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「学びの深度」を、深めるために必要な姿勢

1006号2016/11/15更新

(本日のお話/1447文字 読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は2件のアポイント。
ならびに、中堅社員の方向けの、
「7つの習慣研修」の実施でした。

人事の方のメッセージより、

”「7つの習慣」は人として、
 ビジネスマンとしてなくてはならない人間関係や、
 人の所為にしない、という働く姿勢を身につけるものだと思っています”

といただいたお言葉が
大変印象的でした。

皆さまが学んだことを活用されて、
ビジネスにプライベートに活かしていただけること、
陰ながら応援しております。
(M社の皆様、ありがとうございました!)



さて、本日のお話です。

先週末の話ですが、
妻と大ヒット中の映画『君の名は。』を、
見にいきました。

ちなみに、「2回目」です。

ですが、そのときに、
1回目に勝るとも劣らないほど、
さらなる感動を感じました。


今日はその感想を踏まえて、

「”学びの深度”を深めるために必要な姿勢」

というテーマで、感じたところを
皆さまにご共有させていただきたいと思います。

それでは、どうぞ。
■「知ることと、理解することは違う」

学ぶことにおいて、
よく言われる教訓ですね。

1回見ただけ、聞いただけでは、
得られることは10分の1もない。
むしろ一つ残るか残らないか、

そんな現実を表す戒めの言葉として、
しばしば使われます。


さて先週末、先述のとおり、
妻と『君の名は。』という大ヒット中の映画を、
再度、見にいきました。

そのときに強く感じたことが


「この話の繋がりはこうなっていたのか!」

「この言葉にはこんな意味があったのか!」

「何気ないワンシーンだったけど、
 ストーリーの鍵となるのはココだったのか!」

という、驚き、興奮、
そして感動を大量に感じたのでした。


ひとつの映画ではありますが

『一つの物語が持つ「深み」』

を、その時
ひしひしと感じたのです。



■世の中には
「廃れない名作」というものが、
たくさんあります。

アニメつながりで言えば、
日本が誇るアニメの巨匠、宮崎駿監督による
「ジブリアニメ」などはその際たるもの。


一体、これまでにも
何度テレビで放映されていることか。

そして何度見てきたことか。

もう何回もみているのに、
放映されていると、
「ああ、懐かしい」と思い、つい見てしまう。

引き込まれ、ちょっと見るつもりが
全部見てしまう。

そして、見終わって思うのです。

同じものなのに
なぜだか前回と違う感覚がする。
違った発見がある。


例えば、「もののけ姫」を見て
昔は「アシタカ(主人公の少年)かっけー」だった私が、

いつからか、「戦争とは、なぜ起こるか」。
「なぜ人は自然を壊してまで発展したいと思うのか」

というような哲学的な問いを
感じるようになっている。



■「学び」というものは、
食事に似ていると思います。


「知識・学び」(=食べ物)を、
『口に入れる』のは、最初のステップ。

その初めての味に驚きを覚えたり、
「こういうものがあるんだ」と知ったりする。

しかし、それは、
ただの驚きであり、衝撃に過ぎない。


ただ、その後、より深く、
細かく知るためには、
『咀嚼すること』が必要です。

じっくり噛み締め、舌触り、香り、食感、
一度目は感じられなかった、
細かい部分を、より知ることかできる。

そして、「深い学び」が得られる。


咀嚼を
何度も何度も繰り返し、
歯ですりつぶし、体内で『消化する』こと。

そうして、初めて、
自分の身体の一部、自らの血肉になる。


そんなプロセスが

「学びの深度を深めるポイント」

ではないだろうか、

改めて、そう思ったのです。



■このことはあらゆることに言えます。


「映画」だけでなく、
「読書」、そして「研修」なども、まさしくそう。


”一度聞いただけ”で終わってしまうことは、

まるで

”食べ物を口に入れて、最初の味を知って満足する”

ごときものです。


当たり前ですが、
『咀嚼』しなければ、
学びは自分の血肉にはなりません。

使えるようにもなりません。

自分ごとに落とし込み、何度も考えること。

復習しながら、何度も何度も使ってみること。


口に入れた、その後が大事なのです。



■ちなみに、
しばしばご紹介させていただく、
私たちの「7つの習慣」の話もそう。

たまに人事の方より、

「本を読んだことがある人にとっては、
 (知っているから)意味がないんじゃないの?」

というご質問をいただくことがありますが、
上記の話と同様です。


何度も熟読したのなら別として、

例えば1回、さらりと読んだとしても、
「知っているけど、知らない」
とほぼ等しいのです。

特に深い内容、普遍的に古今東西、
選ばれ続ける本などは、
果てしなく、深いものです。


これは「7つの習慣」だけでなく、
ドラッカーもそうだし、
日本の『武士道』もそう。


ただ、一つ言えるのは、


【一度聞いただけ、サラリと読んだだけで、
 知った気にならない】


という、こういった姿勢こそが、

『”学びの深度”を深めるために必要な姿勢』

なのではないか、そのように思う次第です。


『君の名は。』の二度目の鑑賞を通じ、
映画を咀嚼してみて、

新たな発見のオンパレード、
そして、それに続く感動、興奮を感じ、
改めてひしと感じた次第です。



最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日も皆さまにとって素晴らしい1日になりますように。
【本日の名言】
読書して考えないのは、
食事して消化しないのと同じである。

エドマンド・バーク”

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