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「曇りなきガラス」で世界を見るために 

335号2014/07/17更新

■おはようございます。紀藤です。

昨今の一つのテーマとして、
「理念教育」
ということをしばしば耳にします。

グローバル、多様化・・・
大きくなろうとすればするほど、
原点に戻る必要がある、ということかもしれませんね。

さて、日本の経営者で、
「理念」や「考え方」で大きな影響を与えた人といえば、
松下幸之助さん、が代表的な方かと思います。


■そんな、
松下幸之助さんの著書、

「素直な心になるために」/PHP研究所

に、”正しい判断をするポイント”
として、こんなことが書かれていました。


無色透明なガラスを通せば、
物がありのままに見える。

もしもこれが色ガラスなら、
向こうにある物の色が正確にはわからない。

あるいはそれが歪んでいれば、
向こうにある物も歪んで見える。

我々は日常、ややもすると、
自分なりの知識、自分の欲望や利害損失といった、
様々な色ガラスを通して物事を見ている。

そうした自分なりの意見や感情にとらわれてしまっては、実相は見えない。

素直な心を養えば、物事の実相が見えるようになり、
過ちの少ない判断をできるようになる。

「素直な心になるために」/PHP研究所


■読むと、「確かにそうだ!」と感じます。

事実、素直な心で、
曇りないガラスで見ることができれば、
正しい判断ができるのでしょうし、ぜひ目指したい。

しかしながら、
これを見ていて、残念ながら私は

”聖人・君子”

ではないので、そういう意味では、
私のガラスは曇っている、と言わざるをえないな、と感じました(涙)

曇りないガラスで見たい。

でも、なかなかできない・・・


■そして思うのですが
私だけでなく、きっと多くの方も
「透明なガラスがいいのだろう」とわかっていながら、
色のついた、または曇ったガラスで見てしまう。

そんなところが実際のところではないか、とも思うのです。


■では、どうすればいいのでしょうか。

このことについて、
「7つの習慣」で紹介されている、

【パラダイム】

という言葉がヒントになるのでは、と思うのです。

【パラダイム】というのは、
それぞれの物の見方、考え方のことです。

そして、このことについて、
著者のコヴィー博士はこういいます。

『私たちは物事をあるがままに見ているのではない。
 私たちのあるがままに、物事をみているのだ。 /スティーブン・R・コヴィー』

すなわち、何が言いたいのかと言うと、

『何はともあれ、「自分自身が色のついたガラスで見ていること」に気付くこと』

がまず重要である、
このようなメッセージをお伝えしているのです。

そして、そこから、
相手と自分の立場の違いを理解したり、
必ずしも自分が正しいわけではない、と謙虚な気持ちを持ったりする、
ということが始まるのではないでしょうか。


■松下幸之助さんが言われるように、
「曇りないガラス」で見ることができれば、
それは何よりも素晴らしいことです。

そしてぜひ目指すべきところ、と思います。

ですが、もし難しければ、まずは

”私たちは、色のついたガラスで世界を見ている”

と、自分自身が認識する、
そして「他の見方はないだろうか」と、視点を変えてみるところから
始めてみることが大切なのかもしれません。


今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日も素晴らしい1日になりますように。
【本日の名言】
われわれの時代の最も重大な発見は、
人は自分の精神的態度を変えることによって
その人生を変えることができる、
ということである。

            ウィリアムス・ジェームズ  

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