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言語化がもたらす破壊力

471号2015/02/12更新

■おはようございます。紀藤です。

昨日は、人生で初めて、
「営業コンサルティング」なるものを受けてきました。

教わる方は、上場企業の役員や、経営者なども含め、
100名近くコンサルをしている方。

そのため正直、値段も目玉が飛び出すほど高いですが、(汗)
「最大の投資は自己投資」ということで決断をし、
これから半年にわたって、自分のやり方を変えていこうと思います。

これからが楽しみ!

午後はひたすらテニスでした。
■さて、今日のお話です。

突然ですが、みなさま、

「折り紙(origami)」

が世界的に注目されているということ、
ご存知でしょうか。

”TED”というプレゼンテーションイベント
「全く新しい時代の折り紙を折る/ロバートラング」
で紹介されていたのですが、
今折り紙の世界では、こんな折り方が開発されているそうです。

ご覧になっていただくとわかりますが、
・超精密な金魚
・鱗が1000枚あるヘビ
・角まで精巧に作られたドラゴン
などなどが、1枚の紙を破らず、
折られて作られています(驚!です)


■なぜ、このような
想像を遥かに超える折り紙が創られるようになったのでしょうか。

このことについて、
数学者であり、折り紙アーティストのロバートラング氏は
このように言います。

「複雑で精巧な折り紙が創れるになった理由。
 それは折り紙が数学と出会ったこと。
 そして、そのきっかけになったのは、
 日本の吉澤章氏によって、折り紙の折り方が明文化され、
 誰もが真似できる”技術”になったことである」

つまり、
今まではおばあちゃんから娘、孫へと
語り継がれる「芸術」でしかなかった折り紙に、
”「谷折り・山折り」というような折り紙言語”を与えることによって、
誰もが真似できるも「技術」になった、
というわけです。

このことにより、
「日本の折り紙」は「世界のorigami」へと進化し、
今では人工衛星の技術に使われたり、
医療で動脈拡張の技術に使われたりするなど、
無くてはならない技術へと昇華されていきました。


■さて、ここから何が学べるのか。

色々あるかと思いますが、私がとても強く感じたのが、

「言語化がもたらす破壊力」

なのです。
(表現がやや不適切かもしれませんが…)

吉澤氏が折り紙という芸術に、
谷折り・山折りなどという名前を付けたこと、
つまり、極端に言ってしまえば、
”「言語化した」というたったそれだけ”

それが、折り紙をorigamiへと進化させ、
数学と出会い、最先端の産業に利用され、
世の中に絶大のインパクトをもたらしていること、
これはとてつもないことなのではないか、
と強く思ったのです。


■人材育成においても、
学んだことを、行動し続け、そして結果に繋げることが求められます。

学んだことを、行動し続けるためには、
「忘れないこと」がポイントです。

そして、忘れないためには、
「概念的な学び」を「明確な言葉」にする必要があります。

研修を受けた後、参加者が
「なんか主体性、大事だったな~(概念的な学び)」
というフワフワとした雲のような学びであったとしたら、
遅かれ早かれ「学んだこと」は、いずれ立ち消えてしまい、
その学びが思い出されることはないでしょう。

忘れてしまえば、当然、行動もできなくなります。

だからこそ、人材育成においても、

【学びを言語化し、記憶に留めること】

を強く意識して計画する必要があると思うのです。

たかが言葉、されど言葉。
「言葉」が発達したことで、
文明が発達することになった、とも言われます。

人材育成、個人の学びにおいても、
「思い出し、行動につなげられる言葉」
をどれだけ持てるか、というのが大切ではなかろうか、
と強く思った次第です。


最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。
【本日の名言】
人間は、他人の経験を利用するという
特殊能力を持った動物である。

              R・G コリングウッド

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