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「達成率30%」の未来にならないように

192号2014/12/06更新

■おはようございます。紀藤です。

師走です。年末です。
この時期になると、思い出す言葉があります。

それは「追い込み」という言葉(苦笑)。

私事ですが、
私の社会人経験の多くは「営業」で、
かつ前職はリクルート関連の会社だったので、
「追い込み」とはビジネスで最もよく使った言葉かもしれません(汗)

そんな中、ふと数年前の年末に起こった
「ある失敗談」を思い出しました。

今日はそのお話からの気付きを共有したいと思います。


■当時の自分は、
それなりに売れている営業でした。
(自分でいうのもなんですが…照)

ちなみに売れていた理由は、
あるお客様との出会いがあったから。

そのお客様は、ある業界の大手企業でした。
当時、そのビジネスは非常に時流に乗っており、
多くの人材を必要としていました。
(その採用のお手伝いが当時の仕事です)

それに伴って、たくさんのお仕事を頂き、
その結果、高い達成率を出しました。

「達成なんて意外と簡単だな」
「売れて当然だろう」

そんな驕った気持ちが、
心のどこかにあったのでしょう。

神様は見ていたのですね。

案の上、悲劇は突然訪れました。

あるアクシデントにより
そのお客様との契約が、
突然、ゼロになってしまったのです。

結果、私には「高い目標」だけが残りました。

数字の穴を埋めてくれるお客さんはおらず、
私の達成率は「150%」から「30%」へと転落しました。


■この時、先輩から言われたのが、

【「種」を蒔いてなかった、お前が悪いよね】

という言葉でした。

それを聞いて、私は返す言葉もありませんでした。

売れているときは、
時間も気持ちの余裕もあったわけです。

しかし、その時に、
未来のお客様探しをせず、
あぐらをかいていた自分がいたことを
認めざるを得なかったからです。


■私たちは、意識をしないと、

【短期的な成果】

ばかりに集中しがちです。

長期的な成果のために
「種を蒔く」大切さを、感覚的にわかってはいるものの、
どうしても「今、刈り取ること」ばかりに集中してしまう。

しかしながら、
もし「短期的な成果」だけを追い求めて、
刈り取って、刈り取って、刈り取りまくって、
「種麦」までも食べつくしてしまったとしたら、
来季(来期)の収穫は、絶望的でしょう。

先の私の例は、
まさしく「刈り取ってばかりで、種を蒔かなかった結果」です。


■そしてこのことは、人生にも同様に当てはまると思います。

「短期の成果」に集中するあまり、
「長期的な成果」に必要であろうことが、
後回しになってしまう。

例えば、

・仕事が忙しくて、運動する時間なんてない
・人間関係づくりなんて、やる暇はない
・勉強をする時間なんてない

などなど。

しかしながら先に述べたように、
5年先の自分にとって大切になるであろうことを疎かにし、
「種」を蒔かずに、刈り取り続けた場合、
その結果は、「将来の自分」が引き受けることになるでしょう。


■結果を求められる私達にとって、
「短期的な成果」は放っておいても
強く意識させられるものです。

であるならば、せめて自分の中では
自分にとっての「長期的な成果」とは何なのかを考え、
そのために「種を蒔く」習慣を身に付けていくことが大切なのでしょう。

そうして種を蒔き続ける習慣を身に付けた結果、

【継続的に成果を出す自分】

になれるのではないでしょうか。

くれぐれも、当時の私のように、
刈り取りに集中して、種を蒔かずに、
未来が「達成率30%の人生」にならないように、
日々戒めたいものです。
(※このお話の原則については
 『完訳 7つの習慣』の「P/PCバランス」(P.57)をご参照ください)
 

■今日の内容は、

・紀藤の営業の失敗談。
 売れているときにあぐらをかいて、種を蒔かずにいた。
 その結果、その後「達成率30%」という状態になった。
 
・私たちは「短期的な成果」を求められるため、
 意識しなければ「短期的な成果」ばかりに目をとられがち。
 
・しかし「長期的な成果」を得るためには、
 未来に向けて、種を蒔き続ける必要がある。

・「短期の成果」が多くなりがちな世の中において、
 自分にとっての「長期的な成果」を得るために、
 自分で普段から意識をして、「種を蒔くこと」を習慣化することが大切なのではないか。
 
・その結果、「達成率120%」の毎日を継続的に獲得できるのではないか。

という内容でした。


今日も皆様にとってよい一日になりますように。
【本日の名言】
あまりにも多くの人、
多くの要求、多くのなすべきこと。
有能で、忙しく、急いでいる人々。
だが、こんなのは生活ではない。

            アン・モロー・リンドバーグ

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