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マネジメントの「X理論」と「Y理論」

1442号2018/01/25更新

(本日のお話 1930文字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。

昨日は、発熱のため、
自宅にて寝込んでおりました。

インフルエンザではなかったのが救いですが、
何とも身体がだるく、動きが遅く、
アザラシのようになっております。

皆様、よく言いますが、”健康が資本”でございます。
くれぐれもお気をつけください。



さて、本日のお話です。

昨日「組織開発」について、
お話をいたしました。

本日も続けたいと思います。

ちなみに「組織開発」とは、
”個”ではなく、「個の関係性」に着目をして
組織を活性化させよう、という取り組みです。

(”個”への取り組みは、「人材開発」ですね)


今日は、そんな「組織開発」に大きな影響を与える、

”マネージャーのスタンス”

について、興味深いお話を聞きましたので、
皆様にご共有させて頂きたいと思います。


タイトルは、


【マネジメントの「X理論」と「Y理論」】。


それでは、どうぞ。
■最近は、企業研修でも、
「コーチング」という手法が多く取り入れられています。

一方的に、部下に指示、命令をして、
仕事を”やらせる”というのでは、

この知識労働の時代に、
モチベーションが上がるどころか、
下がってしまいます。

そうすると、当然、
仕事の生産性も下がり、
良い仕事も生まれなくなりますね。


■だから、今の時代は、


△「指示・管理・命令」
 ↓
◯「(能力の)解放・支援」


というように、

・部下の”強み”を認め、伸ばす
 (得意でないことは人はできない)

ことが求められている、


そのように言われています。

(日本経済新聞記事:「熱意ある社員」6%のみ 本132位、ギャラップ調査 参照)


■ですので、

「よし、では部下の強みを把握し、伸ばそう!」

ということで、
コーチング研修をやろう、としても、
実際のところ、

”機能する場合と、機能しない場合がある”

というのです。


それが、

『マネジメント観において、
 「X理論」と「Y理論」のいずれかを持っているか』

による、というのです。


■組織開発の有名な研究者である、
ダグラス・マグレガーは、

「マネージャーは自らの経験からマネジメント観を形成する」

と考え、マネージャーが持つマネジメント観を二つに大きく分け、

”「X理論」と「Y理論」”

と名付けたのでした。


ちなみに、


『X理論』のマネジメント観を持つ人は、
以下のように考えるといいます。

・人は生まれつき仕事が嫌い

・だから人には命令と監督が必要

・目標に達しない場合は罰則を与える事が必要



対して、

『Y理論』のマネジメント観を持つ人は、
以下のように考えるといいます。

・人は自ら実現したい目標のために自己統制を発揮する

・個人と企業の目的が一致すれば、
 人は自発的に自分の能力を高め、創意工夫をし、自発的に行動する


とのこと。


■もし、マネージャーが
「X理論」を持っていたのであれば、

”指示・命令型”

に部下のマネジメントを偏る傾向が多くなります。


(現に、日本社会は上意下達の文化で成長してきたので、
 50代以上は、「X理論」が圧倒的に多い、と言われております)


そうすると、いくら

”コーチング”とか
”部下の強みを引き出す傾聴のスキル”などを学んでも、

「嘘っぽいスキル」で効果を発揮することはないのでしょう。


乱暴に言ってしまえば、

(コイツらはすぐサボる。
 厳しくしつけなければ。)

と「X理論」的に、内心思っているのに、

「相槌」とか「繰り返しの話法」

だけしていても、
何だか胡散臭く感じてしまうのです。

結局、部下に見透かされてしまいます。


■だからこそ、私たちは、

「スキル」を学ぶと同時に、
「マインド(考え方)」にも目を向ける必要があるのでしょう。

こういった、


”『マネジメント観の「X理論」と「Y理論』
 という話を知っているかどうか”


小さいようですが、自分を客観的に見つめる
一つのツールとなりえます。

客観的に見つめることができれば、
それは変えうるものになります。


========================

<今日の未来習慣>

・自分は、マネジメント観の「X理論」と「Y理論」、
 どちらを持っているのかを考えてみる。

・これからの世の中に必要な「マネジメント」とは、
 どういったものなのかを考えてみる

========================


最後までお読みいただき、ありがとうございました!
本日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。
【本日の名言】
嫌いなことをムリしてやったって
仕方がないだろう。

本田宗一郎”

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