、と思うわけです。

何かあっても、
培ってきたものへの確信があるがゆえに、
何か「おかしいな?」と思っても、

「いやいや、俺は正しい!
間違っているのは周りだ」

と原因を外側に求めてしまう、

そんなことが往々にしてあると思うわけです。

これは、企業研修で、
特に部長や幹部研修など実施する際に、
本当の本当に、よく起こる話です。


■当たり前の話かもしれません。

でも、

「”自分は誤っているかもしれない”
 という認識を、常に持ち続けておくこと」

これは大変重要なことだと思うのです。

でなければ、

「君子は豹変す」どころか、
「小人は固執す」となり、

新しい情報に対して、
自分を変えることができず、
間違った方向に一人暴走してしまう、

そんな事にもなりかねないのでしょう。


■ちなみに、
「7つの習慣」のコヴィー博士は、
このような言葉を残しています。


”もし「結果」を変えたいのなら、「行動」を変えればよい。
しかしながら、もし劇的な変化を望むなら
「パラダイム(=ものの考え方)」を変えなければならない”

と。


そもそも”君子”とは
自分の信念を強く持っていたり、
信念の実現に向かって邁進することができたりする、
そんな「人格」を持つ人物だと思います。

だからこそ、偉い、スゴイと言われ、
誰からも否定されなかったとしても、

「時代が変わった」「自分の考えは違っていた」
と思った瞬間、それまでこだわり抜いてきた、
今までの概念を捨て去ることができること、

これこそが、『君子の”強さ”』であると思うのです。


ということで、

「君子は豹変する」

という言葉の意味、そして、

・君子は、自らの考えを変えることできる力
・君子は、自らの行動を変えることができる力

これらの条件を、

「君子たる型」として意識し、

「小人固執す」とならぬよう、
君子”たる階段を目指していきたいものだな、

そんなことを思った次第です。



最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日も皆さまにとって素晴らしい1日になりますように。
【本日の名言】
あるものを正しく判断するためには、
それを愛したあと、いくらか離れることが必要だ。
それは国や人間、そして自己自身についても本当である。

アンドレ・ジット”

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