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二兎を追う者は一兎をも得ず

233号2014/02/19更新

■おはようございます。紀藤です。

昨晩は、弊社に新しい仲間が入社したので、
その歓迎会がありました。

自社のことを持ち上げるのも何ですが、
素晴らしい人格と能力を持っている方。
一層気が引き締まる思いです。

刺激って、大切ですね。

さて、「新しい仲間が入った」
ということで思い出されたのが、
私が昔働いていた飲食店での出来事。

本日もそこで学んだ気付きを、
一つ共有いたします。


■ちなみに飲食店は人で成り立つ商売です。

私が働いていた当時は
出店ラッシュということもあり、
「人」の入れ替わりも非常に激しい状況でした。

新しく人(アルバイト・社員)が来るたびに
キッチンリーダーの私は、
新しく入るメンバーに色々な事を教えていました。

営業が始まる前に、朝礼があるのですが、
当時やる気に溢れていた私は、
日々熱く「今日の課題」について語りました。

「今日は揚げ物の提供を早くしましょう。
 また、料理はきれいに盛り付けましょうね。
 あ、それから、ヤマ(品切れ)を失くすよう。
 ちなみに、ホールも危なくなったら手伝いにいきましょう。
 あと、声も大きくね!」

その時は良かれと思って、
皆に声をかけていたのですが、
なぜだか、営業が終了しても一向に良くなる気配はありません。

そんなやり方で続けていたある日、
偶然来店し、それを聞いていた
優秀なエリアマネージャーが、私に言いました。

「熱く、たくさんメッセージするのはいいけど、あれじゃダメだ。
 【言う事は一つか二つ】にしないと、何もやってくれないよ」
と。


■この当時の私の教訓は、
あらゆることに当てはまります。

日々、私たちはやることが多く、
目指すべき目標も多いものです。

しかしながら、
「戦略の実行」について述べている著書
『戦略を実行できる組織、できない組織』において、
そんな現状に警鐘を鳴らしています。

それは、

「やることが多すぎると、結局どれもできない」

という事実。

そしてこのような現状は、
多くの組織に当てはまる、と言います。

熱く、エネルギーが溢れている人ほど、
あれもこれも、とやりたくなってしまうものですが、
脳のCPUは限られていると言われています。

だから、たくさん狙うと、エネルギーが分散されてしまい、
“二兎を追う者は一兎をも得ず”のごとくなってしまうそうです。

【戦略は、本当に大切な一つか二つに絞って行動する】

色々言い過ぎて、何が大事かさっぱりわからない、
当時の私の朝礼みたく、ならないように。

結果を出すために、改めて気を付けたいですね。


■今日のお話は、

・飲食店で働いていた時の話。
 色々話をしすぎて、結局伝わらなかった。
 
・エリアマネージャー曰く
 「大事な事は一つか二つに絞らないと、やってくれない」。

・戦略を実行することについて触れている著書では、
 多くの組織が「色々やろうとし過ぎて、何もできない」
 という現状がある、という。

・私たちの脳のCPUは限りがあるため、多くを狙うほど、
 エネルギーが分散し、一つも達成できなくなる。

・結果を出すためには、まず大切な一つにフォーカスすることが大切なのでは。

という内容でした。


今日も皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。
【本日の名言】
あまりにも多くの人、多くの要求、
多くのなすべきこと。
有能で、忙しく、急いでいる人々。
だが、こんなのは生活ではない。

           アン・モロー・リンドバーグ

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