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ホンモノの教育とは「足場になる」こと

1299号2017/09/04更新

(本日のお話 1774文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。

昨日は、終日、奥多摩のウォーターアドベンチャーへ。
膝や肘などアザだらけ、筋肉痛ですが心地よい痛みです。

さて、早速ですが、本日のお話です。
昨日、奥多摩のウォーターアドベンチャー『親子で冒険』に参加し、
感じたことについて共有させていただきたいと思います。

タイトルは、

“ホンモノの教育とは、「足場になる」こと”。

それでは、どうぞ。
■都心から100分。
中央線を乗り継いでいく「奥多摩」に、
自然に溢れた秘境があります。

そこは、美しい森と、滝、
そして実際に近づくと自然の力強さを感じざるを得ない、
そんな神秘的な空間が広がっています。

それを提供しているのが、私の友人が主催する

『親子で冒険』

というアクティビティのプログラムです。


正直な話、このアクティビティは
小さなお子さんがいらっしゃる、全ての人に、
ぜひ体験していただきたい。

そう思うくらい、

“素晴らしい教育プログラム”

なのだ、と私自身、実際に参加をして
強く思ったのでした。


■このプログラムは、
タイトルの『親子で冒険』とあるように、
通常、“親子”で参加します。

そして、一緒に、冒険をします。



私が参加をした昨日も、
5人の家族が参加していました。

お父さん、お母さん、お姉ちゃん、お兄ちゃん、弟、
(推定13歳、9歳、7歳くらい)、そんな家族構成です。


そんな家族と、私の友人、妻を含めた8人で、
沢を進んでいくと、そこにはとんでもないものが待ち受けています。

大人でも恐れるような、切り立った岩壁、
ものすごい水流、勢いの滝が目の前にある、
大人でも足がつかないほどの深い滝壺、
そして冷たい水温、

そんな、”試練“とも呼べる場所が、いくつも訪れます。
(私自身、結構慣れているつもりでしたが、かなりビビりました)



単なるアクティビティを超えて、
自分の中で勇気を出さないと踏み出せないような場所に直面し、
子供は、恐れおののいています。

「これムリだよ」
「もう、寒い、寒いよ」

そうやって、泣いている。

それでも、子供は自分の力で踏み出し、
そして壁を超えようとする。

そして、お母さんは「カッコイイ!頑張れ!」と
対等な一人間として息子を褒め、勇気づける。

インストラクターの隊長は、手は貸さない。
引っ張り上げたりは、決してせず、
自分の体を足場にして、それで「自分の力で上がれ」という。

あくまで、大怪我はしないように見守りつつ、
本人の好きなようにさせる。


そうやって、

『自分の力で乗り越える事』

を体験させるのです。


■そしてアクティビティが終わった後、
凄く印象的だったことが、インストラクターの隊長(友人)の
この言葉でした。

「子供が、チャレンジしているときに、
大人が手を貸してはダメなんだ。

崖を登れないからといって、引っ張り上げたら、
“助けられた”という感覚を持つ。

そうじゃなくて、“自分で乗り越えた”という体験をすることが、
子供にとって本当に重要なのだ。

だから、登れなくて困っている時は、
自らの足なり、体なり、頭を足場にして、”自分の力”で登らせる。

それが、大事な体験なのだ」


そんなお話でした。


■崖を登る、失敗するかもしれない。
もしかしたら怪我をするかもしれない。

だからといって、
できる人が、手を貸してしまったら

・子供が自分の力で乗り越える経験
・恐怖と向き合う経験
・勇気を振り絞る経験

その学びの機会を、失ってしまう。

短期的に「手助けをする」ことは、
決して長期的に「力を付けさせる」ということにはならず、
力強い人生を生きるきっかけを作ってはいない、

ということ。

このことを、私達大人たちは、
また人に教える立場にあるあらゆる人は、
重々心に留めておくことが大事なのだろう、

そのことを強く感じさせられたのでした。


■「教育」の語源とは、

“「英語: education」や「フランス語: Éducation」は、
ラテン語: ducere(連れ出す・外に導き出す)という語に由来することから、
「教育とは、人の持つ諸能力を引き出すこと」とする“

などと言われることがあります。

少し先に進んでいる人ができることは、

・連れ出すこと
・外に導き出すこと

そして、そのために、

『己自身が足場になること』

なのだろう、そう思います。


そのために、自分を守らず、
そして、勝手に気持ちよくならず、
相手の成長を切に願い、勇気を持って必要な行動をする、

そんな人間性を身につけることが、
絶対的に必要なのだろう、

そんなことを感じた貴重な体験でした。


(というわけで、お子さんの成長を願うお父さんお母さん、
 自分自身も挑戦したい大人たち、
 『親子で冒険』
 とても、おすすめです。)
【本日の名言】
偉大な人物には必ず
偉大な母親がいた。

オリーブ・シュライナー”

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