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優しい脅し

1171号2017/04/29更新

(今日のお話 2143文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。

本日は、朝から勉強会(主催側)
並びに夜は「組織コンサル養成講座」の受講と、
勉強づくしの1日でした。



さて、早速ですが、本日の話です。

本日、受講した「組織コンサル養成講座」。

今日は、
「人にいかに気づきを与え、どのように変化をさせるか」
について、有効な方法について学んだのですが、
その中の話が非常に面白いものでした。

ということで本日は、
そのお話について、皆さまに、
ご共有させていただきたいと思います。

タイトルは、


「優しい脅し」。


それでは、どうぞ。
■悲しきかな、
人はなかなか変わらないものです。


現状維持という魔物に侵され、
このままじゃマズイと思いながら、

ズルズルと非生産的な行動を繰り返してしまう。
同じ過ちを繰り返してしまう。

どうやら、それが人の常のようです。


実際、数多の企業にコンサルとして入っている、
「組織コンサル養成塾」の塾長も、
同様のことを話されていました。


■では、どのような方法が、
”人を変える”ために効果的なのでしょうか?

これには、色々なアプローチ方法があります。
そして、その中の一つで、効果的なものがあります。

それが今日のテーマの、


【優しい脅し】


なのです。


■人は、恐れ、不安を抱いた時に、
即ち「変わらなければマズイ」と思ったとき、
変わるチャンスを得ることができます。

だから、

”恐れや不安”

を、いかに伝えていくか。

これが肝になります。
しかし、ただ直接に「お前ヤバイぞ」と伝えただけでは
反発心が芽生えますから、なかなかうまくいかない。

だから、

【優しく脅す】

のです。


具体的な方法として、
こんな事例を聞きました。


これは、ある中小企業に、
新入社員が数名入ってきた時の話だそう。


その新入社員の多くは、
入社して間もないながら、


・言われたことだけやる

・給料は会社に行けば自動的にもらえるものだと思っている

・成長意欲が全然ない

・自分が変わらなければいけないとも思っていない


そんな、超受け身の姿勢が、
ひしひしと伝わる、
そんな新入社員たちだったそう。


そんな彼、彼女らに
「優しい脅し」として、
こんなお話を伝えたそうです。


「伝えた話」とは、
先述の組織コンサル養成塾の塾長の、
子供時代の実体験の話です。


(ここから)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

塾長は、子供時代、
実家が、町の不動産屋さんでした。

そして、お母さんは、
不動産屋のオーナーの妻として働いていました。


明くる日、50過ぎの近所のおじさんが、
店舗に駆け込んできたそうです。

困り果てた顔です。


「いやー、ほんとに困った。

 実は、会社からリストラされてしまった。

 俺はあんなにがんばってきたのに、
 本当にひどい会社だ。

 まだ子供も高校だし、
 かといって、お金もないから家賃を減らさなきゃならない。

 申し訳ないんだけどさ、
 今より全然狭くていいから、半額位でいいところないかな?」


顔見知りの近所おじさんに対して、
お母さん(不動産屋さん)は、こう返しました。


「そうだったんですか、 それは大変でしたね。

 わかりました、もしいい物件が見つかったら、
 お知らせいたしますね!

 大変だと思いますが、頑張ってくださいね。」


愛想良く、そう伝えたそうです。



がしかし、
そのおじさんが帰った後、
くるりと振り返って、険しき顔で、
当時の幼き講師に近づいてきて、おもむろにこういったそうです。



「あのおじさんには、物件貸せないから。」



そして、幼き講師に向かって、
その理由について、こういったとのこと。


「実は、あのおじさんの同僚は、
 みんなまだ活躍しているのよ。

 あのおじさんは、残念だけど、
 ”選ばれて”リストラをされたのよ。

 ”頑張ってきた”って言ったけど、
 それは、「自分なりに」頑張ってきただけ。

 残念だけど、貸せない」


というお話だったそう。


■いかがでしょうか。

この話から、何が学べるのでしょうか?

この話の教訓は、


『「自分なりに」頑張っているだけでは、認められない』


ということ。

・自分なりに、精一杯やった
・自分なりに、給料分働いた
・自分なりに、みんなと協力してやった
・自分なりに、成果は出してきたつもり


こういった話は、
他者が、周りが評価する社会においては、
残念ながら、全く意味をなさないのです。


自分がいくら頑張ったつもりでも、
そんな事は全く関係ない。

それが、社会の現実です。



ということを、

「あるリストラに合われたおじさん」のエピソードを通じて、
やんわりと伝える、

そして、新入社員の人たちに対して、
あなた方もともすると、こうなってしまう、


そんなことを、


【優しい脅し】


として教訓を伝える、

そんな事を行ったそうです。


■すると、気づく人は
「はっ」とするそうです。


人は、人の話から、学ぶことができます。

生々しい話や、
実際の失敗例を見て、学ぶことができます。


だから、もし
誰かに気づきを与えたいなら、

それが家族であれ、
仕事上の部下であれ、同僚であれ、


【優しい脅し】


を含んだエピソードや小話を用いて伝えること

これらは、効果的な手法の一つなのだろう、
そう思った次第です。


ぜひ、気づきを与えたいときは、

===================

エピソードを用いつつ、
「優しい脅し」として教訓を伝える

===================


こんな手段を用いてみてはいかがでしょうか。

ぜひ、試してみてください。
【本日の名言】
将来にまったく不安がなくなれば、
誰一人として努力しなくなり、
人類は絶滅してしまうだろう。

ドワイト・アイゼンハワー”

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