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職場の関係性がよくないと、「社会的手抜き」が起こりやすくなる

1444号2018/01/27更新

(本日のお話 1830文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。

昨日は、某大手システム会社にて、
「7つの習慣」研修の実施立ち会いでした。

もう何度も「7つの習慣」は聞いていますが、
聞く度に私自身、やっぱり大切だなあ、と
身に沁みて感じます。

大切なことは、何度も繰り返してこそ、
自分のものになる、ということを感じます。



思えば、私自身

・7つの習慣セミナーは何十回となく聞いている
・メルマガ、口頭でなども人に教えている
・営業上で、何度もお客様に説明をしている

などの”学ぶ”行動を、
著しい回数繰り返しているからこそ、

「7つの習慣」の学びが何なのかを、
淀みなく出てくるようになったと思います。


繰り返さないものは、忘れられる。

繰り返されるものは、自分のものになる。


このことは、超絶大切な原則ですので、
「忘れたくない学び」は、ぜひ復習していきたいものですね。

(もちろん、「7つの習慣」も含め!)



さて、本日のお話です。


先日より「組織開発」のお話をしていますが、
今日も続けたいと思います。


タイトルは、


【職場の関係性がよくないと、「社会的手抜き」が起こりやすくなる】


それでは、どうぞ。
■先日までのお話で、
「組織開発」と「人材開発」の違いとは、
おおざっぱに、


”個人”へのアプローチ → 人材開発

”関係性”へのアプローチ → 組織開発


と、お伝えいたしました。


そして、今日よく言われる問題の多くは
(例えばメンタル、モチベーション、生産性、ダイバーシティなど)


”個人へのアプローチである「人材開発」だけでは、
100%解決することができない”


などとも言われ、「組織開発」(=関係性)への
アプローチの必要性が高まっているようです。


■しかし、同時に、
こんな声も聞こえるようです。


「”関係性を良くする”ことが、
 果たして、組織の成果に、どれほどの影響をもたらすのか?」

「会社はビジネスの場であり、”仲良しクラブ”の場ではない」


というような質問や意見。


確かに、ある側面から見れば、
当然気になる質問、感じる疑問かもしれません。



ですが、それでもやはり

「”関係性”へのアプローチ」

は必要不可欠である、という、
理屈がある、という話を聞いたのでした。


■南山大学 人間関係研究センター センター長の、
中村和彦教授はこんな話を例えに出して、説明をしています。


「社会心理学の古典的な実験である、「綱引きのたとえ」がある。


 綱引きの綱を引き、壁の向こうでその力が測定できるようになっていたとする。

 A君、Bさん、C君の3人について、
 まず個人が引く力が計測された。

 そうすると、

 A君が、一人でひっぱると、50。
 Bさんは、一人でひっぱると、40。
 C君は、一人でひっぱると、60。

 全員の総合計の力は、単純に「150」になる。


 しかしながら、3人で実際に
 ”一緒に”引いた場合、生産性が合計
 「120」を計測したとする。

 (※実際に、社会心理学の実験ではこういうことが起こるそう)

 *

 この時、起っていることが、

 『社会的手抜き』

 である。

 すなわち、

 ”自分自身の力が個別に測定されているわけではないので手を抜く”、

 ということが起こるのである。」


というお話。



■そして、

「企業において、成果を生み出すために、
 なぜ”関係性”が重要なのか?」

という疑問に対しての答えも、
上記の”綱引きの話”(社会的手抜きの話)に、
ヒントがあるのです。



人は、皆が皆、
聖人君子ではありません。

ですから、もし職場の”関係性”が悪ければ、


「なぜ、自分だけが全力で頑張らねばならないのか?」

「他の人がやってくれるだろう」

「ちょっとくらい手を抜いても大丈夫だろう」


ということで、見えないところで、
『社会的手抜き』が行われる。


これは残念ながら、人の心理であり、
社会心理学の真理でもあるのです。


■一人ひとり、見える化して分断すれば、
やらざるをえなくなるかもしれませんが、
仕事とは組織で行うもの。

だから集まったとき

「誰かが、コソッと手を抜く」

ということが起こる。


だからこそ、

「職場の関係性が悪いこと」は、
成果に直結する問題であり、
解決すべきテーマの一つである、

と言えるのです。


【職場の関係性がよくないと、「社会的手抜き」が起こりやすくなる】。


このこと、理解の上、
日々のコミュニケーションを心がけたいものですね。


「数字だけ言っておけば」
「言いやすいことだけ伝えておけば」

では、やっぱり結果は出ないものです。


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<今日の未来習慣>

「社会的手抜き」を自分がした経験はないか、考えてみる。
それはどんな時、どんな状況で起こったのかを考えてみる?
(例:その時の チームの状況、自分の気持ちなど)

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。
【本日の名言】
真心をもって人を助ければ、
必ず自分も人から助けられる。
これは人生の最も美しい補償の一つである。

エマーソン”

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