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「限界は自分が作る」と、よく言うが、
その言葉の意味を”経験”した時、人は己の殻を破れるようになる”

1355号2017/10/30更新

(本日のお話 2343文字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。

昨日は、台風の迫る風雨の中、
妻の実家の茨城県にて、フルマラソンに、
妻と共に参加をしてまいりました。

朝からずっと雨、雨、雨。

かつ、私は戦略ミスで、
足のダメージ(筋肉痛)が治らないままの出場、
妻は妻で、膝の痛みを抱えたままの出場となり、
非常に不安なスタートとなりました。

本日は、そんなフルマラソンを経て、
改めて感じたこと(主に妻の話となりますが)について、
思うところをお伝えさせて頂ければと思います。


タイトルは、


【「限界は自分が作る」と、よく言う。
 その言葉の意味を”経験”した時、人は己の殻を破れるようになる】。


それでは、どうぞ。
■先日開催された「第二回 水戸黄門漫遊マラソン」。


台風の接近で、他の地域のマラソン大会が中止となる最中、
決行となったフルマラソンの大会です。


茨城県 水戸の市内を駆け巡るというコースですが、
ひたすら冷たい雨が降る中、走り続けなければ、
体がすぐに冷え切るというレースでした。


私は、フルマラソンの大会自体は、
4年ぶりの出場。


と思えば、100キロマラソンとか、
50キロトレイルマラソンとか、トライアスロンなど、
王道から離れた種目ばかり出場していて、
フルマラソンは参加していませんでした。


とはいえ、それなりに走ってはいるので、
完走は問題なくできる、という状態。


■ですので、今回の主役は、
どちらかというと、一緒に出場した「妻」でした。

6年程前に、一度、
妻はフルマラソンにチャレンジしました。

しかし、その時は25キロ地点で断念。
完走はできませんでした。


その直接の理由は、
「時間切れ」でしたが、その時の状況を妻に聞くと、

「これ以上、ムリをして走ったら、
 自分の足が壊れてしまうと思った」

とのことで、本当はもう少し粘れば、
“25キロの関門”を突破できたけど、諦めた、

というのが、本音だったようです。


■そして時を経て、昨日のフルマラソン。

最近、“走る楽しさ”に目覚めて、
レースに向けて毎週、走っていた妻。


しかしながら、練習の最中、
膝を痛めてしまいました。

よって、膝にサポーターを巻きながら走る、
という厳しい状況下でのフルマラソン出場です。

最近は、普通に走っていても、
5キロも走ると、膝が痛くて走れない状態。

しかしながら

「やるからには、精一杯やろう!」

と誓い、共にスタートをしたのでした。


■そして、レースがスタート。

ひたすら走り走り、1時間、2時間、3時間と経過。
私は3時間50分でゴール。
(満足とは言えませんが、ダメージの残る中では
 精一杯やりきったかと思います)


そして、その後は、
土砂降りの雨の中、妻の父、母、そして私で、
妻のゴールを待ちます。


今は、スマートフォンの「アプリ」で、
『応援ナビ』というものがあり、
「選手がどこを走っているかわかるツール」があるのです。

それをスマフォで見ながら、
今の妻の現在位置を確認します。


そうすると、かなり遅れている様子。


予想ゴール時間は、
「15:03」となっています。

制限時間は「15:00」です。

ですから、このままのペースで行くと、
時間切れになることは必須。
ゴールはできません。


今のタイムをみても、
恐らく、膝が壊れているのでしょう。

そう思いながら、アプリで場所を見ていると、
粘るように、妻の位置を示すアイコンが、
少しずつ動いていることがわかります。

走り続けています。


止まることなく、
妻の位置を示すアイコンは動き続け、
14:55、制限時間の5分前に、
妻の姿が見えました。

そして、FINISHと掲げられたゴールを通過しました。


初めての、フルマラソンの完走でした。


■ゴールした時の妻の姿は、
それこそ、満身創痍でした。

膝には、真っ白なテーピングが
グルグルに巻かれていました。


話を聞いてみると、
妻は、半分も到達するかしないかの20キロ地点で膝が壊れ、
救護所で手当をしてもらったそう。

「あと、半分もある。
 無理だから、諦めようか」

という気持ちと、

「絶対やり切る」
「何が何でも走り抜く!」

という気持ちが均衡する中、
それでも妻は、

「何が何でも走り抜く!」

ということを決めて、
石にかじりつく思いで、足を動かし続けた、
そう語っていました。


■今回のゴールは、実際は、
諦めても仕方がない状況でした。

しかしながら、それでも
自分をゴールへと導いたものは、

“「絶対負けてなるものか」という思い”

であり、

“「己の限界」を認めなかったこと”

でした。

それこそが、完走へと己を導きました。

今回は、身内ながら、
本当に素晴らしい奮闘でした。


■しかし、ここでふと、疑問が湧きます。

6年前は、諦めてしまった妻。
なぜ、今回は、こんなに頑張ることができたのか?


6年前と、何が違ったのか?


そのことを妻に問うと、このように答えました。


「これまで、100キロマラソンのレース
(私が参加したレース)をみてきて、

 “もうこれ以上動けないだろう”

 としか思えないくらい、
 びっこを引いて、足が壊れている人が、
 それでもそこから40キロ走り続けるのを見た。
 ゴールをするのを目にしてきた。

 その姿を見て、自分は6年前のあの時、
 本当はもっと頑張れた、と思ったのよね。

 だから今回だって、

 『あきらめなければ絶対やりきれるはず』

 と思えた」


そう語っていました。


■よく言われることですが、

「自分の限界を決めているのは、自分」

です。

人の体は、実は簡単には壊れない。

否、壊れたと思っていても、
気持ちさえ負けなければ、動く。

だからフルマラソンだって、
気持ちがあれば、誰だってできる、
私はそう思います。


そして何より、フルマラソンだけでなく、
どんなことでもいいから、一度

『自分の限界を超える』

という経験をした人は、
それが自分の自信になるのです。

そうすれば、己の殻を破ることを、
今までより、簡単にできるようになるのです。


一つでもよいです。

『限界は自分が作っている』。

この言葉の意味を、
自分が「経験」をして、「体感」する。

そのことが何より大切だし、
今回の話で言えば、その経験をできたことこそが、
フルマラソンを完走した以上に、
妻にとって素晴らしい価値であり、
かけがえのない財産になる、

私はそう思います。


【「限界は自分が作る」と、よく言うが、
 その言葉の意味を”経験”した時、人は己の殻を破れるようになる】


ものです。


自分の限界に、挑戦する。

その姿に、人は心動かされ、
また別の人が、挑戦の旅へと足を踏み出す。

そんな連鎖こそが、
「挑戦」の素晴らしさなのだ、

私は、強くそう思います。
【本日の名言】
できると決断しなさい。
方法などは後から見つければいいのだ。

エイブラハム・リンカーン”

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