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「ビュッ!」っとスイングするんだよ、じゃわからない

384号2014/09/29更新

■おはようございます。紀藤です。

週末は久しぶりに実家に行き、
両親と過ごしていました。

ちなみに私事ですが、
父母の趣味はゴルフと卓球です。

本人いわく、結構うまいらしく
父母とも90を切るスコアとのこと。
(ゴルフコンペで優勝をした、などといっていました)

私も運動が好きなので、
そんな父母に連れられて、
ゴルフの打ちっぱなしに行くことになりました。


■ちなみに私は何度か
打ちっぱなしに行ったことがあるくらいの、完全な素人。

そんな私に、父は意気揚々と
私にスイングの”イロハ”を教えてくれようとします。

「腰を『ビュッ!』ってするんだよ」
「手じゃない。腰で打つんだ」
「スッとあげて、シュッと打つ」

・・と、長島監督ばりの感覚的な表現。

教えられている当人とすれば、
「ビュッ!ってする」といわれて、
”何となく言わんとすること”はわかるものの
具体的にどうすればいいのかわかりません。

センスのいい人ならわかるのでしょう。

しかし、私はそこまでのレベルではないので、
残念ながら、チンプンカンプンでした。


■ちなみに、そんな父の説明を見ていて、
「いや、そんな教え方じゃわからんよ」
と、もう少し理論派の母は口を挟みます。

「いやいや、そうじゃなくて。
 ”背骨を軸にして、体の大きい筋肉を使う”ようにするんよ」
「振り子をイメージして打ちなさい」
「手はあくまでもクラブと体を繋ぐだけ、と思うこと」

と父よりも具体的になりました。

すると、何となくですが、
「シュッと打つ」よりは少し要領を得た気がして、
だんだんと真っ直ぐに飛ぶようになりました。

このやりとりを客観的に見て、
そして自分自身、体感して、

「知っていることを教える」

とは難しいことだなあ、
と改めて感じました。


■特に
”「感覚でわかること」を相手に伝えること”、
これほど難しいことはないかもしれません。

そして、これは組織の上司・部下の
仕事の教育現場でも同じことが言えるのではないか、
というのが今日のテーマです。(前置きが長くなりました)

例えばこんなシーンがあるとします。


上司
「(部下に対して)
 そうだよ、キミは、”主体性”が足りないんだよ!
 明日からはもっと”主体性”を持って頑張りたまえ」

と言ったとしても、先ほどのゴルフの
「ビュッ!とする」という表現のように、
”何となく言わんとすること”
はわかるものの、
「具体的にどうすればいいのか」
ということは、センスのいい人以外、
恐らく掴めないように思います。

伝わる人には伝わる、
でも、その確率は決して高くはない、
そんなイメージでしょうか。


■では、どうすればいいのか。

それが、今日お伝えしたいことなのですが、

【誰もがイメージできるように具体化する】こと。

それが、何かを人に教える、
共有する上での大事なポイントなのではないか、
と思うのです。  

一般的に、ではありますが
「ビュッ!とする」、よりも
「振り子のように」のほうが少し具体的ですし、
「背骨を使って、大きい筋肉で打つ。手は繋ぐだけ」の方が、更に具体的です。

「ビュッ!とする」のイメージは、
人それぞれですが、
「振り子のイメージ」は
人によってもイメージすることのズレは少ないでしょう。

同様に、
「主体性を持つ」
という言葉のイメージも、
それだけでは人によって思うことが違います。

しかし、
「主体性」という言葉の表すことを分解し、
具体化できたならば、
教え、伝えられる可能性も高まるでしょうし、
実行できる可能性も高まるはず。

そう思えてなりません。


■「7つの習慣」においては、
【第一の習慣 主体的である】という曖昧なことを、
具体的に定義をしています。
(ここでは詳細説明は控えますが、
1、刺激と反応の間にスペースを空ける
2、影響の輪に集中する
3、主体的な言葉を使う
ことが出来る人を「主体的」というように定義をしています)

人はそれぞれ考え方も、
受け止め方も違うもの。

そんな人の中で、的確に
”言わんとすること”を伝えようとするならば、
より具体的に、イメージのズレがないように伝える、
工夫が大切なのでしょう。

そして、そのためには
【具体的な言葉】
【具体化された思考フレーム】
などを媒介としてコミュニケーションをすることが
大切なのだろうな、と感じた次第です。
(・・・とかいって、今日の話がだいぶ抽象的で曖昧でしたね 汗)


今日も最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。
【本日の名言】
他の人の書いたものを読んで、
自己を向上させよ。
他の人が苦労して得たものを
それで容易に得ることができる。 

        ソクラテス

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