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アイデア・仕組みだけでは、人は変わらない

119号2014/08/21更新

■おはようございます。紀藤です。

セミの鳴き声が少しずつ小さくなっている今日この頃。
秋の訪れを感じます。

先日から、9月27日(金)開催の
「 『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』 発刊記念ソリューションセミナー」
のご案内が始まりました。

現在、関わりがある皆さまに
限定してご案内している状態ではありますが、
既にかなりの反響を頂いております。
■さて、お盆明けから様々な企業様にご訪問させて頂いています。
そんな中、先日伺ったとある会社様から興味深いお話を聞きました。
本日はそのお話を共有したいと思います。

その会社は、ある商品のトップメーカー。
国内初、世界初を数えきれないほど作っています。

お客様の声に答え続けよう、
そしてと試行錯誤をし続けた結果、
創業時から全く違うビジネスでシェアを獲得することになりました。


■そして、その勝利の秘訣は、
ある取り組みにあるとのことでした。

それは、

「毎日チームごとに、模造紙で発表をさせる」
というものでした。

簡単に言うと、

「皆で協力する&情報共有をする」
という仕組みですね。

掲げている経営理念も
「皆で手を取り合って共に戦う」という内容で、
一人のスーパーマンを作らず、
皆で強くなろう、という考えを大事にしています。

営業チームであるならば、
今週会ったベストプラクティスを模造紙でまとめ、
それを元にディスカッション。

質問や、追加のアイデアを付け足して、
その週のチームが共有したい
「ベストプラクティス」を完成させる。

そしてそれを、全社員に共有する。

この「仕組み」を文化として根付かせることで、
皆のアイデアを取り入れて、常に進化してきたそうです。

3人寄れば、文殊の知恵ですね。


■「7つの習慣」においても、
人々が最も高い成果を上げるための目的地点は
「第六の習慣 相乗効果を発揮する」としています。

つまり、
お互いが信頼し、協力をし合うこと。
そして一人では生み出せなかったアイデアを考え、実行することです。

私はこの会社様のお話を聞いて、
改めて「相乗効果」の大切さを感じました。


■しかし、話はこれだけでは終わりません。

興味深いことに、
こういった会社様にも悩みがあるとのこと。

それは、

「仕組み」(ハード)があっても、
それを運用する「人の気持ち」(ソフト)がついてこないことがある、
という悩みです。

入社時から、当たり前のようにやっていると、
「何のためにやっているのか」
を意識しなくなってしまい、
仕組みが形骸化しつつあるように感じることがあるそうです。

つまり、良い成果というのは

「仕組み」(ハード)&「人の気持ち」(ソフト)

の2つが揃って始めて機能する、ということです。

素晴らしい考え方・テクニック・ルールという「ハード」だけでなく
それを活用する人の気持ち、
上手く使いたい、何かを得たいという思い、すなわち「ソフト」が
バランスよく揃うことで、力を発揮する、
とその担当者様はしみじみ仰っていました。


■そして、これは私達自身にも同じことが言えると思います。

「必ずお金持ちになれる方法」とか
「必ずダイエットができる方法」など、
魅力的なテクニック・アイデアがあったとしても、
そもそも「本気でやせたい」「お金持ちになりたい」と
思わなければ、本気で取り組むことはないでしょう。

そして、結局やらなければ、
極端な話、テクニックもないのと同じかもしれません。


■人でも組織でも、
「仕組み」と「人の気持ち」の2つが
自転車の両輪のように連動して、
初めて結果に繋がっていくはず。

何事もバランスが大事なのですね。
(私も本やセミナーで仕組みを知ることで満足しないように、
日々精進したいと思います汗)


■今日のお話は、

・創業から、仲間との情報共有を大切にして、
 常にイノベーションを繰り返している会社がある。

・それは模造紙にチームごとのベストプラクティスをまとめ、
 毎週共有するという「仕組み」のためである。

・しかし、悩みとしては「仕組み」の背景にある理由を
 理解していない人が増えつつあるということ。

・「仕組み」はそれを活用する「人の気持ち」があってこそ。

・だからこそ「仕組み」とそれを活用する「人の気持ち」の両方を
 どちらも高めることが大事なのはないか。

という内容でした。


今日も皆様にとって良い一日なりますように。
【本日の名言】
私は、自分の頭はもちろん、
拝借し得る限り、
他人の頭も総動員する。

         ウッドロー・ウィルソン

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