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人間関係で成功するための、たった一つの大切なこと

438号2014/12/19更新

■おはようございます。紀藤です。

本日術後5日目。

手術中に「開口器」というので、
口を無理やり大きく開けるため、
唇が少し裂けていましたが、それも治ってきました。

さて、昨日読んだ本は、
名著デール・カーネギー『人を動かす』。

以前も読みましたが、
時間があればもう一度読みたいなと思っていたので
いい機会になりました。

『人を動かす』は、主に「人間関係での成功」について、
具体的に書かれており、たくさんのエピソードと共に語りかけてくれます。

人間関係のヒントを得たい方は、「必読の一書」です。
(「7つの習慣」ももちろんいいですよ!笑)


■さて、今日は『人を動かす』から、
人間関係で成功するためのヒントを伝えている、
一つのエピソードをご紹介したいと思います。

それではどうぞ。


ある男性が、いつも自分の幼い息子のことを心配していた。

その子がひどい変色で、とてもやせていたのである。

世間の親の例にもれず、彼は妻と一緒になって小言ばかり言っていた。

「お母さんは、坊やにこれを食べてもらいたいんだよ」
「お父さんはね、坊やが身体の立派な人間になってもらいたいんだよ」

こういわれて、この子が両親の願いを聞き入れたとすれば、それこそ不思議だ。

30歳の父親の考え方を、3歳の子供に呑み込ませようとするのは無理だ、というくらいのことは、誰だって知っている。

にもかかわらず、この父親は、その無理を通そうとしているのだ。

馬鹿な話だが、その馬鹿さ加減に、父親もやっと気がついて、こう考えてみた。

「いったいあの子は、何を一番望んでいるのだろうか?」

考えてみればわけのないことだった。

子どもは三輪車を持っており、それに乗って遊ぶのが好きだった。

ところが、近所に手におえない悪太郎が一人いて、
そいつが三輪車を取り上げ、わがもの顔で乗り回すのである。

取り上げられるたびに、子供はわっと泣き出して、母親のところに帰ってくる。

こういうことが殆ど毎日起こっていた。

「この子は、一番何を望んでいるのだろうか?」

シャーロック・ホームズをわずらわすまでもなく、考えてみればすぐわかる。

彼の自尊心、怒り―

こういった内心の強烈な感情が彼を動かして、
その悪太郎を、いつかはこっぴどくやっつけてやろうと思っていた。

そして父親はこういった。

「お母さんのいうものを、何でも食べさえすれば、いまに坊やはあの子よりも強くなるよ」

この言葉で、偏食の問題は、たちまち消えてしまった。

『人を動かす』 デール・カーネギー著より


■いかがでしょうか。

自分の望みを言うのではなく、
「相手が何を望んでいるか」という立場に立つだけで
劇的に相手の行動が変わった、という面白い例でした。

『人を動かす』においては、
”人間関係で成功するための、たった一つの大切なこと”とは、

【常に相手の立場に身を置き、相手の立場から物事を考える】

ことである、と繰り返し述べています。

そして「これは相手をうまく操る」という話ではなく、
当事者双方が利益を得なければうそである、とも補足をしています。
(子どもの偏食が治って、お父さんもハッピー、子供本人もハッピー
 という上のお話と同じですね)

頭のどこかで、相手を尊重しなければとわかっているのに、
ついつい自分の立場、要求を主張してしまう・・・
こういったついありがちな日常の習慣こそ、
気を付けなければならないと思い知らされます。
(ちなみに「7つの習慣」では、”人間関係の成功の原則”について、
次のようにまとめています。
1、”相手のWin(利益)”も考えること。
2、”相手の望みを含め、相手を理解することに徹すること。
ほぼ同じですね。やはり、”原則”は同じなのだろう、と感じます)


■話が長くなってしまいましたが、
とにもかくにも、職場でも、家庭でも、友人関係でも、
人間関係を円滑に、より上手くいかせる秘訣は、

【常に相手の立場に身を置き、相手の立場から物事を考える】

ことである。

このことは常に頭に入れておきたいものです。


最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。
【本日の名言】
成功に秘訣というものがあるとすれば、
それは、他人の立場を理解し、
自分の立場と同時に、他人の立場からも物事を見ることのできる能力である。
        
                 ヘンリー・フォード

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