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リーダーは、やってみて、言って聞かせて、
やらせてみせて、褒めてあげつつ、美点凝視する”

1310号2017/09/15更新

(本日のお話 1774文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。


昨日は1件のアポイント。
ならびに夕方からは「第二回人事交流会」の開催。

合計15名の方がお越しいただき、
「自ら学ぶ風土を作る」というテーマで、
皆でディスカッションを行いました。

私自身、非常に勉強になり、かつ楽しい場でした。
(ご参加頂いた皆様、ありがとうございました!)



さて、本日のお話です。

昨日の人事交流会の中で、
「自ら学ぶ風土を作るためにどのようなことができるのか?」
というお題に対して、色々な意見が出ましたが、

その中で、「自ら学ぶ風土づくり」のために、
大事な要素の一つとして、

「上司の存在が重要」

という意見が多く挙がっていました。


今日はこの話から感じたことについて、
思うところをお伝えさせていただきたいと思います。

タイトルは、


【リーダーは、やってみて、言って聞かせて、
 やらせてみせて、褒めてあげつつ、美点凝視する】。


それでは、どうぞ。
■「自ら学ぶ風土」。

恐らく、あらゆる組織の人材開発に関わられる方が、
憧れるキーワードの一つかもしれません。

確かに、そんな風土があったら、
理想的な組織であろうな、ということは
想像に難くありませんね。


しかしながら、現実はそうもいきません。


結局、学ぶ人は勝手に学ぶし、
そうでない人は、ずーっと学ばない。

何かしたいけど、なかなかうまくいかない。

そもそも、学ぶ人、学ばない人の差は、
どこで生まれるのだろうか?


大変気になるところかと思います。


■この答えについては、

・その人が育ってきた環境、
・元々の気質、性格、価値観、

など色々なものが影響するのでしょう。

だから絶対的な一つの答えはありません。


しかしながら、
”「学ぶ、学ばない」を影響する要因”の一つとして


『身近な上司・先輩の行動』


というのは、想像以上に大きな影響がある、
と思うのです。


■(特に若い世代の人にとって)
自分より上の行動は「模範」「規範」「基準」になるもの。

母アヒルのついていく道を、
子アヒルがぴったりついて歩くように、
下は上を真似します。


もし上司が、

“のんべんだらり、9~17時で仕事をこなす、
 新しい領域には手を出さず、保守的、受動的”

なんて仕事をしていたら、
下の人はそれを見習い、

「まあ、そんなもんでいいのか」

と基準が低くなるのでしょう。

または、能力が高く、感度が高い人であれば、
その場を去ってしまうかもしれません。


しかし逆に、上の人、上司が、


“常に新しいことにチャレンジしている。
フットワーク軽く色々なところに顔を出し、視野を広げている。
仕事の専門知識も、または将来への投資としての教養の学びも積極的に行う。
主体的、革新的”


として、かつ成果も出していたとしたら、
下の人も、当然それを是なりとして、
大なり小なり影響を受けるもの。

(もちろん差こそありますが)


だから、「上司」がメンバーに、

「うちのメンバーもっと勉強してほしいんだよな」
「積極的な提案が足りないんだよ」

などと言っている以前に、
まず、当の本人が、

『「模範」となっているか否か』

が、「自ら学ぶ風土」づくりの中でも、
大変に重要になってくるものです。


■素晴らしいリーダーとして有名な
元海軍大将 山本五十六は、こう言いました。


【やってみて、言って聞かせて、やらせてみて、褒めてやらねば人は育たず】。


自分が模範となり、“やって”いること。

次に、“言葉”でも言って聞かせて、
かつ、信頼して任せてやらせてみる。

そして褒める。

これが重要である、と。


そして、恐らく、その“基盤となるスタンス”としては、
「相手の良いところを見よう、長所を見よう」とする


【美点凝視】


の姿勢が根としてあるのでしょう。

だから、部下と心をつなぎ、信頼を生み出し、
行動を促すことができる。


当たり前ですが、

「お前はいつもここがダメなんだよ」
「なんでこんな簡単なこともできないのか?」
「君は、この部分に問題がある」

なんて、毎度毎度言われていたら、
多くの場合、元気がなくなってしまうものです。


■リーダーとは「模範」です。


そして背中で語り、
そして人の動かす人のことです。

「自ら学ぶ風土」

というと、その当人の問題だけで片付けられそうですが、
実は、それだけではない。


「周り(特に上の人)がどうあるか」、

このことも多分に関わっています。


「あいつは、いつも学ばない。受け身だ」
と言っている背景で、


「では自分はどれほど学んでいるのか?
 主体的でいるのか?」


このことを自分自身に問うてみること。

それが、まずは重要なのではなかろうか、
そんなことを思うのです。


人のことを言う前に、まず自分。

見ている人は見ている。

それこそが、結局人に影響を与えることになる、


そのように思った次第です。
【本日の名言】
人の一生の幸も災いも、自分から作るもの。
周りの人間も、周りの状況も、
自分から作り出した影と知るべきである。

野口英世”

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