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私たちは、何に対してお金を貰っているのだろうか

187号2014/11/29更新

■おはようございます。紀藤です。

昨日、フランクリン・コヴィーの本社から
コリー・コーガンさんという、
研修プログラムを開発している方が日本に来ました。

彼女は「生産性」という分野でのプロフェッショナルでもあり、
世界の優良企業で展開されているプログラムを手掛けています。

そんな彼女が、「働き方」について興味深い話をしていましたので、
今日はそのお話についてご共有したいと思います。


■まず始めに、彼女は言いました。

「今は、ナレッジワーカー(知識労働者)の時代です。」

そして、続けます。

そんな時代に、私達が求められていることは何なのか。

給料を払っている会社が、私達従業員に求めているものは何か。

対して、彼女はこう言います。

「pay you to think」

つまり、

【あなたが考えるために、支払っている】
と。

つまり会社は、私達一人一人に「考えること」を期待している、
そう、強調していました。


■確かに、言われてみればそうですが、
「何も考えずにできる仕事」は、
機械が代わりにやってくれる時代になりつつあります。

数字も伝票処理も、ルールに従って計算したり
処理する時間は、以前より減っているでしょう。

では、何が成果をもたらし、生産性を高めるのか。

それは、

【頭を使うこと】

である、と彼女は言います。

ほとんどの仕事は様々なやり方から、
自ら選択をし、組み合せていくもの。
限られた業務時間という枠組みとルールの中で
最適解を見つけ出すことが「成果」につながります。

たとえ、飲食店でキャベツを切り続けるとしても(←新卒の時の私)
そこには、「より早く、効率よく出来る切り方」がありますし、

書類を確認するのが仕事だったとしても、
「もっと無駄を省いて確認する方法」 ひいては、
「そもそもこの仕事を減らすことはできないのか」
と考え、提案することもできるでしょう。

そして、その上手下手により、
「あいつは仕事がデキる」、または 「あいつは要領が悪い」
という評価につながっていくのでしょう。


■「じゃあ、頭を使って仕事をすればいいじゃないか」、
となりますが、そう簡単にはいかないのが難しいところである、
と話は続きます。

なぜならば、現在のビジネスシーンは、

・突然の上司の仕事の依頼
・緊急の顧客対応
・急な会社の変更
・大量のメール、細かい作業

などなど、大量の緊急案件に溢れているからなのです。

「集中して考える」ことよりも、
「来たものを打ち返す」という仕事の方が、
どうしても多くなりがちなのです。
(皆さんも感じているのではないでしょうか)

しかも厄介なことに、
「来たものを打ち返す仕事」は気持ちがよく、
ものすごく仕事をした気分になれる、というオプション付き。

ですが、私たちの仕事を劇的に改善するものは、

「今よりももっといい方法を思いつく瞬間」
「問題の根本を考え、掘り下げる時間」
などであり、

自分が「打ち返す感覚」でやっている仕事の延長線には
「劇的な改善の瞬間」は発生しづらいものです。


■だからこそ、私達「ナレッジワーカー」は

【頭を使うこと】(=脳を活用すること)

を学び、脳を活用することが、
必要であると言わざるをえないのではないでしょうか。

だからこそ、やり方を学ぶ必要があると思います。

そのため彼女が提案した、
「頭を使って仕事をするコツ」には、
次のような5つのポイントがある、と言います。

1、緊急なことよりも、重要なことを選択する
2、平凡に満足せず、より高いレベルを目指す
3、自分にとって、大切なことをする時間を創る
4、PC、iPhoneなどのテクノロジーを武器にする
5、脳を働かせ続けるために、エネルギーを常に充実させる

などなどの「5つの選択」と呼ばれるものです。


■少し長くなってしまいましたが、
このような知識・情報化社会で働く、
私達に必要なことは

・私たちは頭を使って仕事をしている、と認識すること。
・「脳の力を最大限に活用する方法」(=生産性を高める方法)を学ぶこと。  
・日常から意識して、行動に移していくこと

が大切なのでしょう。

「右から左へ物を移す仕事」でなく、
「無から有を生み出す仕事」。

それがたとえ小さい変化だったとしても、
そのような改善の積み重ねで、
私達自身も、そしてその集合体である会社も前進するはずです。

その結果が
「ワークライフバランス」、「時短勤務」
「クリエイティブな発想」
という果実を得ることに繋がるのではないでしょうか。

「pay you to think」
(あなたが考えるために支払っている)

という言葉、忘れずにいたいものです。


■今日のお話は、

・知識労働者の時代では私達の仕事は
 「頭を使うこと」(=脳の力を活用すること)である。
 
・ただ、忙しい世の中では、
 頭を使おうと思っても、降りかかる大量の雑務に追われ、
 なかなか難しいのが現状である。
 
・その中で、「頭を使って仕事をする」ためには、
 「頭を使って仕事をしている人のやり方」を真似して、
 意識して日常の仕事のやり方を取り込んでいかなければならない。
 
・そうすることで、日々の業務に劇的な改善をもたらすヒントが生み出せたり、
 「ワークライフバランス」「生産性」などの結果を得ることができるのではないか。

という内容でした。


今日も皆様にとってよい一日になりますように。
【本日の名言】
1台の機械で、
50人の平凡な人間の仕事を片付けることができる。
しかし、いかなる機械も、
1人の非凡な人間のする仕事をこなすことはできない。

               エルバード・ハバード

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