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相手を理解する最強の武器 「感情移入の傾聴」

171号2014/11/07更新

■おはようございます。紀藤です。

本日11月7日は立冬。
暦の上では今日から冬になりました。
季節が過ぎるのは早いものです。
■さて、先日は
「人と協力する上で大切なこと」
というテーマでお伝えいたしました。

・人と協力するためには、「信頼」が必要であり、
・信頼を得るためには、相手を「理解」することである。

というお話でした。

本日も続けたいと思います。


■さて、少し抽象的な話ですが、
「相手を理解する」ためにはどうすればよいのか。

今日はこのテーマについて考えてみたいと思います。

皆さまは「傾聴」という言葉を聞いたことがあると思います。

「傾聴」はコミュニケーションにおいて大切なこと。
何となくそんな感覚はお持ちの方も多いのではないでしょうか。

「傾聴」とは読んで字のごとく
「聴く」ことに「傾ける」ことです。

もっと注意してみてみると
「聴」くという漢字には、
「耳」と「目」と「心」が入っていますので、

【耳と目と心を、(相手に)傾けること】が「傾聴」

であると解釈できます。


■そして、「7つの習慣」の
「第五の習慣 理解してから理解される」
という人間関係の成功について伝えている項目において、

【感情移入の傾聴】

こそが、相手を理解し、信頼を獲得する上で一番早い方法である、
とお伝えしています。

私たちは相手の話を聞いているときに、
<5つのレベル>のいずれかで聞いているといわれます。それは、

・無視する
・聞くふりをする
・選択的に聞く
・注意して聞く
・感情移入の傾聴

という5つのレベル。

ここで注目していただきたいのが、

<私たちは自分の立場や経験を通して、相手の話を聞きがちである>

ということです。

一番下の【感情移入の傾聴】は「相手の立場」に立っていますが、
その上の4つのレベルは「自分の立場」で聞いていることになります。


■例えば「選択的に聞く」というレベルについて
考えてみましょう。

これは、自分の興味・関心をもっているところだけ聞くレベルです。

そうすると本人が意識せずとも、

・頷くのも部分的
・椅子にもたれて聞いている
・視線が別のところにいっている
・違う作業をしている
・いきなり目が冷める

などの行動が表れます。
すると、大体の場合、相手が感じ取り、

「あっ、自分の話は聞かれていないんだな」
「真剣に聞かれていないんだな」
となり、相手はより深い話をしようとはしなくなります。

結果にしか興味がない部長がいて、
部下が真剣に話をしていても、
部長自身の興味がある「結果の部分」しか、聞いていない、
というよくビジネスで起こりうる場面も、
「選択的に聞く」というレベルかもしれません。


■もちろん対応の仕方はケースバイケースで、
全て傾聴をすればいい、というものでもありません。

しかしながら、相手のことを理解し、
信頼を重ねようとするのであれば、

「自分の立場で聞く」< 「相手の立場で聞く」

というスタンスが大切です。

そしてその最も高いレベルが、
【感情移入の傾聴】なのです。

理解しようとして耳と目と心を使い、
相手の言葉、意志、気持ちをすべて聴く。

こんなことができれば、
理解し合えなかったあの人や、この人とも、
距離を近づけられるかもしれません。

ぜひ、【感情移入の傾聴】実践してみて下さい。

本当に効果的です。


■今日のお話は、

・人間関係でうまくいくためには、「信頼」が大切。
 そして信頼を得るためには、相手を理解することが大切。

・相手を理解するためには傾聴が効果的。

・しかしコミュニケーションの場面において、
 私たちは自分の視点から相手の話を聞きがちである。
 これでは真の意味で理解したことにはならない。
 
・相手を理解する最も効果的な手法は、【感情移入の傾聴】。
 理解しようとして耳と目と心を使い、相手の言葉、意志、気持ちをすべて聴くこと。
 
・そうすることで、相手との距離もぐっと近づくはず。

という内容でした。


今日も皆様にとって良い一日になりますように。
【本日の名言】
すべての人の「人生には」独自性があり、
かけがいのないものである。
誰が私たちの独自性を聴いてくれるだろうか。

           スティーブン・R・コヴィー

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