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金を賭けて、自分を縛ろう

493号2015/03/12更新

■おはようございます。紀藤です。

先日も終日ご商談。
お昼には久しぶりにセールスのメンバーとランチ。

ばたばたと忙しい時期が続くと、
本を読む時間がなくなり、ネタが枯渇していくのを感じます。
ネタを仕入れなければ、と思う今日この頃。


■さて、そんな中、
『ヤル気の科学』(著:イアン:エアーズ)
という本を読みました。

サブタイトルには、
”試験勉強、ダイエット、禁煙…
 あらゆることに応用可能な「成功の秘訣」”
と書かれています。

非常に興味深い内容でしたので、
本日はその話を共有したいと思います。
■著者のイアン氏というのは、
イェール大学にて、行動経済学を専門とする天才教授。

彼は、
「人はなぜ、やろうと思ったことを続けられないのか?」
という事について、研究をしていたとのこと。

そんな中、彼は、
「目標への達成率」を高める、
効果的な方法を発見します。

目標達成のために効果的なこと、
それは、なんと、

【金を賭けること】

である、ということでした。
(なんとシンプル!!)


■人は面白いことに、
【「これをやったら、〇〇が”得られる”」ということよりも、
 「これをやらなかったら、●●を”失う”」という条件の方】 が、
より強い動機づけが働くそうです。

確かに、

愛情がなくなったカップルが、
「別れたら、ちょっとさびしいし…(お互いを失うし)」
とずるずると付き合い続けてしまったり、
はたまた、もういらない、と思っていた服を、
「いつか着るかもしれない…(失った服はもう取り戻せない)」
と捨てきれずにいたりする、
これらの事も、同じような心理現象と、
言えるような気がします。


■そして、このことを”目標達成”に応用すると、どうなるか。

”ダイエットをする”という目標を立てた場合、
「体重が落ちて、服がバッチリ似合っている自分を想像する」
よりも、
「体重を落とさないと、10万円払う羽目になる」
という、失うものがあるほうが、
より強力な達成への推進力になる、
ということになります。

実際に、イアン氏はこのことを、
多くの実験データを使い、正しいことを証明します。


■結果イアン氏は、
「多くの人にとって、これは効果的な方法である」
とますます確信を深め、

【金を賭けて、自分を縛る】

ということがもたらす恩恵(?)を
皆が享受できるように、とあるサイトを作りました。

その名も、『stickK』。

このサイトは、
どのような仕組みになっているのでしょうか。

これまた、
非常にシンプルかつ大胆なのですが、

【自分のカード番号を登録し、
 達成できなかった場合、合法的にお金が失われる仕組み】  

を持つサイトなのです。
(なんと恐ろしい・・・)

同意書にオンラインで記入の上、
もし”自分のチャレンジ”が失敗したら、
特定の人・団体を設定して、お金が振り込まれる。

法律を介してお金が奪われるという、
大学の教授らしい、恐ろしく素晴らしい発想を元に作られた、
そんな魅力的なサイトになっています。

そのサイトのページを見てみると、
≪禁煙成功者 1076万6812人≫
≪目標達成者 68万4020人≫
(2015年3月12日現在)
という印象的な数字と共に、
「ダイエットできた!」
「禁煙が出来た」
「目標としていた資格取得ができた」
などなど、喜びの声が溢れています。


■私も、学びには自分なりに、
かなりのお金をかけていますが、
お金をかけるからこそ、
「絶対にこのお金のモトはとらねば!」
という強制的に湧き上がる意志によって、
学びがより深まる、という実感があります。

「金を賭けるからこそ、良い学びになる」
これも一つの真実なのかもしれません。

「7つの習慣」では、
”第三の習慣 最重要事項を優先する”において、
≪「第二領域」(緊急ではないが、重要なこと)を大切にしよう≫
といいますが、「何かを達成したい!」と強く思われている方は、
「目標達成のために、勉強の時間を作る」
という直接的なアクションももちろん大事ですが、
同時に、
【(stickKなどを利用して)
 目標達成のために、自分を縛りつける仕組みを設ける】
というのも、効果的かもしれません。

何かを達成したい方、よろしければぜひ、
お金で自分を縛ってみてください。


最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。
【本日の名言】
第一に必要になるものは大胆、
第二に必要となるものも大胆、
第三に必要となるものも大胆なり。

               マルクス・トゥッリウス・キケロ 

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