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「もっと欲しい、もっと欲しい症候群」に気を付けよう

229号2014/02/13更新

■おはようございます。紀藤です。

ソチ・オリンピック、
ノルディック複合でも銀をとりましたね。

恥ずかしながら「ノルディック」と言っても
見るまでよくわからなかったのですが、
日本人が活躍している姿は嬉しいもの。

頑張れ日本!
■さて名言を集めるのが好きな私ですが、
先日あるスウェーデンのことわざを見つけて、
ふと考えさせられることがありました。

今日はそのお話から一つ、感じたことを共有させて頂きたいと思います。


■それは、

『貧乏人とは、多くを持たざる者ではない。
 多くを欲する者のことをいう』

という諺。

「欲張ると、キリがない」
という話で、つまり、
「何事にも適量がある」、
そんな意味を感じさせられました。

この諺を見たときに
先日もご紹介した金融業界で働く
ある友人の話を思い出しました。

それは、

”「そこそこお金持ち」が一番危ない”

というお話。

彼の言う、
「そこそこのお金持ち」とは、
求めればある程度のものは手に入り、
かつ背伸びをすれば、高級ブランド品に身を包んだり、
豪華な家にすんだりと、割とセレブ風の生活を送ることもできるという人。

つまり羨望のまなざしで見られるような
リッチな生活が享受できるレベルだそうです。

しかし、「お金持ち」というのは基準が様々。

上を見れば当然キリがなく、
少し上のステージに行くと、
霧がかかった螺旋階段を上っていくと、また上のステージが見えるが如く、
現金で1億、10億、100億(!)と
恐ろしいほどのレベルの人が
たくさん存在することを知る、と彼は言います。
(残念ながら、私には全く見えませんが…涙)


■そうすると、どうなるのか。

まだ階段を上り始めた頃は、
「これくらいでいい」と思っていたのにも関わらず、
どんどんと自分が求めるレベルが上がっていき、
気付かないうちに「もっとほしい、もっとほしい」と
盲目的に高みを目指すことになってしまう。

そして結果、

・大事な人との関係を疎かにしてしまう、
・健康に支障をきたしてしまう

という「お金はあるけど幸せではない」という状態に
なってしまう人がいる、
と彼は続けました。
(盲目的に高みを目指す、というところがポイントです)


■この話で私がはっとさせられたのが、
先ほどの「そこそこのお金持ち」と呼ばれる方は、

”スキル的には聡明で、優秀な方が多い”

ということ。
でなければきっと、そんなにも稼げません。

にも関わらず、

1、「少し上が見える」という事実が、
2、自然に「欲しい」という気持ちを促し、
3、気付けば、盲目的に求めてしまう危険性がある

というメカニズムが働くことで、
「自分が求めている幸せ」を見失いがちになり、
結果「お金はあるけど幸せでない」という状態になる、
という事実に、冒頭に紹介した、

『貧乏人とは、多くを持たざる者ではない。
 多くを欲する者のことをいう』

という言葉を連想したのです。


■さて、ではどうすれば
「自分が求めている幸せ」に近づくのか。

このことに関して、一つ参考になるお話があります。

それが「7つの習慣」では
「第二の習慣 目的を持って始める」という習慣。

これはセルフ・リーダーシップの習慣と言われており、
この習慣では、

【自分のミッションを持つ】

ことを強く勧めています。

自分のミッションとは、
自分の中の北極星のようなもので、

”自分自身が満足のいく人生を送るために持つべきもの”

といっても過言ではないかもしれません。

人には、
「お金」「仕事」「友人」「家族」「趣味」「健康」など
多くの大切な軸がありますが、
これは、人によって違うもの。

そんな中で「ミッションを持つ」ことは
自分の中での<ぶれない軸>を持つことを意味します。

死ぬほど頑張ればものすごくお金が手に入る、でも健康を害する。
こんな時にどうすべきか。

友人を犠牲にすれば、仕事で成功できる。
しかし、こんな時にどうすべきか。


■正直、正しい答えなどはなく、
一人一人違ってしかるべきものでしょう。

ですが、自分の中で「軸」に従って、
悩みながらも決めた決断であればまだしも、

先ほどにご紹介した「そこそこのお金持ち」のように、

・なんか上が見えたから、とりあえず上に行ってみた。
 ↓ 
・そしたらもっと上があったから、とりあえずもっと登ってみた。
 ↓
・でも登り切ったら、あんまり満足しなかった・・・

では何だか寂しいように思います。

であるならば、

【自分にとって何が大切なのか】

を日々考え続けて、
日々起こる誘惑や、色々な分かれ道にも、
自信を持って「こっち」と言えるような生き方を出来たほうが、
より充実して、胸を張って「満足している」
と言える人生を送れるのではないだろうか、
とも思うのです。

「軸を持つ」、大切ですね。


■今日のお話は、

・『貧乏人とは、多くを持たざる者ではない。
 多くを欲する者のことをいう』という諺がある。

・金融業界で働く友人は、「そこそこのお金持ちが危ない」という。
 上をみたら、少し頑張ればもっといける、という欲求で
 本来の自分が求めていたことを見失うという。

・「自分がそもそも何を求めていたのか」ということを忘れてしまうと、
 「お金はあるけど幸せじゃない」という状態にしばしばなる。 

・「7つの習慣」では「自分のミッション」を持つことを強く進めている。
 自分にとって大切なものは何で、優先順位は何なのか。
 これを考えることで、暗闇の中に光る北極星を持つがごとく、
 自分の方向を見失わないで歩むことができる、と言われる。

・短期的な欲しいものも大切だが、
 長期で何が大切なのかを考え続けるために「自分の軸を持つ」ことが
 大切なことの一つなのでは。
 
という内容でした。


今日も皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。
【本日の名言】
浪費するのを楽しんだ時間は、
浪費された時間ではない。

          バートランド・ラッセル

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