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大切なことを、大切にする

330号2014/07/10更新

■おはようございます。紀藤です。

今日も、じんわりと心が温かくなる、
そんなお話をご紹介いたします。


【親父の手】

昔、子供の頃
よく親父と手を繋いで歩いた

親と手を繋いでみてください

40年ぶりに親父と手をつないだら、

なぜか、少しやさしい気持ちになれた

なぜか、少し心がゆたかになって

なぜか、少し感動した

ちょっと前、

八歳になる息子と
イルミネーションを見に行った

イルミネーションのトンネルの下で
息子と手を繋いで歩きながら色々と考えた

「今年もここに息子と来ることができてシアワセだな」

「来年もこうしてここで手を繋いで歩けるかな」

「来年はまだ三年だから手を繋いでくれるかな
でも、
再来年は四年生になるからだめかな」

「こいつが二十歳になったら一緒に酒呑みたいな」

次の瞬間、気がついた

「親父も俺が子供の頃同じように思ったんだ」

考えてみると

まだ一度も二人で呑んだ事はない

もちろん小学生の頃から手を繋いだ事もない

48歳になる自分でも

80歳になる父にとっては
永遠に子供

きっかけを作り

「手を繋いでみよう」と思った

親父の好きな八代亜紀を見に行き

その後居酒屋で呑んだ

酔った親父を介抱するふりをして

階段で手を繋いでみた

40年ぶりの親父の手は

やわらかくて

小さくて

しわくちゃになっていた

ふと子供の頃を思いだした
 
その瞬間涙があふれてきた

ぬぐっても・・・ぬぐっても・・・

自分でもわけがわからないくらい

自分はあの日から

少しやさしい人間になれた気がする

あと何回息子と手を繋げるだろう

あと何回親父と手を繋げるだろう

親と手を繋いでみてください


■「7つの習慣」において、

【第三の習慣 最重要事項を優先する】

ことが人生において大切である、
と言います。

これは、
「本当に自分が大切だと思う事を、大切にしましょう」
という、当たり前のことを言っています。

しかしながら、私たちの日常はどうでしょうか。

・親孝行が大切
・家族との時間が大切
・心が豊かになるリラックスの時間が大切
・将来のための、自分への投資の時間が大切

そうどこかで思いながらも、

「忙しいから、仕方がない」、

と「本当は大切だと思うこと」に時間をとれていない、

そんなことはないでしょうか。


■【親父の手】のお話の、

「あと何回手を繋げるだろうか」

という部分が、私はとても心に響きました。

当たり前と思っている存在が、
突然そうでなくなる日がいつか来る。

だからこそ、

「何が本当に大切なのか」

ということは忙しい毎日だからこそ、
忘れてはいけないんだろうな、
と思う次第です。


今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日も素晴らしい1日になりますように。
【本日の名言】
人と握手する時、
その手は無言のうちに
さまざまなことを伝えてくれる。

                 ヘレン・ケラー

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