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「心の監獄」から脱出して、晴れやかな気分になる方法

407号2014/11/04更新

■おはようございます。紀藤です。

朝の冷え込みも一段と増してきました。
1日1日を大切にしたい今日この頃。

3連休いかがお過ごしでしたでしょうか。
私はスポーツの秋らしく、テニス&読書をしておりました。

読んでいた本は、
『新しい認知療法の紹介 いやな気分よ さようなら』
という、うつ病に対する克服法について書かれたもの。

タイトルを見ると、重たい内容っぽいのですが、
実際に読んでみると「何となく気分がすぐれない」という時に、

「どう考えると、気分が晴れるのか」
という事について、理論的、かつ実践的に書かれており、
自分を見つめ直すためのよいきっかけとしても
とても参考になります。

私が大学時代の専攻が心理学で、
この手の本が結構好きというのもありますが、おすすめの一冊です。

よろしければ、ぜひ。


■ちなみに、その本の序文において、
「認知療法」の根本的な考え方について、
以下のように述べられています。

”憂うつな気持ちに陥ると、脳が感じることをそれが何であれ信じてしまうので、
何もかもが悲観的に思えてきます。

このことは10分の1秒の単位で起り、自分でも全く気付けません。

憂うつ気分は現実のように感じられ、その結果、その気分を作り出した
歪んだ考え方が真実のように受け止められるに至るのです。

(中略)

「心の監獄(憂うつな気分の悪循環)」から脱出するのには、どうすればいいのでしょうか?
 とても簡単なことです。
 
今の気分というのは、あなたの考え方の産物なのですから、
 気分がそうであるからといって、
 「あなたの考え方が正しい」にはならないのです。

 不愉快な気分は、
 「単にあなたがものごとを不愉快に考えている」
 という事実を示すにすぎません。 
 
ちょうど産まれたばかりのアヒルのひよこが母アヒルの後をついて歩くように、
 気分は考え方の後をついてくるものです。
 
(中略)

 感情それ自体は全く特殊なものではなく、
 むしろ歪んだ考え方がマイナスの気分を作ると考えます。
 
認知療法では、心の歪みから来る不愉快な気分をなくす方法を伝えたいのです。
 人生をもっと現実的に受け止める方法を身に付ければ、
 喜びばかりでなく悲しみさえも、歪みなく純粋なものとして経験し、
 価値の高い感情生活を送ることができるようになります。”
 
 
■いかがでしょうか。

ちょっと小難しい表現もありましたが、
なかなか面白い考え方ではないでしょうか。

特に、

 ”不愉快な気分は、単にあなたがものごとを不愉快に考えている、
 という事実を示すにすぎない”
 
というフレーズが私の印象に残りました。

自分が感じているいやな気分。 

あくまでもそれは”事実”ではなく、
”自分がどう考えているか”でしかない。


■ちなみにこのことは、
「7つの習慣」でも”第一の習慣 主体的である”において、
【刺激と反応の間にスペースをあける】
という表現で、同様のことが述べられています。

例えば、
”刺激”(例えば部下のミス、上司からの叱責、など)があったとき、
「こんな嫌なことがあったのだから、
 こんな気分になる(怒り・悲しみ・自信喪失)になるのも仕方ないよ」
と感情のまま”反応”して、
イライラしたり、失望したり、落ち込んだりすることもできます。
(この状態を「刺激に対して反応的になっている」といいます)

しかしながら、真に自律している人は
刺激に対して反応的にはなりません。

イラっとする。悲しくなる。
でもそんなときに、
自律している人は
自分自身を客観的に見たり、
どう反応するのが理想的なのか冷静に考えたりと、
”刺激に対して、
一歩立ち止まることができる。
それから、反応を選択することができる”
そのように述べます。


■日々起こる色々なことに対して、
悲観的になってしまうことは
大体の場合、自分の考えが生み出した
「取り越し苦労」でしかないようです。

「認知療法」であれ
「7つの習慣」であれ、
どんな手法を使っても構いませんが、
常に気分の良い自分でいるために、

【人生をもっと現実的に受け止める】
【ありのままで受け止める】

ということは、大切なスキルの一つなのでしょうね。


最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。
【本日の名言】
私たちは物事をありのままに見ているのではない。
私たちのあるがままに見ているのだ。

           スティーブン・R・コヴィー

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