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『リーダーの指針「東洋思考」』

1354号2017/10/29更新

(本日のお話 1778文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。

昨日、土曜日は、
サムライ塾のメンバーと共に、
永田町にある「国会図書館」に行ってきました。

国内で出版された、あらゆる書籍を見ることができる、
という、何とも素晴らしい施設。

本当は、「AI」「資本主義」について
調べるつもりだったのが、

・姓氏家系大辞典(1960年)
・日本姓氏大辞典(1980年)

という本に惹かれてしまい、
自らの「姓」(=紀藤)のルーツを、
ひたすら探っておりました。

物事のルーツを探る旅は面白いものです。
皆様も、ご興味があれば、ぜひ!

そして、これから
「水戸漫遊マラソン」に出場。
思い切り雨ですが、力走してまいります。



さて、本日のお話です。

毎週日曜日は、お勧めの一冊をご紹介する、
「今週の一冊」のコーナー。


今週の一冊は

=============================

『リーダーの指針「東洋思考」』(著:田口佳史)

=============================

です。
■この本は、東洋思想の研究家でもあり、
中国古典思想を40数年に渡って研究しつづけ、
かつ、その考えを元に2000社以上の企業変革に携わった、
田口氏の著書です。

よく、「西洋」と「東洋」は、
対比で用いられる事が多いです。

しかし、具体的に

「東洋のリーダーシップとは、いかなるものか?」
「西洋のリーダーシップとの違いとは?」

と問われてみると、
明確に答えられる人は、
なかなか、いないようにも思います。


しかしながら、日本人の思考のベースは、

神道、仏教、儒教、
また、中国古典の「四書五経」(孔子の論語などですね)

などが複合して作られてきたものであり、
東洋思想は、確かに私達の歴史に密接に関わっているのです。


■では、その「東洋思考」とは、
「東洋のリーダーシップ」とは、
どんなものなのでしょうか。


この本では、
「西洋と東洋のリーダーシップの違い」について、
以下のように説明されています。


(ここから引用)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「グローバル×アジア」の時代を生き抜くリーダーの精神基盤


四十数年、「東洋指導者学」を探求してきた私の眼から見ると、
リーダーシップには大別すると二通りあるように思います。

一つは、強さで押していくタイプです。
どのような困難な状況にも、自ら先頭を切って突進し、
全軍に対して、”俺について来い!”というようなタイプです。

メンバーは強い者に対する畏敬がまず生じます。

やがてそれは、この強いリーダーについていったほうが、
将来が開けるのではないかという損得勘感情も生じるでしょう。

二つ目は、メンバー一人ひとりに対する仁愛・慈愛に溢れ、
自分は常に後方で全軍を見守り、采配を振るうタイプです。

これこそ、「東洋思考によるリーダーシップ」ですね。


(中略)


東洋、とくに日本のリーダーの本質は後者にあります。

このタイプの長所は、メンバーが主体で、
その力を発揮し続けますから、平均的に集団としての力が発揮され、
大きく結果が乱高下するということがありません。
安定的な組織が形成されます。

これが、歴史的、伝統的にみても、
私達日本人にはしっくりいくリーダーシップのあり方なのです。


引用:『リーダーの指針「東洋思考」』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


■いかがでしょうか?

メンバーに対する、仁愛・慈愛を持ち、
メンバーを後方から支援する。

それが東洋のリーダーシップであり、
日本のリーダーシップである、とのこと。


そして、それこそ、

“グローバルの今の時代、
 日本人が磨くべき「リーダーシップのあり方」ではないか”

というわけです。


■この本では、
抽象的なイメージを持たれがちな「東洋思考」について、
具体的な東洋のリーダーの言葉や、
四書五経の一説などを出しながら、紐解いていきます。


例えば、日本の歴史を作ってきたリーダー、

吉田松陰、
西郷隆盛
渋沢栄一、

これらの人がどのような考えを持っていたのか。
その言葉を紐解きながら、
日本の古き良きリーダー達の考え方がわかります。


また、私達がつい共感できる「美徳」、
例えば、

自分に打ち克つ精神(克己心)、
大局観、志、不動心。
自分を欺かない心。
義、仁、勇、智。

それらのキーワードについて、
再発見することができます。


どれも、納得できる話ばかり。

リーダーだけでなく、
生き方の軸を「東洋思考」という軸から、
見直すことができる一冊です。

ぜひ、ご一読、お勧めいたします!
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