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『なぜ日本にはリーダーがいなくなったのか?』から考える、
真のリーダーのあり方とは?”

1352号2017/10/27更新

(本日のお話 2042文字/読了時間2分半)
■こんにちは。紀藤です。

昨日は2件のアポイント。
また友人の縁で東京ビッグサイトにて開催されている
「東京モーターショー」に生まれて初めて、行ってまいりました。

レンタカーしか普段乗らない私ですが、
2030年の未来の車だったり、
VR体験で、将来のクルマ社会を体感したり、
最新の世界の車、そしてレースクイーン(?)達に、
ワクワクしっぱなしでした。

日本の要である自動車産業。
頑張れ、日本!



さて、本日のお話です。

最近「リーダーシップ」について、
国内外で出版されている様々な本を読みつつ、
調べています。

今日は、その中で学んだこと、
また思うところをご共有いたします。


タイトルは、


【『なぜ日本にはリーダーがいなくなったのか?』から考える、
 真のリーダーのあり方とは?】。


それでは、どうぞ。
■先日読んだ本。


『なぜ日本にはリーダーがいなくなったのか? ―真のリーダーと交渉力―』小松正之 (著)


によると、

今、日本には足りないものは
「思想的リーダーシップ」である、
とのことでした。


思想的リーダーシップとは、何か?

それは、物事をうまくさばく、とか
色んなことをたくさん知っている、だけではなく、

「こんな未来を実現していこう」

と声高に語れることである、
そして今の日本は、こういったリーダー(特に政治家)が
少なくなっている、

そんな話でした。


■リーダーには様々なものが必要とされます。

古今東西、様々なリーダーシップの本を見ても、

・覚悟
・胆力
・心の平静
・倫理的規範
・言いづらいことを言う
・全体を見る俯瞰力

という「リーダーとしてのあり方」の話もあれば、

・教養、知識
・全体判断力
・政策的総合力(政治において)
・歴史観、国家間(政治において)
・判断力
・戦略的思考

という、「リーダーの知」についての話もあります。

当然ながら、
“どれか一つあればよい”というものではなく、
どれも必要なものであり、正解を言葉にするならば、


「リーダーシップには色々な要素がある。
そのバランスを取ることが重要である。」


みたいな話に、模範解答的にはなるのでしょう。


■しかし、先述の
“「思想的リーダーシップ」が足りない”
という言葉を聞き、思うのです。

リーダーシップとは広い言葉なので、
なかなか定義も難しいもの。

しかし、絶対的に、これがなくては
「リーダーとは言えない」と私が思うこと、
それが、

『方向性を示すこと』

ではないか、と思うのです。


リーダーがどれほど優秀でも、
一人でできることなど、たかだか知れています。

上記に列挙したような、多くの事柄は
全部大切なのだと思うのですが、

結局は、

【人を動かすことができるかどうか】

ここにかかっていると思うのです。


■歴史の事を知れば知るほど、
かつて日本にもそのような「人を動かす」リーダーが、
たくさんいたことを知ります。

例えば、1万円札にもなっている、福沢諭吉。

彼は、1875年、まだ明治維新が終わって間もないころ、

『文明論之概略』

という本を執筆し、日本に拡げました。
そこでは「日本は近代化をしなければ、政権をとられてしまう」
と世界の歴史、趨勢、実情を分析し、当時の日本の状況も冷静に分析した上で、

「これからの日本がどうあるべきか?
 それは西洋を見習い、近代化せねばならない。
 そうしなければ、国が保てなくなる」

という明確なビジョンを伝え、

日本の裾野に広げていったのでした。

だからこそ、当時の日本は、
世界史でも例を見ないほどの圧倒的な成長を遂げました。

そこには、『方向性を示した』、確かなリーダーがいたのです。


■しかし、今の日本は、目先の対応だけで、
終始しているように見えます。

現状、起っている問題を解決したとしても、
日本の人口動態から、少しずつジリ貧になっていくのは確実。
なんとなく誰もが感じています。

若者に「親の世代より、自分達は良くなっていくと思うか?」
という質問を投げかけたところ、

“「YES」と答えた人が1/3しかいない”、

というアンケートになったそうです。
(中国などは真逆だそう。明るい未来を、若者が描くのです)


先に対する、明るい未来、
「こうなったら幸せだな」というビジョンがなければ、
人は前向きに動くことが、難しいと思うのです。

だからこそ、リーダーとは、

「これから我々がどこへ向かっていくのか」
「そこへ向かえば、素晴らしい未来がまっていそうだ」

と思えるような、『方向性を示す』ことで、
人を動かし、一致団結させること。

それらが、リーダーにとっての
最も重要な要素の一つである、

そのように思うのです。


■と国の大きな話になりましたが、
これはその組織が大きかろうと、小さかろうと、
皆、同じです。


メンバーの意識が統一され、
心から皆が強く思ったら、
影響力は大きくなり、実現可能性も、当然高まります。

何かを成し遂げていかんとする組織は、
ある特定の時期、燃え盛らんばかりの情熱を持つものです。


リーダーとは、

「ビジョンを描き、心に火をつけること」。

このことは、大変大事なことである、

そのように思う次第です。
【本日の名言】
社員が経営者と同じ気持ちになり、
心底やり遂げようと決意しなければ、
事業を継続することはおろか、
軌道に乗せることすらおぼつかない。

ハワード・シュルツ”

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