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難破船の三人の乗客

357号2014/08/19更新

■おはようございます。紀藤です。

「難破船の三人の乗客」というお話があります。

考えさせられるお話でしたので、
ご紹介させて頂きます。


「難破船の三人の乗客」

ある時、帆船が嵐に遭って難破した。

流れ着いたのは、フルーツのたわわに実る島であった。

船はその島で修理を済ませてから出航することになった。

乗客は三人いた。

一人の乗客は、
いつ修理が終わって船が出てしまうかわからないので、
取り残されたら大変だと、船から降りなかった。

嵐に遭い、何日も空腹だったが、
船が出てしまう心配のほうが先にたち、それは我慢することにした。

もう一人の乗客は、島に降りたが、
船が見える範囲内でフルーツを食べ、
船の修理が終わる様子を見て、急いで船に戻って来た。

たらふくは食べられなかったが、
なんとか空腹を満たし、フルーツで水分補給もできた。

もう一人の乗客は、
そんな簡単には船の修理はできないと思い、
島の中まで入ってフルーツをたらふく食べた。

船は見えなかったが、
まだ大丈夫と次から次へとフルーツを食べた。

お腹いっぱいになって戻って来たら、
船は出航した後で、島に取り残されてしまった。

まったく船を降りなかった乗客は、その後の航海に耐え切れず死んでしまった。

島に残された乗客も、無人島から脱出できず、そこで一生が終わった。

「ユダヤ人の成功哲学“タルムード”金言集」より 石角完爾 著


■さて、このお話、どう感じますでしょうか。

何を言わんとしているのでしょうか。

この物語が伝えたいのは、

【適正なリスクを考えて、行動しましょう】

ということです。

一人目の乗客は、
慎重になり過ぎたあまりチャンスを逃してしまい、
船旅の途中で餓死してしまいました。

三人目の乗客は、
逆に、楽観的過ぎて、
起こりうるリスクに対応できなくなってしまい、
ジャングルに取り残されて、そこで一生を終えてしまいました。

現状を見て、
これからの未来を見て、
持てる情報で適切なリスクとリターンを考え、行動すること。

二人目の乗客は
リスクとリターンのバランスを
考えた行動を選択し、生き残ることができました。


■「7つの習慣」では、

【第二の習慣 終わりを思い描いてから始める】

という習慣があります。

これは、
”今の短期的なことだけでなく、
最終的なゴールを考えて行動することが、
最良の結果を得るために大切なことである”
ということを伝えている習慣です。

先の物語で言えば、
この場合の”終わり”というのは、
「危険な船旅において、無事に帰りつくこと」
であり、
たらふくフルーツを食べることでも、
目の前のリスクを考えすぎ、何も食べないことでもありません。

最終的なゴールは何なのか、
そのために、今出来る適切なことは何なのか。

このことはあらゆることに通じるように思います。

難破船にのっているときだけでなく、
日々の仕事においても、教訓にしていきたいな、
と感じた次第です。


今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日も素晴らしい1日になりますように。
【本日の名言】
勝つことがばかり知りて、
負くる事を知らざれば
害その身に至る。

                徳川家康

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