500社2500名以上が読む「1日を5%元気にする」メールマガジン

研修成果を望むなら、「エビングハウスの忘却曲線」に立ち向かうこと

1173号2017/05/01更新

(今日のお話 1586文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。

昨日は、神奈川県の足柄峠にて27キロの峠走。
750メートル山を登っていき、富士山を眺めた後、
山を駆け下りると言う、非常に楽しい時間でした。

そして、夜からはテニス。
ここでも走りまくりでした。

最近、ものすごい勢いで、
足が鋼鉄のように逞しくなっております。

練習は、裏切らない。



さて、本日の話です。

本日は、「学びの定着化」をテーマで、
思うところをお伝えさせていただきたいと思います。


タイトルは、

「研修成果を望むなら、「エビングハウスの忘却曲線」に立ち向かうこと」。


それでは、どうぞ。
■「学び」は、
「実践」がなければ成果に繋がらない。


これは、あらゆることに言える原則ですね。


ランニングのフォームもそう。
テニスのスイングもそう。
会社の研修で覚えたスキルもそう。


「学んだこと」は、
「行動」として繰り返すことによってのみ、
「結果」につなげることができます。


■しかし、悲しきかな、
なかなかこれができない。

なぜならば、よく言われるように、
「人は忘れる生き物だから」です。


超有名な、

「エビングハウスの忘却曲線」

というものがあります。


これは、ドイツの心理学者、
ヘルマン・エビングハウス博士が「時間と忘却の関係」について調べた、
超有名な実験の話です。
(ご存知かと思いますが)。



この実験によると、人は、

・20分後に42%、
・1時間後に56%、
・1日後に74%、
・1週間後に77%、
・1ヵ月後に79%

学んだことを忘れてしまう、
と言う話でした。


つまり、記憶とは、


『20%は残るけど、
 それ意外ほとんど忘れてしまう』


ということ。


忘れたことは、
思い出すことすらできないから、
当然「実践」などできるはずもありません。


■しかし、願わくは、
「学びの歩留まり」は高めていきたい。


「たまたま記憶に残った20%」ではなく、


”エビングハウスの忘却曲線に立ち向かい、
「学んだこと」の80%位は、記憶、実践、結果につなげる”。

これこそが、良質な学び、
成果につながるトレーニングではないか、


そう思うわけです。


■そして、この
”エビングハウスの忘却曲線に立ち向かう”ごとき活動を、
リアルにやっている会社があります。


それは、メットライフ生命の末永さんと言う方。

彼は、メットライフ生命の
リーダーシップのトレーナーであり、
「7つの習慣」の社内ファシリテーターでもあります。


彼は、「7つの習慣トレーニング」を、
営業所のリーダーに実施することで、


・組織の成長性と生産性について従来の1.4倍の実績、
・組織のハイパフォーマー占有率についても2倍


という、誰もが認めざるをえない、
圧倒的な成果をたたき出しました。


このために、彼が何をやったのか。

これこそがまさしく、先ほどの

”「エビングハウスの忘却曲線に立ち向かう」ごときトレーニングの実践”

であったと思うのです。

彼は、「7つの習慣」の研修を
ただ二日間、三日間やるのではなく、
半年間にかけて行いました。


1、「7つの習慣」の概念を伝え、考えさせる

2、明日から何をするかを宣言し合う

3、実際、実践できているかどうか、
 トレーナーの立ち会いの元、確認していく


そして、忘れていることがあれば、
トレーナーとの再学習のもと、
学びを復習し、そして再び、即実践する。


これを1つずつ行っていくことで、

「学んだことの100%とは言わずとも、
 70%、80%を記憶、かつ実践できるようになる」

というサイクルが回り始め、

「結果につながる」

という実績を出すことができた。


■そして、思うのです。

あらゆるトレーニングは、
こうあるべきなのではないか、と。



そして、同時に思います。

「社員の人材育成で成果を出したい」と言いつつ、

勉強しない、またはこれらの、
成果がでるとわかっている「やるべきこと」
をやる意思がない人材開発担当者が、
いかに多いか、ということ。



もちろん、事情があることがわかります。

でも、それを言った瞬間、「負け」です。

戦うところは覚悟をもって、
戦わねばならなりません。

できる事はゼロではないはず。
【本日の名言】
成功が上がりでもなければ、失敗が終わりでもない。
肝心なのは、続ける勇気である。

ウィンストン・チャーチル”

初めての方はこちらから

ビジネス&ライフに小さな変革を 未来習慣メールマガジン

カテゴリー別で見る

「7つの習慣」から探す

キーワードから探す

年別アーカイブ

※このサイトは、フランクリン・コヴィー・ジャパン(株)とは関係なく、記載されている内容の責任は著者個人に帰するものです。