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「25種類のあなた」から学ぶ、言葉の持つ力

1008号2016/11/17更新

(本日のお話/2034文字 読了時間2分半)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は2件のアポイント。

来週から実施する、
「7つの習慣のフォローアップ研修」
についての打合せなど。

既に「7つの習慣」を学んでいただいた会社様に、
より深い浸透と気づきを促すために、
皆さまに実施させていただきます。

(M様、来週よりよろしくお願いいたします!)

そして、夜は英語塾へ。



昨日お客様とディスカッションを
させていただいて改めて思いましたが、

「学び」

というのは、簡単なものではないですよね。

何かを学んだ後、
きちんと自分のものにするためには、

”咀嚼し、消化する時間”

が必要だとつくづく思います。

「7つの習慣」も1度実施して、
全て吸収した人など、聞いたことがありません。

何かを深く学び、理解し、
自分の血肉にするには、

学んだこと、心に残ったことを、
何度も何度も復習し、
自分の日常に紐付けて考えてみたり、

または仲間と意見を交換し、
「これはどういう意味だろうか?」と
議論を深めてみたり。

これらのことを、何度も何度も何度も何度も行うこと。


それでようやく、
”学びの深度”が、
深まっていくのだと思います。


結局、あらゆることは、

『労なくして益なし』
(No‚ pain. No‚ gain)

なのだなあ、と思う今日この頃。



さて、前置きの話が長くなってしまいましたが、
本日のお話です。

昨日の英語塾で、

「日本語には”25種類のあなた”という表現がある」

という話で盛り上がりました。

今日は、
「25種類のあなた」という話から
言葉が私達に与える影響について、
思うところをご共有させていただきたいと思います。

それでは、どうぞ。""
■日本語は、
非常に深みがある言葉だと言われます。

例えば、「あなた」という言葉。


普段、意識しませんが、
ふと書き出してみると、

「日本語のあなた」

を表す言葉には、大変な種類があることがわかります。



・あなた、そちら、お宅

・お前、あんた、お前さん、

・君、チミ(志村けん)、ワイ

・てめえ、おのれ、おんどれ、ワレ、

・そなた、そち、

・主、御身

・貴社、御社、貴殿、

・貴官、貴兄、貴姉、貴公

・貴台、賢台、尊台、老台

などなど。


一説によると、なんと、

『25種類の”あなた”』

という表現があるそうです。


■一方、英語はどうか。

”あなた = 「YOU」”

これだけ。


相手が、部下でもYOU。
同僚でもYOUだし、
部長でも社長でも、やっぱりYOUです。


日本語のあなた25種類。
英語のあなた、1種類。


「なんだ、そんなことか。そりゃそうだ」

と言えば、それまでですが、
このことが私たちに与える影響は、
それなりに大きいものがあると思うのです。


■しばしば、日本人は
「礼儀・礼節を重んじる文化」で、

一方、欧米人は
「あくまでも対等な文化」である、

などと言われることがあります。


そして、これらの文化の違いを分けるものの一つが、

『言葉である』

と思うのです。


口に出してみるとわかりますが、
「言葉」は思考に影響を与えるものです。

相手の事を、

「おんどれ、何考えとるんや?」
「きさま、何考えとるかちゃ?」

と言ってみると、
あきらかに敵対している様な感じがします。
自分の気持ちも、何だか乱暴になります。


一方、「あなた」の呼称を変えると、
続く言葉も、自然と変わるものです。

「貴殿は、どのようなお考えでいらっしゃいますか?」
「あなたは、どう思われますか?」

みたいなイメージでしょうか。



だからこそ、

同じ「あなた」でも、

言葉が違えば、
尊敬の念、敵対の念、親しみの念、
色々な感情が出てくるもの。

それらの「あなた」を使い分けるからこそ、
日本の文化は、礼儀・礼節を重んじ、
上下関係をはっきりさせる文化になり、

逆に、欧米では「YOU」一つ、
平等の文化というものができたのではにないか、

そのように思うわけです。


■そして、この話から考える、
重要な教訓があります。

それは、


『言葉が思考に影響を与える』


ということなのです。


小さいことのようですが、
どの言葉を使うかで、人は気持ちに多少なりとも、
左右されるものなのです。


「きさん」「おんどれ」と呼ぶ気持ちと、
「◯◯くん」「きみ」と呼ぶ気持ちが、

同じ意味を表すのに、
違って感じるようなもの。


「言葉」というのは、
多くの人が毎日、何百回と使う、
生きる上での必須の行為だからこそ、
その影響は無視できない、

そのように思うのです。


■私達がお伝えしている
「7つの習慣」においても、

『主体的な言葉を使う』

ということは、

自分の人生をより良く、
望む結果を齎すように生きる上で
非常に重要な要素である、

と伝えています。


何か望ましくないことがあったときに、
反射的にネガティブ、悲観的な言葉を使うか。

また、できるだけプラスに捉え、
解釈しようと一歩立ち止まるのか。


些細な事かもしれません。

しかし、無意識でも、
言葉は繰り返していると、
それはそのうち「習慣」となります。

組織であれば「文化」となります。



『25種類のあなた』によって、
受けるイメージが違ってくる。

この事実を理解しつつ、
普段の自分の使う言葉を、
慎重に、丁寧に扱っていきたいものだな、

そのように改めて思う次第です。



最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日も皆さまにとって素晴らしい1日になりますように。
【本日の名言】
腹の立った時に、小言をいうな。

新島 壌(同志社大学創立者)”

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