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「とりあえずテーピングだ!」 は人生では止めておこう

186号2014/11/28更新

■おはようございます。紀藤です。

昨晩は久しぶりの皇居ラン。

お仕事でご一緒させていただいたYさんと、
10キロほど走りました。

Yさん、昨日はありがとうございました!


■ちなみに2人の最近のフルマラソンのタイムは、

Yさん(50歳) ・・・ 3時間43分
紀藤(31歳)  ・・・ 3時間52分

ということで、
走る前は、同じくらいのペースで、
楽しく、おしゃべりでもしながら走ろうかな、
なんて内心思っていました。

が、その期待を大いに裏切られました。

Yさんのペースが、とても速く、
私はついていくのがやっと、という感じでした。

彼は余裕そうなのに、です。


■そんなYさんに、走る目的・目標を聞いてみると、

「52歳で(フルマラソン)3時間以内で走る人がいる。
 そこを目指してやっていきたい」
 
と言われました。

そもそも私と、目指している先、
考えている姿勢が違うわけです。

具体的にいうと、こんなイメージです。

<紀藤>
(考え方)フルマラソンで1回サブ4(4時間以内で走ること)ができた。
 まあ、次も走れたらいいな。
    
<Yさん>
(考え方)サブ4はあくまでに通過点。
 サブ3のために、今の自分に必要なものはなにか。

このように考えていると、
当然ながら行動も変わってきます。

<紀藤>
(行動)とりあえず次回もタイムを下げないために、
テーピングの巻き方を覚えよう。気合を注入しよう。

<Yさん>
(行動)サブ3に耐えられるだけの地力をつけよう。
負担のない走り方を身に付けよう。筋肉量を増やそう。

という感じでしょうか。


■ここで言いたいのが、
タイムが早い遅いがどうこうではなくて、

【何をゴールにしているか】

によって必要な行動が変わってくる、
という事実に注目していただきたいのです。


■私の場合「タイムを下げないこと」が
目標でその先は考えていませんでした。

そうすると、

・テーピングのいい感じの巻き方
・前日の睡眠時間を長めにとる方法、
・高めの栄養ドリンクを飲もう、

という、【どうすればよいか】
という対症療法的な発想が中心になりがちでした。
(もちろん、それも大事です)


■しかし、Yさんの「サブ3を狙う」という
今よりずっと高い目標を狙おうとすると、
自分自身の「地力」をつける必要があります。

いかなるときでもタイムを出せるような
「ランナー」にならなければならない。

そうすると

・呼吸の仕方を変えよう
・心拍数を一定に保つ走り方をしよう
・体重は落とさず、筋肉の絶対量を上げよう。
 (そしてサブ3を狙えるタイムになったら体重を落とそう)

というように、自分自身が継続的に結果を出すために、
【どうなればよいか】を中心に考えることになりました。

その結果、Yさんは、
誰もが見てわかるような
安定した美しい走り方や、筋肉の発達した立派なふくらはぎを身に付け、
素晴らしいスピードで走れるようになりました。

つまり、

【目指すゴールによって、行動と結果が変わる】
わけです。


■そしてこのことは、「走ること」だけでなく、
仕事や、人生にも言えるように思います。

例えば、今のことだけを考えて、

・今期だけ、なんとか目標を達成したい(後のことは考えない) 
・とりあえず一発、ヒット商品を作りたい(とりあえず目先の利益だけ)
・このテストだけ、上手くしのげればいい(身に付ける知識はどうでもよい)

となれば、

・とりあえず流行りのマーケティングを取り込んでみる、とか、
・大幅値引きでとりあえず売りまくれ、とか、

何とかその場をしのぐことを中心に考えます。

しかし

【長期・継続的に成果を出し続けること】

を目標に考えた場合、思考・行動の中心は違ってくるはずです。

・どうなれば売り続けられるか
・どんな習慣が自分には必要なのか
・どんな文化を会社に作ればよいのか

などを考えなければ、成果を継続的に生むことはできないでしょう。


■短期的に成果を出すのであれば
「テクニック」「スキル」「イメージ」などで
乗り切ることはできます。

上手く表面だけ取り繕っても、
しばらくのうちはばれずに、上手くいくと思います。

しかし、長期的に成果を出し続けるのであれば、
「努力」「誠実さ」「良心」など、
根の部分の土台に向き合わざるを得ません。

表面的によく見せても、
本質が変わらなければ、ぼろが出たり、
いずれ周りにもばれてしまうでしょうから。


■「長期継続的に人生で得たい結果を得続ける」
ことについて書かれた「7つの習慣」においても同様に

【根の部分を大切にしましょう】
と言っています。

「人生」という長期的な発想で考えたときに、
「人格(=「努力」「誠実さ」「良心」)」という根っこの部分に向き合うことが、
成果を出し続けるために必要なのではないか、
そんな話を伝えています。

もちろんスキルも大切ではありますが、
人生という長期視点で考えたときに、

「走れるようにとりあえずテーピング」

よりも、

「どんなピンチな状況でも走り切れる自分づくり」

をしたほうが、
より効果的なのではないか思うのです。


■今日のお話は、

・表面的なスキル・テクニックを用いれば、
 とりあえずその場を乗り切ることはできる。
 
・しかし長期継続的に成果を出し続けようとするのであれば、
 「自分自身」を磨かなければいけない。
 
・人生は4半期で終わるものではない。
 継続的に続いていくものである。
 であるならば、スキルも大切だが、それ以上に根の部分を磨く必要があるのではないか。

というお話でした。


今日も皆様にとってよい一日になりますように。
【本日の名言】
私たちは、まず他人の目からは見えることができない、
自分の人格を育てることに力を注ぐ必要があり、
これが大木を支え続ける根の部分にあたる。
根を育てていくにつれて、
次第に実を結ぶ姿を見ることができる。

          スティーブン・R・コヴィー

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