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 知らない世界がある、と知ることから始めよう

123号2014/08/27更新

■おはようございます。紀藤です。

皆さま、「ダイアローグ・イン・ザ・ダーク」という
体感型ワークショップをご存知でしょうか。

真っ暗闇の中で、視覚障碍者がアテンドスタッフとなり、
暗闇の世界を探検し、普段私達が行っている、
ごく当たり前の生活を、体験をするという内容です。

視覚が全くないということが私達にどういう感覚をもたらすのか、
驚きや大きな気付きを通じて、知るプログラムで
以前に、私も参加したことがあるのですが、
とても印象深い経験をしました。

今日はそこから得た気付きを一つ。


■詳細は、ぜひ参加して頂きたいのですが、
私が参加した時は、「山でキャンプをする」という設定でした。

山という設定ですが、当然真っ暗闇。
実際の広さは判りませんが、小さな建物の中に作られています。

そして、8人のチームになり暗闇の山に入ります。

山の中で、橋を渡り、
木に触れ、山小屋でお金を払ってハイボールを飲む。
そしてテントに皆で入って、レクリエーションをする。

かすかな光さえありません。


■チームで動くので、皆で手を握って行動するのですが、

一度手を放すと、
周りがどうなっていて、
自分はどこにいて、
どちらにいけばよいのかも全くわかりません。

そしてものすごく不安になるのです。

視覚障碍者のアテンドスタッフの方が
ものすごく心強く、頼もしいものに感じたこと、
逆にこんなに狭い空間でも何もできないのに、
街の中で生活をする視覚障碍者の方に尊敬の念すら抱いた感覚が、
今でも残っています。

そして、人とのつながりや触れ合いが
いかに私達を安心させてくれるのか・・・
人との繋がりが暗闇の不安を取り払ってくれる唯一のもの、
そんなことを感じさせられた、素晴らしいワークでした。


■そんな体験を終えてから、
視覚障碍者の方用の点字ブロックや、音声案内などが
初めて気になるようになりました。

そもそも、
「視覚がない世界」というものがわからず、
関心もなかったというのが正直なところでした。
(恥ずかしながら・・・)

しかし、体験を通じて、
私の中の「見方」に変化がありました。

だからこそ、
気になるようになったのだと思います。


■その後、知ったのですが、
まだまだ日本の交通は視覚障碍者に易しくないそうです。


例えば、電車のドアに張っている
「車両番号」に関する表示の点字の位置が、
各鉄道会社によって違っているそうです。

ある鉄道会社は、160センチの高さにあり、
ある鉄道会社は、140センチの高さにある。
あるものは、右側に張られていて、
あるものは、左側に張られている。

すると、視覚障碍者の方が、
普段あると思っているところにない、ということになる。
それは、想像以上に大きなハードルになるそうです。

こういったことも、もしかすると
実際にそれがどれくらい大変なのか、
ということを作り手が想像しきれず、
大切さに気が付けなかったのかもしれません。


■ここで私が言いたいことは、
どの鉄道会社がいいとか、悪いとかではなく、

「気付けるか気付けないか」
が、結果に影響するということです。

「7つの習慣」の「第一の習慣 主体性を発揮する」において、
「影響の輪、関心の輪」というモデルが出てきます。

この内容は、
「主体的な人は影響の輪(自分が影響を及ぼすことができる事柄)に集中している」
と伝えており、平たく言えば、
「変えられないことに愚痴を言うより、出来ることをしましょう」
という考え方を伝えています。

と同時に、「影響の輪」(=影響を与えられること)を拡げるには、
「関心の輪」(=興味・関心があること)も拡げていかなければなりません。

私はこのダイアローグ・イン・ザ・ダークの体験を通じて、
新しいパラダイム(見方)が出来るようになりました。

そして、この件だけでなく、
「ただ知らないだけ」のことは
たくさんたくさんあると思うのです。


■今自分が、興味がないことでも、
積極的に世界を知りに行き、学ぶことで、
より思いもよらない気付きがあるはず。

そして、気付くことが、変えられることに繋がり、
結果、世の中をより良くかけるきっかけになるのかもしれない、
改めてそう思います。

変化のための第一歩は、
知らない世界がある、と知ることから。

ぜひ、
「ダイアローグ・イン・ザ・ダーク」、
で小さなパラダイム転換をしてみて下さい。

おすすめです。


■今日のお話は、

・ダイアローグ・イン・ザ・ダークという体験型ワークショップがある。

・それは「見えない世界」を体験するもの。

・自分が実感として知らない世界を体験すると、見方・考え方に影響がある。

・そうすると今まで気付かなかったことに気付けるようになる。

・世の中を変えるためには、まず関心を持つことから。

・であるならば、社会を動かしている私達にとって
 色々な場に足を運び、学び、知ることは重要なことなのではないか。

という内容でした。


今日も皆様にとって良い一日になりますように。
【本日の名言】
死ぬということは
身を切るほどつらいものだが、
それに増して、
生きた実感がないまま
死なねばならないと思うことは
耐えがたい。

            エーリッヒ・フロム

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